インフレとはインフレーション(inflation)の略で、全体的な物価水準が継続的に上昇していく現象の事を指します。
でも、モノの値段が継続的に上昇するとはどんなことでしょう?なぜ、100円だったモノがある日110円になってしまうのでしょうか?その要因を幾つか挙げてみたいと思います。
例えば、景気が良くなってみんなが色々なモノを自分のために購入したいと考えたとします。その場合、需要が増えますよね。でも、供給はそんなにすぐには増やすことができません。
その結果、需要が供給を上回るのでモノの値段が上がります。(デマンド・プル・インフレ:需要の増加が牽引するインフレです。)
その結果、需要が供給を上回るのでモノの値段が上がります。(デマンド・プル・インフレ:需要の増加が牽引するインフレです。)
また、原材料が高騰することによってモノの値段が上がる場合もあります。少し前に原油価格の高騰によって色々なモノの値段が上がったことがありましたよね。このような場合は、原材料が高騰してしまうため(コストが上がるため)物価が上がっていきます。(コスト・プッシュ・インフレ:コストの増加が後押しするインフレです。)
このほかにも、中央銀行が通貨の発行量を増やすことによってインフレが発生することがあります。こちらは上の二つのインフレとは異なり、通貨が増えることによって、通貨の相対的な価値がほかの財と比べて下がる事によって発生します。
いずれにしても、インフレが起こるという事は、例えば100円で買えたものが110円出さないと買えなくなるわけですから、物価が上がるという現象を逆からとらえれば、お金の価値が下がるという事ができます。
このインフレの反対の言葉としてはデフレというものがあります。こちらは継続的に物価が下がる現象の事です。
また、通常は好景気と同時に起こるインフレが不景気と同時に発生した場合をスタグフレーションと言います。
このまんがでは、敵キャラがどんどん強くなる(強さがインフレしていく)という少年マンガ王道の現象を書いています。
この使われ方の場合、インフレの継続的に物価が上がるという側面を捉えて敵の強さがインフレすると言っているのですね。
別に主人公がどんどん弱くなっているわけではないので、通貨の価値が下がっていくという側面は表現されていません。
関連用語
インフレリスク
この使われ方の場合、インフレの継続的に物価が上がるという側面を捉えて敵の強さがインフレすると言っているのですね。
別に主人公がどんどん弱くなっているわけではないので、通貨の価値が下がっていくという側面は表現されていません。
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