エンゲル係数
エンゲル係数とは、ドイツの社会学者家計エルンスト・エンゲルが提唱した指数で、家計の支出の中でどれだけの割合の飲食関係費用が占めるかを算定した比率の事を言います。

これは
エンゲル係数=飲食関係費÷消費支出×100%
で求めます。

例えば、非常に裕福な人を想像してみてください。プライベートジェットを所有して、複数の別荘を維持しているような感じの人々です。

そのような人がどれだけ美食家であったとしても、支出全体の中で占める飲食関係の費用の比率は低くなりそうですよね?

逆に、つつましやかな生活を送っている人を想像してください。このような人は食費も可能な限り節約していくと考えられます。

しかし、食費を削るには限度がありますのでどうしても、最初の非常に裕福な人と比較するとこのエンゲル係数は高くなります。

そして、このような考え方から、【エンゲル係数が高い】→【相対的に生活水準が低い】という風に言われています。(例えば消費支出のうち80%が食費だったら非常に生活は苦しそうですよね?)

もっとも、このまんがのように食費を極端に削れば見かけのエンゲル係数は低くなりますが、その様なことはあまり考えても仕方ないですね。 
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