OJT_001
OJT(on the job training)とは、仕事の場面で、『計画的』『継続的』『意識的』に指導し、知識、技術、技能を身に着けさせることを言います。

よくある誤解として、新人を仕事の場に配属し、先輩や直属の上長が場当たり的に仕事を教える事をOJTと考えることがあります。

しかし、これでは『計画的』『継続的』『意識的』に指導していませんし、指導する人の能力や指導にかける意欲などによって効果のばらつきが大きくなってしまいます。

その意味で、計画なきOJTは育成ではなく単なる選抜や放置と同義語だったりします。そんな人材育成を受けた記憶がありませんか?そんなことからはなるべく脱却したいものですね。

今回のまんがでは新入生を1コマ目でOJTで育成すると宣言しています。それをうけて、2コマ目でまず新入生の現在の力量を見積もっています。

そのうえで、3コマ目で現状を認識し一定期間後に達成したいレベル感を決めて、具体的な育成計画を作成していっています。

最終コマでは、『計画的』『継続的』『意識的』に行った指導の効果が表れてレベルアップしています。こころなしか新入生が大きくなった気がしますね。

■OJTを成功させるためのポイント

OJTは計画的、継続的、意識的が重要ですと示しましたが、ここが抜け落ちているOJTが横行しています。

そうならないようにするためには、相手の習熟度合いを確認しつつ教えることが重要です。

例えば、楽器の練習では計画に従って徐々に難しい曲に取り組むと考えられますが、これは習熟度合いを確認しながら進んでいくことが重要です。

仕事でも、目的を明らかにして、何を経験してもらうかを計画して実施することが重要です。そして、計画に従って業務を経験してもらい、習熟度を定期的に測定していくことが重要になってきます。

その意味で、計画には習熟度のチェックも入れておくことが重要になってきます。よく学校などで定期的にテストを行うのも合理的な考え方なのですね。(不合格だとちゃんと補習をやってくれるような学校だと更に合理的です)

また、指導者側に立つ人と信頼関係を構築することも重要になります。安心して簡単なことでも質問できるような雰囲気を作ることも指導者側のしごとのうちです。

そのため、一昔前によく聞いたような「一回教えたら覚えてくださいね。何度も聞かないでくださいね」みたいな指導スタイルは良くない指導スタイルになります。

あくまでOJTは仕事を教えるためのプロセスではなく、人を育てるためのプロセスになるので、わからなかったら何度でも気軽に聞くことができるのが重要だったりするのです。

関連用語
理解を深めるストーリー:意識が高くてもちゃんとした計画が無ければそのOJTは単なる名ばかりOJTです。
Off-JT
自己啓発 
インターンシップ