
共同店舗とは、複数のお店が共同で建物をたて、商業集積としての機能を持たせる方法です。この共同店舗はあたかも一つの大きなお店に見えるように、協力して作り上げていきます。
ショッピングセンターはその場所に行くだけで必要なものがすべてそろうといったワンストップショッピング機能があります。そういった機能を複数の小売店が集まって提供しようとするのがこの共同店舗の考え方です。
例えば、八百屋さんと魚屋さんと肉屋さんが協力して生鮮三品の品ぞろえをした建物を建てたとします。こういった共同店舗は各お店が単独でやっているよりも多くのお客様を呼ぶことができるようになります。
八百屋さんに行って、そのあと肉屋さんによって、魚屋さんにもよると言う風にあちこち歩き回るよりも、一か所で済んだ方が便利ですよね。このように、共同店舗は顧客の利便性を高めることによって小売吸引力を高めようとするアプローチです。
この生鮮三品が中心となった品揃えの共同店舗より規模が大きいタイプとしては、総合的商業集積型の共同店舗があります。こちらは食品スーパーや。衣料品スーパー等を核店舗として、様々な専門店を入れていきます。こちらはショッピングセンターのイメージに近いと考えられますが、販売している商品は買回品より最寄品の方が多くなる傾向があると言われています。
このまんがではお汁粉の専門店とラーメン屋さんが共同で共同店舗を作ったと言っています。しかし、どうやらおかしな方向に行ってしまったようです。
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