企業会計原則_001
企業会計原則とは、すべての企業が会計処理を行う際にこれに従わなければならないとされている基準のことを言います。いわば、企業会計の憲法といったものです。

企業会計が長年にわたって行われていく中で、いろいろな慣習が生まれました。その中から、一般に公正妥当と認められたものを要約したものです。(複式簿記の考え方自体は1494年にイタリア人数学者のルカ・パチョーリによって紹介されています。その頃、日本では室町時代でした。会計の歴史は長いのですね。)

ここで、「一般に公正妥当と認められたもの」という所に注意してください。これは、誰かが「これからはこうする!」と決めたようなものではなく、慣習の中からみんなが公正で妥当と認めていったものであるという事ですね。

企業会計原則は一般原則、損益計算書原則、貸借対照表原則、および注解からなっています。

企業会計原則、一般原則

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