カットケース陳列とは、商品の輸送に使われた梱包をそのまま什器として用いる方法です。通常、商品は段ボールなどに入れられてお店に届けられます。その段ボールをそのまま陳列用の什器にするといった発想です。
梱包用のケースをカットして陳列に使うから「カットケース陳列」というわけです。
このカットケース陳列を行えば、ワザワザ梱包された状態から什器に並べ替える手間がかかりません。そのうえ、箱をドンと置くので大量に陳列する事も可能です。
お店はこのような陳列方法を採ることによって、ボリュームある陳列を可能としますし、安さや新鮮さを訴求することが可能となるのです。
例えば、お店などでペットボトル入りのジュースが、段ボールに入れられたまま値札のPOPをつけられて大量に並んでいるのを見たことがあると思います。
このように大量に並んでいると、安いような気がしますよね?こういった陳列方法がカットケース陳列なのです。
但し、カットケース陳列もいい事ばかりではありません。簡単に陳列でき、安さを訴求できるなどのメリットの裏返しとして、安売り店のイメージがついてしまう、空箱の処理が大変である、値札がつけにくいといったデメリットもあります。
このまんがでは、大量にもらった新製品を陳列するためにカットケース陳列を行っています。どうやら、大量にありすぎて陳列が大変だったため、箱のまま並べてしまったようです。めんどくさいといった理由はあんまりよくないですよね。
もちろん実際のお店では、安さを訴求できるなどのメリットを考えてカットケース陳列は行われています。
もちろん実際のお店では、安さを訴求できるなどのメリットを考えてカットケース陳列は行われています。
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