S字カーブ理論とは技術の進歩の過程を横軸に投入した資源(時間や費用)、縦軸に成果を取ったグラフを書いた場合にちょうどS字のようになることから名付けられた理論です。
これは以下の3つの状況を仮定して考えられています。
1.新しい技術の登場
研究開発に資源を投入してもなかなか成果が出ない段階です。
2.発展期
資源を投入すればするほど、技術向上の幅が大きくなる段階です。
3.成熟期
技術が成熟し、資源を投入してもそれほど成果が得られなくなる段階です。資源の投入に対し、成果は逓減していきます。
このまんがではS字カーブ理論を練習の量と成果に置き換えて説明しています。楽器は最初はなかなかうまくなりませんが諦めずに頑張って練習をすればどこかでコツをつかみます。
コツをつかんだ段階で急激に練習の成果が上がり、練習すればするほどうまくなる段階がやってきます。
その後、ある程度うまくなると練習をしてもそれ以上なかなかうまくならなくなる段階がやってきます。
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技術革新の非連続性
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