パブリシティとは、マス媒体(テレビやラジオなど)に新製品の情報などを提供して、報道してもらうように働きかけることを言います。publicityと表記されます。
このパブリシティは、広告と似たような形で消費者に伝わりますが、広告とは別のものとなります。
広告は通常、企業側がお金を出して掲載してもらうため、情報をコントロールすることができます。言い換えると、自分に都合のいい情報のみを流すことが可能です。そして、その事から一般的には消費者の信頼性はそれほど高くないとされています。
しかし、パブリシティは、企業側はお金を出しません。そのため、最終的な情報のコントロールはできませんが、消費者の信頼性は高くなります。
明らかにお金をもらって、ある商品を宣伝している人の言う事(広告のイメージです)と、お金はもらっていないけど、ニュースとしてある商品について言っている人の言う事(パブリシティのイメージです)では、後者の方が信頼できそうですよね。
このようにパブリシティはお金もかからないし、消費者の信頼性も高いという事で、非常に有利な広報手段です。うまく取り上げてもらえればとてもうれしいですよね。
そして、マス媒体に取り上げてもらうためには、知ってもらう事が大切であるとして、ニュース的な価値がありそうな情報を、プレスリリースとして積極的にマス媒体に公開するといった事が行われています。
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