この買回品は消費者が価格や品質を比較していくつかのお店を見て回ったりしながら購入するものです。まさに消費者が「買いまわる」というのがこの買回品のイメージです。
価格は、最寄品に比べて比較的高く、購買頻度は比較的低くなります。
具体的には、家具や家電、衣料品などが該当します。
1.行動
複数のお店を回り、機能やデザインなどを比較検討する。
2.購買頻度
比較的購買頻度は低い。
3.価格帯
比較的高い価格帯。
買回品についてまとめると以下のようになります。
1.行動
複数のお店を回り、機能やデザインなどを比較検討する。
2.購買頻度
比較的購買頻度は低い。
3.価格帯
比較的高い価格帯。
4.商圏
比較的広域にわたり、近隣の消費者だけでなく多少遠方から購入のために訪れます。
このまんがでは、コンポを素材に買回品の説明を行っています。3コマ目で言われている通り、それを買うためにほうぼうを買いまわるといった事が買回品の特徴となっています。
- 買回品を取り扱う場合は
この最寄品、買回品、専門品という分類は相対的なモノですが、買回品を自社が扱っている場合は、消費者がしっかりと比較して購買することができる売り場づくりが重要となります。
このまんがの例のコンポの場合、家電の販売店となるので次のような点に気を配った販売が重要となります。
まず、しっかりとテーマ性をもって訴求します。例えば新年度ならば、新社会人や学生さんが利用することが想定されてますので、利用シーンを思い浮かべることができるように訴求することが重要です。
また、店舗の従業員によるしっかりとした接客販売(人的販売)も行う必要があり、消費者の質問に答えられるだけの商品知識のある従業員の配置が重要となります。
このほかには、お店の雰囲気(気持ちよく店舗でお買い物していただけるように、照明や音楽など)に気を配るといった点にも注意が必要です。
また、服飾系の商品を取り扱うならば、陳列も展示陳列を検討する必要があります。
・在庫管理について
在庫管理については、シビアに管理する必要が出てきます。特に流行が強く表れる商品の場合は、定期発注方式などを用いて重点管理をしていかないと、陳腐化してしまい商品ロスが発生しますので注意が必要です。
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