
ブルーチップとは、株式市場で取引されている優良株の事です。主に、アメリカの市場で取引されている優良株を特にブルーチップと呼ぶことが多いです。
もっとも、何を持って優良株とするかは、意見の分かれるところだと思われまが、一般的には、長期間にわたって配当の支払い実績があり、経営面が優れていて、製品やサービスが高い評価を受けているような企業の株式の事を指します。
いわゆる、優良企業のイメージが当てはまると思います。
(経営マンガの中の人は、儲かればどんな株でも優良株で、損するならばそんな株でも悪い株という身も蓋もない意見を聞いたことがありますが、それは別の話です。)
但し、このブルーチップは別にダウ工業株30種平均に採用されていなければならないとか、S&P500に採用されていなければならないといった条件は一切なく、一般的に優良企業だと思われている会社の株式を、みんながなんとなく「ブルーチップ」と呼んでいるのです。
例えば、日本の企業の中でも「名門」とか「老舗」といった呼ばれ方をする企業があると思います。
しかし、そのような企業も、別に具体的な条件があって「名門企業」とか「老舗企業」といった風に呼ばれているわけではないですよね。(別に創業50年以上で資本金が1億円以上の企業を「名門企業」と呼ぶなんて決まっていませんよね?)
このように、少しあいまいな用語なのです。
ただ、このまんがで言っているように、そういう風に言われたらなんとなく納得してしまうといった感じです。
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