ダブルビン方式_001
ダブルビン方式(複棚法)とはその名の通り、二つの入れ物(棚とか容器)を用意し、そのうち一方の入れ物から使い始め、片方の入れ物が空になったら補充するとい在庫管理方法です。
 
定量発注方式の簡易版といった考え方です。簡易発注方式という考え方になります。

下の図のように無くなったら発注し交互に使うイメージになります。
2ビン
このダブルビン方式(複棚法)が適している物品は、ABC分析の結果重要でないとされたCランクの物品や、単価が安いものであると言われています。

このダブルビン方式(複棚法)は一目で在庫の量が分かるので、在庫台帳を整備しなくても運用できます。その結果作業量を減らすことができます。

但し、物品の量はどうしても多くなります。そして多くなった物品を置いておく場所を確保しなければならないといった欠点もあります。

重要でない物品に手間暇をかけていてはコストばかりかかってしまうため、このようなダブルビン方式(複棚法)を採るのです。

このまんがでは、最初は割りばしの数量を管理しようとしています。しかし、あまり重要でない物品である割りばしの管理に手間暇をかけていたらほかにやることができなくなってしまいます。

そのため、最終的にはダブルビン方式(複棚法)を採用する事にしたようです。

在庫管理はメリハリが大切ですね。  
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