
QC(quality control)とはお客様の要求に合うように製品の品質を経済的に、一定水準に維持する方法の体系のことを言います。簡単に言い換えると、いわゆる品質管理の事をいいます。
この品質管理活動を個人で行わずに集団で行う場合、QCサークルと呼ばれます。また、全社的に行う場合にはTQM(total quality control)と呼ばれます。
品質の悪い商品やサービスを購入してしまった場合を考えてみてください。例えば、せっかく買ったカメラの電池がすぐに切れてしまうといった不良があった場合、とてもがっかりしてその会社の製品に不信感を持ちますよね。
また、製造を行う際にある部門の品質がほかの部門と比較して悪いとします。その場合その部門の成果物は厳密にチェックを行う必要があります。そしてその部門の成果物を作り直す必要も生じます。
さらに、その部門の成果物を次工程に投入する場合には、必要以上に在庫として持つ必要が生じます。品質が悪い部門で不良品を出しても製造ラインが止まることがないようにするためです。
なんだか、品質が悪いという事をカバーするためには、すごくコストがかかりそうな感じがしますよね。
そして、このような不具合を防ぐためにもQC(品質管理)は大切なのです。
このまんがでは品質を向上するために、包丁の使い方の研修を行っています。最終コマではどうやら調子に乗って包丁を振り回していますが、このような危険な行為は品質以前に絶対にダメですよね。
事業を営むのに必要な情報姉妹サイトとして開業や創業、事業経営に大切な情報をコンサル目線でまとめてみました。