
準固定費とは、一定の範囲では操業度に比例して増加しませんが、ある水準を超えると一気に変動する費用のことを言います。
純粋な変動費ならば、操業度がゼロになれば発生額もゼロとなり、その後は操業度の増加に比例して増加していきます。
また、純粋な固定費ならば、操業度がどのような水準であっても固定的に発生します。
この準固定費はこのような変動費と固定費の性質を併せ持っているイメージの費用になります。

上の図のように、平らな部分があって、その後一気に費用が増え、また平らな部分となるような階段状に費用が増えていくイメージです。
この準固定費の例としては、まんがで言っているように、人件費があげられます。
例えば、あるスーパーでは夜の時間帯にはレジを3台使って営業していました(3人で稼働)。しかし、このところお客様が多数訪れるようになり、レジを4台に増やさなければ対応しきれなくなってしまいました(4人で稼働)。
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