ミドルマネジメント_001
ミドルマネジメントとは企業における中堅幹部層の事を言います。簡単に言うと部長さんや課長さんのようなイメージとなります。いわゆる中間管理職というやつですね。

このミドルマネジメントはトップマネジメント層から一定の権限を付与されており、トップマネジメント層が示した経営理念をロワーマネジメントにわかりやすい具体的な形に直したうえで伝達する事や、戦略を具体的な業務に落とし込みます。いわゆる管理的意思決定を行うと言われています。

また逆に、ロワーマネジメントからの情報をトップマネジメントに対して伝達するといったことも大切な役割です。

このように、ミドルマネジメント層は組織の要となって組織の情報伝達やコミュニケーションを促進する重要な役割を担っているのです。

このまんがではミドルマネジメントの役割を担っている料理人さんが、トップマネジメントである先生が言っていた「健康になれるメニュー」というビジョンを具体的な「野菜を使ったメニュー」という形に変換してロワーマネジメント層である男子生徒に伝えています。

■ミドルマネジメントの課題

会社のミドルマネジメントの方は、常に板挟みになるという課題を抱えます。トップマネジメントは全社を見た課題から戦略を提唱して下におろしてきます。

他方で、ロワーマネジメントは現場の課題感を上に上げてきます。

その結果、ミドルマネジメントは上から降りてくる戦略と下からの突き上げに挟まれるのです。そして、その板挟みの中で双方の期待を調整しつつ、成果を求められるというとても難易度の高い働き方が求められるのです。

その意味で、トップマネジメント層には「現場はこう考えていますよ。」と伝達し、ロワーマネジメント層には「上の方針が日々の努力でどのように達成できるか」を伝達する必要があるのです。

例えば、現場からは「人員不足で納期の達成が難しい」という要望を上にあげていき、上からの「納期必達、コスト削減」といった内容を下におろしていくといった形になります。

そうすると、容易に予想がつくのですが、完全にミドルマネジメントは板挟みになってしまうのですね。

■ミドルマネジメントに求められるスキル

このように、会社組織の真ん中で板挟みになる宿命があるため、様々なスキルが必要となります。まずは、聴く力に代表されるコミュニケーション能力が重要となります。

上の言葉を伝書鳩のように現場に伝えるのではなく、しっかりと現場が日々の仕事の指針とできるような形に翻訳することが求められます。

また逆に、現場の情報を上にある程度取捨選択して細かいデータではなく、情報として整理して伝えることが求められます。

また、問題解決力も重要となてきます。現場で生じた問題を、保有している権限の中でバランスよく解決することが求められるのです。