マーケティング_001
マーケティングとは、価値のあるモノやサービスをお客様と交換する一連の活動の事を言います。(正確な定義としては、AMA(アメリカ・マーケティング協会)により「顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を創造・伝達・配達・交換するための活動であり、一連の制度、そしてプロセスである。」とされています。)

マーケティングという言葉は、よく広告やプロモーション活動の同義語のように捉えられがちですが、「一連の制度、プロセス」とあるように実際にはもっと広い概念になっています。

ただ、広い概念と言われても、よく分かりませんよね。そこで、敢えて平たく言えば、「モノやサービスを売るための仕組み全般」がマーケティングです。

「モノやサービスを売るための仕組み」と考えると、広告やプロモ―ションがマーケティングの一部を構成していると理解していただけると思います。

しかし、「モノやサービスを売るための仕組み」なのですから、広告やプロモーションだけでは不足していますよね?

例えば、「どのようなモノやサービスを作るか?」という視点。「価格はいくらにするか?」という視点、「どういった流通経路を用いて顧客にモノやサービスを届けるか?」といった視点も必要ですよね?

この4つの視点で考えましょうというのが有名な4P(マーケティング・ミックス)と呼ばれる考え方です。

また、マーケティングを展開する際にどのような考え方をするかも重要です。「いいものを作れば売れる」とか、「売る努力をすれば売れる」といったどこかで聞いた考え方もこのマーケティングを考えていく中に含まれています。(こういった考え方をマーケティング・コンセプトと総称します。)
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