ジャンブル陳列_001
ジャンブル陳列とは投げ込み陳列とも呼ばれ、カゴやワゴンに商品を投げ込んでみせる陳列方法です。この陳列方法を採ると、衝動買いを誘発しやすいと言われており、特売品や見切り品の陳列に適していると言われています。

■無造作に投げ込んだように見せるジャンブル陳列

みなさんもカゴやワゴンに無造作に商品が投げ込まれている光景を見たことがあるかと思います。

これは、安さや何気なさを演出することを目的とした陳列方法なのです。また、お店側の立場では、しっかりと並べる必要がないので、陳列が簡単にできるといったメリットもあります。

こういった手間がかからない、安さを訴求できるといったメリットの裏返しとして、処分品みたく見えて、品質の訴求がしにくい(安物のイメージになってしまう)、商品が傷つきやすいといったデメリットもあります。

■ついで買いや衝動買いも誘発できます

このジャンブル陳列(投げ込み陳列)は安くしている感を訴求できる陳列方法ですから、ついで買いや衝動がいも誘発できます。

みなさんもつい、かごとかワゴンに安売り品が無造作に投げ込まれていると、掘り出し物があるのではないかと感じませんか?筆者も先日、ウニふりかけを買っちゃいました(4割引になっていましたが、冷静に考えるとそれでも高かったです)

このようについで買いなどを誘発できる、結構優れた陳列方法だったりするのです。

お店ではこういったメリットとデメリットを天秤にかけて、陳列方法を決めているのです。小売業のお店っていろいろ考えられているんですね。

■まんがとジャンブル陳列

このまんがでは、残ってしまったアメやガムをジャンブル陳列しています。そうしたら、特売感や安さ感につられてお客さんがゾロゾロと集まってきています。

そして、最終コマでは手間がかからない割には、安さを訴求できてそれなりに売れているように書いてみました。

カゴなどに無造作に投げ込むだけですから、楽チンで良い方法だったりするのですね。

■ジャンブル陳列(投げ込み陳列)の活用例と注意点

たとえば、コンビニのレジ横に置かれているお菓子や雑貨、スーパーのワゴンに無造作に並べられた特売商品などは、典型的なジャンブル陳列です。お客さまの「ついで買い」を誘発しやすく、客単価アップにもつながります。

賞味期限が近いなど訳アリの特売品が並んでいますが、その訳あり割引感が顧客からすると楽しかったりします。

ただし、あまりに雑然としすぎると、お店のイメージが悪くなる恐れもあります。特に高価格帯の商品や品質やイメージが重要な商品にこのような売り方を適用すると、印象が悪くなるなど陳列方法として向いていないため、使いどころを見極めることが重要です。

また、ジャンブル陳列は季節商品や在庫処分品にも効果的ですので、陳腐化の兆候が見えたらドンドン投げ込んで処分してしまいましょう。

ただし、ちゃんと定期的に中身を入れ替えるなどのメンテナンスも必要です。商品パッケージが傷んだりすると売れ残り感が強くなってきて、お客様の購買意欲を下げてしまうリスクもあります。

■ジャンブル陳列に関するよくある質問(FAQ)

Q. ジャンブル陳列はどんな商品に向いていますか?
A. 主に低価格帯の商品や特売品、見切り品に向いています。価格訴求が重要な商品に最適です。

Q. 逆に、ジャンブル陳列に向かない商品は?
A. ブランドイメージが大切な商品、高価格帯の商品などは不向きです。品質や価値が伝わりにくくなるためです。

Q. どこに設置すると効果的ですか?
A. お店の入口やレジ前など、人通りが多く目に入りやすい場所に置くと、ついで買いを促しやすくなります。