外部金融とは、企業が必要とする資金を自社の外部から調達する方法を言います。簡単に言うと、他人のお金を使うという事です。
この外部金融の例で一番すぐに思い浮かぶのは借金だと思います。銀行や友人からお金を借りてくれば現金が増えます。これだけではなく、一言でお金を調達してくると言ってもいくつかの類型を考えることができます。
この外部金融はさらに3つに分けられると言われています。
例えば、払わなきゃならない支払いを少し待ってもらう。それも広い意味ではお金を借りている事に当たりますよね。
商売の世界では「掛け取引」といった事があります。これは、例えばいつも取引している相手がいるとします。そして、毎回現金のやり取りをするとめんどうですよね。そこで相手を信用して一定の期日に締めを行ってお金を回収するといった取引です。
イメージとしては「つけ」といった取引です。
間接金融とは銀行などの金融機関からお金を借りることを言います。
なんで「間接」と言うかというと、銀行など金融機関は皆さんのお金を集めて運用しています。そのため、企業が銀行からお金を借りるという事は、間接的に皆さんのお金を使うという事になるからです。
例えばあなたが銀行に預けた1万円が、銀行を経由してどこかの会社に貸されたのならば、それは間接金融です。
直接金融とは皆さんから直接お金を調達する事を言います。
例えばあなたが1万円を直接、どこかの会社に貸したならばそれは直接金融であるという事ができます。身近にある例では、株式や債券に投資することがこの直接金融にあたります。
これらの事を一言でいうと、「自分のお金ではなく、ほかの人のお金を調達してくる方法」が外部金融となります。
このまんがでは手持ちのお金がないと言っています。でも、最終コマで女の先生がお金を貸すと言ってくれています。ここで、お金を借りれば外部からお金を調達したことになりますので、外部金融となります。
そういえば、この先生は ROEの記事の時にはお金を取り立てていましたね。
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