定量発注方式とは、在庫量があらかじめ定められた水準(発注点在庫)を下回った段階で、定められた一定の量を発注する方式です。
この定量発注方式が適している物品は、ABC分析の結果比較的重要でないとされたBランクの物品や、需要の変動が少ないものであると言われています。
在庫量に着目して発注をかけるため、発注時期は不定期となります。しかし、発注量はあらかじめ定めておいた一定の量を発注しますので、運用が簡単となります。
情報システムを用いて在庫管理を行えば自動発注を行うことも可能となります。そして、この時の発注量には一般的にEOQ(Economic Order Quantity)を用います。
このように、あまり重要でない物品に際限なく手間暇をかけていてはコストばかりかかってしまうため、このような定量発注方式を採る事があります。
このまんがでは発注処理が大変でめんどくさいといっており、自動発注をしたいと言っています。自動発注の方式として定量発注方式を考えているようです。
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