サイクルタイム_001
サイクルタイムとは生産ラインに材料等を投入する時間間隔のことを言います。簡単にイメージするならば、生産ラインで動いているベルトコンベアの移動速度です。

通常は製品が算出される時間間隔に等しくなります。このことは言い換えると5分おきに材料等を投入した場合、5分おきに製品が完成するイメージとなります。ただし、製品一ケあたりに何分生産にかかるかは別の話となります。

このサイクルタイムを求めるための算式は以下の通りになります。

サイクルタイム(式)

例えば、一日70ケ生産しなければならないとして、8時間稼働で段取り替え等で1時間はラインが停止しているとします。そうすると7時間×60分=420分となります。

その場合次の式になります。
サイクルタイム(計算例)
計算の結果サイクルタイム=6分/ケとなります。

このまんがでは工程への投入間隔を確認しています。どうやら男子生徒は今回説明する式を知らなかったようで、困った顔をしています。

先生は上の式を適用して考えたらしく即座に答えています。さすがは先生ですね。
 
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