エンプロイアビリティとは直訳すれば「雇用されうる能力」となります。これは現在雇用されている企業で雇用され続ける能力や、転職市場での評価を決める市場価値の事も示します。
このエンプロイアビリティを身に着けた人材ならば、企業に残って勤め続けることも、転職を行う事も比較的容易であるされています。
そしてこの、雇用されうる能力とは、○○士といった資格を持っているといった技能や知識だけではなく、個人の考え方や価値観も含めたものです。
例えば、組織に対して積極的に貢献する姿勢であったり、新しい環境に素早く適応できるといった総合力も問われているのです。
このエンプロイアビリティが高い従業員は企業側からは重宝されます。雇用されうる能力が高い従業員ですから、定義的にも当たり前の事ですが、異動を行っても、新しい組織に素早く適応してくれる人材は重宝しますよね。
企業側としては、「一生涯の雇用は保証できないので、他の企業でも通用するような能力開発の機会を提供します。(だから辞めないでね。)また、自分自身でも自己啓発として能力を高めてください。(研修費用は以前ほどはかけられないけど優秀な人材になってね。)」といった感じの本音があるのです。
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