価格のシグナル効果_001
価格のシグナル効果とは消費者が製品の品質が判断できない時に、価格を品質の判断の根拠に使う事を言います。簡単に言うと、高いものは品質が良く安いものは品質が悪いと判断する事です。

例えば、あなたが羽毛布団を買いたいと思ったとします。しかし、普通の人は羽毛布団の品質など判断できないと思います。その時に、1万円の羽毛布団と10万円の羽毛布団があったとしたら、10万円の方が良い品質であると判断すると思います。

このように考える消費者の心理を価格のシグナル効果と言います。

このまんがのように、よく分からない商品については高ければ良いものだし、安いという事はそれほど良いものではないと判断しがちです。

■価格のシグナル効果の限界

高い価格は良いものであるとみなされやすいと言った心理効果は繰り返し指摘され続けています。もちろん、ブランド品のバッグなどは原材料も製造工程も品質に気を使って製造されています。

しかし、ブランドロゴがついていなければ今の価格を維持するのは難しいかも知れません。その意味でブランドの名前にお金を払っている部分もあるのです。

しかし、いくらこういった効果が実際にあるとしても、限度があります。あまりに品質と価格が食い違っていると、購入した消費者が不満に感じる可能性もあります。

また、レビューサイトなどの口コミサービスも広く普及しているので「高価なものは品質が高い」という思い込みだけでなく、実際の品質レビューを読むことができる機会も増えています。

そのため、意図的に価格を高めにつけるという価格政策が、実際の品質の裏付けなく行われていると信頼を失ってしまう危険性があるのです。

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