まんがで気軽に経済用語

「知らないから動けない」をなくしたい。 中小企業診断士が、現場視点で経営用語をまんがでわかりやすく解説しています。 読むことで、生産性が上がり、心に余裕が生まれ、社会全体がちょっと良くなる。そんな循環を目指しています。

2013年10月

経営
2013年10月31日

インクリメンタルイノベーション | 少しずつですが確かに変わっているのです

インクリメンタルイノベーション
インクリメンタルイノベーションとは、イノベーションの度合いを新規性・革新性で分類した際に、既存の技術を元にして比較的少しずつ進むようなイノベーションのことを言います。英語ではincremental innovationと表記します。

既存技術をベースとしているわけですから、イメージとしてはマイナーチェンジを繰り返すというものになります。

例えば、自動車という乗り物の改良のイメージとなります。確かに、いくつかの革新的な技術は生み出されていますが、基本的には4つのタイヤでエンジンの力を使って進むというものの延長線上に技術があります。

現在の快適で安全な自動車は、メーカーの際限のない改良の努力を通じて作り上げられたものであると言えますが、基本線は今も昔も変わっていません。

これに対して、ラディカルイノベーションという言葉もあるのですが、こちらは馬車から自動車になるといったイメージです。

コチラは内燃機関という技術革新を成し遂げ、動力が馬からエンジンに代わっています。そして、馬からエンジンへと動力が変わった結果、乗り物の動力としての主役はエンジンに取って代わられました。

■インクリメンタルイノベーションの強みと限界

イクリメンタルイノベーションの基礎は既存の資源となります。今持っている技術を活かして改良して言って徐々に良い良いものを作っていくという漸進的な動きになります。(故にイノベーション(革新)って本当に言えるのかな?と思えますが。)

そのため、実現の可能性は高く、失敗のリスクも低めになります。スマホなども徐々に機能が追加され、使いやすくなって行っていますよね。イクリメンタルイノベーションはこの種のイノベーションのことを指します。

また、市場の声を聞きながら製品開発に対応することができるため、市場対応力にもとても優れています。既存顧客がそのままフィードバックをくれる人たちだと考えればこれは納得行くと思います。

しかし、上で述べたような馬車から自動車への急激な革新には対応することは難しくなるという限界もあります。市場の意見を沢山聞いて極めて洗練されていた日本の携帯電話(今日ではガラケーと言う呼称すら過去の遺物かも知れませんが)はスマートフォンが上陸した後、一気に駆逐されてしまいました。(こういったのをイノベーションのジレンマといいます)

そのため、企業はインクリメンタルイノベーションを持続しつつ、ラディカルイノベーションの種を探し続ける必要があるのです。

そして、仮にその種が育つと既存事業の代替品になるとしても、有望な技術であるならば乗り遅れないように投資をしていくことが重要なのです。

関連用語
経営
2013年10月31日

ラディカルイノベーション | 世界が変わるようなイノベーションを見てみたいですね

ラディカルイノベーション
ラディカルイノベーションとは、イノベーションの度合いを新規性・革新性で分類した際に、非常に革新的な従来の技術と連続性を持たないようなイノベーションの事を指します。英語表記ではradical innovationとなります。

さて、イノベーション自体が、革新という意味合いの言葉ですが、そこに根本的なといった意味のラディカルという言葉がついているので、根本的な革新といった意味合いになります。

例えば、風を利用していた船に対し、蒸気機関の利用といった根本的な技術革新が発生して、風向きに左右されない船が生またとか、従来の携帯電話に対して、スマートフォンが開発されたといった風に、既存の技術の単なる改良ではなく、根本的な革新が起こるようなイメージですね。

そして、このような技術革新が発生すると、古い技術は一気に主流ではなくなってしまうといった事が起こります。

また、こういった技術革新が発生した際に、既存の技術を使って市場に君臨していたような企業がどのようにして主役の座を明け渡すのかを明らかにしたのが『イノベーションのジレンマ』と呼ばれる現象が発生します。

これに対して、インクリメンタルイノベーションという言葉もあるのですが、こちらは風を利用して動いていた船の帆の形が変わるとかそういったイメージです。

コチラは、あくまで既存の技術を基盤とした革新なのですね。

関連用語
経営
2013年10月30日

サービサー | 本記事で債権の回収業者が秘密にしておきたかったカラクリを暴きます

サービサー
サービサーとは債権の管理や回収を行う業者のことを言います。

「債権の回収?なにそれ怖い」みたいなイメージがあるかもしれませんが、ちゃんとサービサー法という、法律にのっとって設立されている業者ですので、無茶なことはできない事になっています。

さて、このサービサーは債権の回収を行う業者ですので、収益は債権の回収を行う事から生み出します。

ただし、債権者側がワザワザ外部の業者に頼むような債権ですので、多くの場合全額の回収は難しいような債権になります。

だって、自分で問題なく回収できる相手だったら外部の業者に手数料を支払うのはもったいないですからね。(早く債権を現金化したいという事情もあるので問題のない債券が売りに出されることもあります。)

では、このサービサーは回収が難しいような債権からどうやって収益を生み出すのでしょうか?
  • 安く買い取ります
この秘密は、サービサーの債権の買い取り価格にあります。一般的に言ってサービサーは債権を非常に低額で買い取ります。

例えば、100万円の回収が困難な債権を5万円で買い取り、5万円以上回収できれば御の字といった具合の商売を行っているというイメージです。

逆に言うと、そういった金額で債権を買い取っているので、債務者(借りている人)に対して過度に無理な取り立てをしないで済むのです。上の例だと、5万円以上回収できれば御の字なのですからね。
  • 安く売る側の理屈
さて、サービサーが安く債権を買い取る事ができるという事は、もともとの貸し手が安く債権を譲渡するという事が必要となります。

これは、回収が困難な不良債権を安く売却すれば、損金処理ができて(税務上の費用にできて)支払う税金を減らせるといった利点があるためです。

また、不良債権化していないような債権であっても、素早く現金化できるという利点があるので、サービサーに債権を売却する事があり得ます。

関連用語
ディスレスト
DPC(ディスカウントペイオフ)
 
組織論
2013年10月30日

ボトムアップ | みんなの意見を吸い上げて経営に活かすのです

ボトムアップ
ボトムアップとは、組織の下位層の意見を吸い上げて、意思決定をしていくといった管理方法のことを言います。

例えば、直接顧客とやり取りをする現場などの声を吸い上げて、本当に顧客の望んでいるサービスを導入するといった事がこのボトムアップのイメージとなります。

こういった風に組織が運営されており、「自分の意見が経営に活かされた!」という実感があればモチベーションも上がると考えられます。

具体的には、稟議制度などの形を採ってこのボトムアップは実現されていきます。

但し、全部の事をボトムアップで決めていこうとすると、非常に時間がかかり非効率であるため、組織を運営していく中ではトップダウン的な方法と併用されるのが一般的です。

■ボトムアップとトップダウンの使い分け

ボトムアップとトップダウンを併用するのが一般的と言われることが多いですが、では具体的にはどのように併用するとよいでしょうか?

まずは、ボトムアップですが、現場の知恵や知見を反映することができる面で優れていますし、みんなで話し合って決めることでやる気も高まっていきます(モラールアップ効果)

例えば文化祭などでの出し物をみんなで決めていくことや、どうやってその出し物を良いものにするかなどはボトムアップで考えるとうまくいきそうです。

しかし、全部が全部話し合いで決めていたらすごく時間が掛かってしまい、タイムリーな意思決定が難しかったりします。

他方で、トップダウンは素早く決める事ができますが、現場の納得感が欠けてしまい、やらされている感などが出てきてしまいます。

文化祭の例を再び出すならば、予算や保健所などへの届け出、避難経路などすぐに決める必要があるものはトップダウンで決めてしまったほうがスムーズです。

そのため、全体の方針や戦略、緊急の意思決定はトップダウン的に一気に決めてしまい、日々のカイゼンやあたらしいアイディアなどはボトムアップで決めていくと両者の利点を取り入れることが可能となります。

その意味で意思決定の階層構造はこのような構造を表しているということができます。

関連用語
ドメインコンセンサス
組織論
2013年10月29日

トップダウン | 上から指示が下りてくるという意思決定方法です

トップダウン
トップダウンとは、組織における上位層が意思決定を行い、その意思決定の実施を下部層に支持するような方式のことを言います。

いわゆる官僚の世界とか、軍隊とか伝統的な組織はこういった方法で運営されているようなイメージがありますよね。

さて、このようなトップダウン方式は組織のトップマネジメント層の決断が素早くかつ、理にかなっているような場合には極めて効率的な方法となります。

但し、トップマネジメント層が変な決断を素早くするようでは、極めて効率的に望ましくない結果を求めるような事になってしまうので注意が必要です。

また、実際にトップマネジメントの意思決定を実施する人たち(トップマネジメント層以外の人たち)の動機づけに注意する必要もあります。

■トップダウン方式のデメリット

トップダウン方式は意思決定が早いという反面、現場の意見が反映されにくい(しばしば意見が反映されない)といった弱みを持っています。その結果、従業員のモチベーションが低下し、離職や生産性低下に繋がりかねないと言った問題点を持っています。

自分の意見が必要ないと感じられたら、イマイチやる気が出なくなりますよね?仕事でも部活でも、上司や顧問の先生が方針を決めて、「君たちは言われた通りにやればいいのだよ」なんて言われたら参加している感覚が薄くなってやる気も低下します。そのようなことが頻発するのがトップダウン方式のデメリットなのです。

また、意思決定が早いという強みは容易に弱点に変わります。仮に間違った方向に意思決定してしまったら、間違いに向かって突き進むと言った問題が生じます。

もっと言えば、組織全体がいわゆる指示待ちになってきてしまい、トップの意見を現場に徹底できる人間が高評価を得られるように徐々に組織自体も硬直化していきます。

このような問題を避けるために、ボトムアップの仕組みを取り入れたり、トップが意思決定する前に組織内から情報収集する仕組みを取り入れていく必要があるのです。

関連用語
ドメインコンセンサス
ボトムアップ 
法務・支援施策
2013年10月28日

債務免除 | 債務を免除する側も慈善事業ではないので利点を計算しています 

債務免除
債務免除とは、債権者側が債務を免除する旨の意思表示を行い、債務を一方的に消滅させる行為のことを言います。

債権を持っている側からすると、債権放棄に当たります。

債務免除ですから、債務を免除される側にとってはいいことであるという事ができると思います。

例えば、あなたの借りている住宅ローンや車のローンを、銀行側から急に「債務を免除しますので今後支払わなくて結構です」なんて言ってきたら、かなりうれしいですよね。(ブラックリストうんぬんは抜きにしてですよ。)

このように、債務を免除される側からすればかなりうれしい事なのです。
  • 慈善事業なの?
さて、債務を免除される側はそれでいいかもしれませんが、ワザワザ債務を免除する方はどうしてそのようなことをするのでしょうか?

企業の社会的責任(CSR)というやつで、債務に苦しんでいる企業や人を救いたいといった感じでしょうか?

いえいえ、別に慈善事業をやっているわけではないので、何のメリットもないのに債務を免除するような事は無いハズです。というか、経営陣が株主に無断で勝手にそんなことをしたら問題ですからね。(こういうのをエージェンシー問題と言います。)

その為、債務を免除するという行動にも冷静な計算が働いているのです。
  • 債務を免除する理由
まず一つ考えられる理由は、どうやっても回収する見込みがないような債権であるという事です。

「でも、いつか返してもらえるかもしれないから、債務免除などせず、債権を持っておけば?」と考える人もいるかもしれませんが、それは損になることがあります。それに、そういう意思決定の仕方はサンクコストに囚われた意思決定であるかもしれないのです。

例えば、100万円の債務免除を行い、それが損金として認められれば、100万円×税率分の節税につながります。

回収できない債権を放棄(債務免除)した場合、それを損金とする余地があるという事ですね。(場合によっては寄付金扱いされて、損金にならないというケースもありますが。)
 
次に、債務を免除した方が回収可能額が増えるというケースがあります。

例えば、あなたは、100万円の債権を持っているとします。でもそれを無理に取り立てようとしたら、確実に取引先は倒産し、どんなに多く見積もっても、5万円しか回収できないとします。

でも、50万円分の債務を免除すれば取引先の倒産は避けられ、50万円の回収ができるとします。

そういった場合なら、債務を免除する方が得になりますよね。

こういった風に債務免除をする側にとっても一方的なマイナスだけではないのです。
財務・会計
2013年10月27日

費用性資産 | 『費用になる資産!』ってなんの事でしょう?

費用性資産
費用性資産とは、将来的に費用として計上されるような資産のことを言います。この言葉は貨幣性資産に対する言葉です。

さて、いきなりよく分からない言葉になりました。こういった説明では、「えっ、費用として計上される資産?マイナスの資産ってこと?」と訳が分からなくなってしまう人が多いと思います。

でも、将来費用になるという事はそんなに特別なことではないのです。
  • 償却資産を買った時
さて、費用性資産の例としてプリンターや車両という固定資産を考えてみたいと思います。

こういった資産は、100万円で購入したら貸借対照表には100万円で計上されますよね?でも、実際には長く使っていく中で、だんだんと価値がすり減っていきます。(こういう考え方を減価償却と言います。)

このことから、固定資産はいつまでも資産として計上され続けるのではなく、いつか費用として計上されるという事ができます。
  • 棚卸資産(商品)は?
また、棚卸資産(商品)についても同様に、販売された際に、売上原価という費用となります。

いずれにしても、いつかは費用になるような資産なので費用性資産なのですね。
財務・会計
2013年10月26日

貨幣性資産 | お金に近い資産といったイメージです

貨幣性資産
貨幣性資産とは現金や預金、売掛金などといったように、現金などの貨幣そのものや、回収できる額が決まっているような資産のことを言います。

この貨幣性資産とは、棚卸資産等の費用性資産に対する言葉で、このほかには、売ればすぐに現金化できるような一時保有の有価証券も貨幣性資産として挙げられます。
  • 会社を運営していく中での貨幣性資産
さて、この貨幣性資産は会社を運営していく中でどのような時に発生するのでしょうか?モノを仕入れて販売し、現金を回収するという営業循環の中で考えてみたいと思います。(流動資産固定資産等を判定するための正常営業循環基準でいう所の営業循環で説明をします。)
 
まず、商品を仕入れてきます。この時、現金という資産を使って棚卸資産(商品)という資産を購入することになります。

そして、棚卸資産(商品)が販売されると、現金で代金を受け取れば現金という資産に、「後払いでお願いしますね。」となれば、売掛金という資産になります。

営業循環の中で考えると、売れるかどうかわからない棚卸資産(商品ですね)は費用性資産になり、他方、既に売れて後はお金を回収するだけの売掛金や現金そのものを貨幣性資産というのです。

もちろん、売掛金や受取手形などは回収できる額が決まっていると言いますが、貸し倒れが発生する場合もあります。

また、棚卸資産は、売れるかどうかわからないから費用性資産なのではなく、いずれ費用として計上されるから費用性資産なのですが、それはコチラの説明を確認してみてくださいね。(費用性資産
経営
2013年10月26日

MBO:マネジメントバイアウト | 経営陣が自社を買収するという不思議な事が発生します

MBO
MBOとはマネジメントバイアウトと呼ばれ、経営陣が自社を買収する事のことを言います。略さずに表記するとManagement Buyoutとなります。

さて、「経営陣が自社を買収?どういう事?」と思われた方も多いと思います。だって、自分たちで経営しているわけですから、買収するなんてよく分からないんですよね?

でも、企業の持ち主は株主です。その為、一般的には所有と経営が分離していますが、経営陣はあくまで会社の所有者ではなく、会社の運営者でしかないのです。

例えば、オーナー社長という言葉がありますよね?こういった人々は会社を所有していて、更に経営まで行っているわけです。

しかし、オーナー社長以外の社長はあくまで株主総会で(自分以外の株主に)任命されて経営を行う人にすぎないのです。

おそらく皆さんが、ぱっと思い浮かべるような大企業の社長さんの大部分は、『雇われ社長』といった形になるはずです。
  • MBOを行う動機は?
さて、世の中の社長さん等の経営陣と会社の所有者が一致しないケースがあると上で書いてきましたが、どうしてワザワザ自社を買収する必要があるのでしょうか?

まず考えられる理由として、経営陣の「自社を自分が持っている会社にしたい」といった野心を実現するといった事ですね。また、会社の持ち主である株主から直接買収を打診される場合もあるかもしれません。

このほかには、買収防衛策としてMBOを行う場合があります。株式会社の仕組み上、株式を買収者に買われなければ、相手がどれだけお金を持っていたからと言って買収は行う事ができません。

簡単に言うと、「取引の相手方が売りたくないものは買えない」という感じですね。

そして、自社の経営陣が自社を買収していたらどうでしょうか?こうなると、通常は市場に売りに出される株式はほとんど無くなりますよね?

そうなると、「売っていないものは買えない」という状態となるので、どうやっても買収はできなくなります。その為、このMBOを買収防衛策として用いることもできるのです。
  • お金はどうするの? 
さて、ここまでの説明で「いくら経営陣と言っても、企業を買い取るほどのお金を用意するのはすごく大変じゃないの?」と思った方もいるかもしれませんね。

そういった場合に活用される方法がLBOと言う方法になります。(なんだかアルファベット三文字の用語が沢山出てきましたね。)

同じ略語で表記される言葉
法務・支援施策
2013年10月25日

定款 | 組織の基本的なルールを書いておく、いわば組織のルールブックです

定款
定款とは、会社や様々な社団法人といった組織の基本的なルールのことを言い、組織の目的とか、組織の名前といった非常に重要な事項がこの定款の中で定められます。(定款は『ていかん』と読みます。)

そして、非常に重要な事項が定められるものであるため、定款の変更には社団法人であっても、財団法人であっても通常よりも重い要件が必要となってきます。

例えば、株式会社の定款の変更には株主総会での特別決議が必要であるように、そう簡単に変更することができないのです。
  • どんな内容でもいいの?
さて、定款には組織における重要な事項が定められるものですから、「何の決まりもなく自由に作っていいよ」という風にはいきません。

そのため、法律では『絶対に』定款に記載しておかなければならない事項といった事も定められています。

逆にいうと、絶対に定款に記載しておかなければならないことが書いていないような定款は(絶対記載事項が無い定款は)無効となります。

例えば、組織の名称(商号)は絶対記載事項ですので、名称(商号)が記載されていないような定款は、定款自体が無効というわけです。

また、「書いても書かなくてもいいよ」といった相対的記載事項というものも定められていて、こちらは書いていなかったら効果を発揮しないといったモノです。

例えば、株式会社における取締役の任期についての事項といった決まりがこの相対的記載事項となります。(これを利用して買収防衛策とする場合もあります。参考:期差任期制度

関連用語
変態設立事項
マーケティング
2013年10月24日

プライスレンジ | お店には主力となる価格帯があるのです

プライスレンジ
プライスレンジとは、あるお店の中で陳列されている量が最も多い中心価格帯の事を言います。

イメージとしては、お店の主力の価格帯といった感じですね。

例えば、980円の商品と1,980円、2,980円、4,980円の4つのプライスラインでやっているお店があったとします。(このお店のプライスゾーンは980円から4,980円となります。また、こういった価格の付け方を端数価格と言います。)

この中で、1,980円と2,980円の価格帯の商品に力を入れて、商品の大部分を1,980円と2,980円いう価格帯で販売していたとしたら、この1,980円から2,980円がプライスレンジとなります。

と、なんだか難しい感じで説明してみましたが、一言で言うと、お店の中心価格帯といった感じです。

■プライスレンジとターゲットとする客層

このプライスレンジはお店がターゲットとする客層を示す大きなメッセージになります。言い換えれば誰にお客さんになってほしいかがプライスレンジをある程度決めてくるのです。

例えば、若年層の中でも子どもたちをターゲットとしている駄菓子屋産なら、100円から200円程度がプライスレンジとなります。

また、アルバイトをしている人たちの洋服なら2500円から5000円ぐらいになるかも知れないですよね。

逆に、富裕層を狙うならば数万円がプライスレンジとなります。

このようにプライスレンジは単なる商品単体の価格設定を示すというよりも、お店自体が想定する顧客層の購買力や考え方を明確にするということです。価格閾値といった考え方もありますの、想定したお客様に対して安すぎてもいけませんし(安物というメッセージを発信してしまうので)、高すぎてもいけないのです。

関連用語
プライスポイント
店舗管理
2013年10月23日

見切り販売 | 早めの見切りで損失を最小限に抑えるのです

見切り販売
見切り販売とは、いったん決めた売価を様々な理由で引き下げて安く販売し、売り切る事を狙う事のを言います。

■もうすぐ売れなくなるのがわかっているなら安くして売ります

例えば、スーパーのお惣菜コーナーなどで消費期限が迫っているコロッケを半額にして販売すると言ったことが行われます。

この場合は、物理的に食用できなくなる危険性があるため、まだ食品としての価値があるうちに安くしてでも売ろうといった発想です。

また、ヒーローものの子供向け番組の放送がそろそろ終わりそうな場合に、食玩を半額にして販売するといった事が行われます。

これはおもちゃ屋さんとかでも行われますね。こちらは、商品としての物理的な価値は残っていますが、商品として陳腐化してしまうため価値が残っているうちに売ってしまうといった発想です。

こういった場合は、「どうせ捨てるくらいなら(廃棄ロスが出るくらいなら)安くても…」といった発想なのでわかりやすいですよね?

■売れない商品は見切り販売で処分します

また、商品としてはまだまだ長い間販売できるとしても、売れ行きが思いのほか芳しくなかったような場合には、見切り販売が行われることがあります。

「せっかく仕入れたもので、まだまだ売ることができるようなモノを安く売るなんてもったいないよ…」と考える方もいるかもしれませんが、こういった、売れない商品(こういうのを死筋と言います)が陳列棚にずっと存在しているといろいろなマイナスがあるのです。

例えば、売れそうにないものがたくさん並んでいるようなお店では、「あのお店、欲しいものが並んでいないよ…」といった風にお店自体の魅力度も下がります。また、本来なら、売れない商品が並んでいる場所で売れるはずの売上を逃している(機会ロスと言います)といった考え方もあります。

こういったお店側の行動を見切り販売というのです。

onnanoko_bustup
はあ、たくさん仕入れたけどぜんぜん売れないわ。

neko
悲しいけど、見切り販売で現金化しちゃいましょう。棚を塞いでおくと損ですし、お金を眠らせていることになりますから。

onnanoko_bustup
そうねぇ。思い切って9割引きで処分しちゃおうかしら。見切り販売って株とかで言うところの損切りよね。


■少し多めに仕入れます

ただ、上手く商売をやっているお店で会っても見切り販売は発生することがあります。というのは、機会ロスを避けるために少し多めに仕入れるからです。

例えば、21時まで営業しているお店が19時の段階でパンが売り切れたなどというケースを考えて見ます。

この場合に喜んでいるようでは小売業としてはあまり上手くありません。というのは、19時から21時までの2時間はお客様にとっては欲しいものが買えないお店で、魅力が損なわれてしまっているからです。

また、商品があれば売れたはずの売上も諦めることになっているので、あまり商売としては良くないのです。

このような事を避けるために、少しだけ商品は多めに仕入れるのです。

そして、売り切れなかった部分については廃棄ロスを避けるために見切り販売として安くしてでも売り切るといった事が行われます。

完璧な需要予測は不可能なので、商品が売り切れになるぐらいだったら、見切り販売を行ってでもそのリスクを避けたいと考えるのです。

■コンビニでは見切り販売をあまりしません

さて、見切り販売をめったにしない業態があります。それはコンビニエンスストアです。これは本部の指導が行き届いていて、在庫管理の精度が高いと言った事が一つの理由です。

見切り販売を常態化すると、見切り販売だけを目当てにするお客様が集まってくるので、仕事量が増えますが、儲からないと言ったことが発生してしまいます。そのため見切り販売をあまりしないように、在庫管理をしているのです。

また、もう一つの理由は本部が見切り販売をしないように指導しているといった事も挙げられます。ただ、見切り販売の妨害は独占禁止法で禁じられている優越的地位の濫用とされているため、見切り販売の妨害はないようです。

解説で出てきた用語・関連用語
優越的地位の濫用

関連法令
独占禁止法(19条)
マーケティング
2013年10月20日

プライスゾーン | 価格帯決定は大切過ぎて、改めて指摘されないレベルです

プライスゾーン
プライスゾーンとは、取り扱っている商品品種毎の売値の上限と下限の間の価格帯のことを言います。英語ではprice zoneと表記します。

例えば、お店で『おまんじゅう』を取り扱っていたとします。その『おまんじゅう』の中で一番安い商品が80円で一番高級な商品200円だったとします。

その場合、80円から200円の間がプライスゾーンとなります。

また、このお店で、『赤飯』を下は200円から上は350円で販売しているとすると『赤飯』のプライスゾーンは200円から350円となります。

このように、商品品種ごとの価格帯のことを言うのですね。(参考:アイテムSKU

さて、このプライスゾーンはどのように設定するとよいのでしょうか?

「原価が違うんだから結果として売価も異なるし、プライスゾーンが広くなるのも仕方ないよ」という考え方と、「お店の考え方をプライスゾーンで表現するよ」という考え方があります。

どちらの考え方も一理あるのですが、『おまんじゅう』を買いに行った際に、50円のモノと800円のモノがあるといった風にあまりにプライスゾーンが広すぎるような場合は、なんだか分かりにくくなりますよね?

それなので一般的にはある程度絞り込んだ方が良いとされています。

関連用語
プライスライン
プライスポイント
店舗管理
2013年10月20日

値ごろ感 | 値ごろ感とは株式用語だけで使われる言葉ではありません

値ごろ感
値ごろ感とは、ある品物について、消費者などその品物を購入する側が感じる価値相応の値段であるとの感じのことを言います。

一般的に、消費者は品物についてある程度のイメージする価格情報を持っています。

例えば、「缶ジュースは120円くらいかな…」といった感じの価格情報を持っているのです。(こういうのを参照価格と言います)

そして、そういった価格情報と照らし合わせて「適切な価格だな…」と感じられるような価格についての感じを『値ごろ感』というのです。

また、こういった値ごろ感については消費財だけでなく、株式などでも言われることがあります。

「今日の株価上昇は値ごろ感によって、買いが入ったためだよ」みたいな解説も使われる言葉ですね。

■値ごろ感と個人の購買行動

人がものを買おうと考えるとき、高い安いも重要ですが、ちょうどいい価格というものを気にします。これは価格閾値と言った考え方に近く、高すぎると当然購入することを躊躇しますが、安すぎてもまた購入を躊躇します。

人は自分自身の心のなかに参照価格(例えばラーメンなら一杯1000円ぐらいだよね・・)というものを持っており、ソレと大きく離れると購買意欲が(割高だよね、とか、安すぎて不安だよねとかで)減退すると言われています。

企業側はこのお客様の気持ちを大切にして、値段設定をすることが重要なのです。このマンガでは値ごろ感を出す価格設定に苦労しているところを書いていますが、消費者に適切な値段だと感じてもらうことが重要になってくるのです。

組織論
2013年10月17日

社内公募制 | 社内で求人を出すようなイメージです

社内公募制
社内公募制とは、あるプロジェクトなどを実施する際に、自社内で参加者を公募して募るような仕組みのことを言います。

文字通り、社内で公募する制度なのですね。

さて、このような制度があると誰が得をするのでしょうか?言い換えると、誰のための制度として設計されているのでしょう?

だって、ワザワザ制度を作って運用しているわけですから何らかの効果がないとやらないですよね?
  • 働く人と、会社のため 
まず、従業員にとっては、このような制度があると、『前から参加して見たかったプロジェクト』に参加できる可能性が出てきます。

このように限定的ではあっても、異動の自由があるとすればモチベーションの向上に役立つと考えられます。

これは、ジョブローテーションの名のもとに会社の(人事部の)考えた育成計画に従って人事異動させられるのと、自分のやりたいプロジェクトを選べる事を比較すればなんとなくわかりますよね?

また、自らのキャリアプランに従った異動が(ある程度は)可能となる為、長く同じ会社で勤務する事にもつながります。

そして、従業員のモチベーションが改善すれば企業側にとっても、恩恵が生まれてくると考えられます。

但し、この社内公募制のみが運用されている場合、募集していないプロジェクトへの参加はなかなか難しくなるため、社内FA制ほどの従業員の自由度はありません。
組織論
2013年10月16日

社内FA制度 | 組織内でFA宣言(ファクトリーオートメーション宣言じゃないよ)するのです

社内FA制度
社内FA制度とは、プロ野球のFA(フリーエージェント)のように、自らの希望するポジションに自らアプローチしていき、異動を実現するといった制度です。

そして、社内FA制度の場合、「社内で公募されている○○プロジェクトに参加したいから応募するよ」といった風に募集する側の論理ではなく、どちらかというと、「自分が今後○△といった仕事をやりたいから売り込みをかけるよ」といった応募する側の論理になっています。

発想としては、誰かが外部から見た適材適所を用意する従来の人事制度や、いつ自分のやりたい仕事が公募されるか分からないという運任せな面がある社内公募制より、働く人側が主体的に自分のやりたい仕事をやってもらうという感じです。

究極的には、「本人がやりたい仕事をしてもらった方が効率が上がるでしょう」といった発想の制度なのですね。

また、こういった制度は個人のキャリア開発にも資しますし、組織全体のモチベーションの向上といった効果や組織の構成員のレベルアップといった効果も期待できます。

タイトルに出てきたFA(ファクトリーオートメーション)はこちらです。

■社内FA制度のデメリット

社内FA制度はやりたい仕事にやりたい人がアクセスできるとても良さそうな制度ですが、メリットだけではありません。

個人にとってはキャリア開発もできますし、組織全体の活性化も果たせるのですが、このキャリア開発が曲者なのです。

例えば、誰もが羨む花形部門があったとします。すると、異動希望が花形部門に偏在しがちと言った問題が生じます。小売業で、みんながバイヤーを目指したら会社が成り立たないですよね。

また、異動時に一定の適正を見るのですが、異動してみてからやっぱり会っていなかったとなるリスクももちろんあります。その場合、本人のモチベーションはかなり落ちますし、受け入れた側の部署もこんなはずじゃなかった感が出ます。

また何より、社内FAの申請自体が、現部署への不満、ひいては人事制度に対する不満と捉えられ、今の部署の同僚の関係性に影響をする可能性もあります。あなたも、自分の部署から社内FAを申請し続けていて、別の花形部署に移りたがっている同僚がいたらなんとなく穏やかな気持にはならないと思います。

また、異動が公平でないと感じられたら日々の働くモチベーションも下がってしまうと思います。

このようにしっかりと制度設計がされていないと、悪影響も大きいといったデメリットもあるのです。

このように、制度の


 
経営
2013年10月15日

CSR | 企業には社会的な責任があるのです 

csr
CSRとは、企業の社会的責任の事を指す言葉です。英語ではcorporate social responsibilityと表記され、文字通り、企業の社会的な責任といった意味の言葉です。

と言う風に、企業の社会的責任というと、「企業の社会的責任?当たり前のことをワザワザ言うのはどうかと思うよ?」という方や、「企業?しっかり儲けて雇用を守る。これこそ社会的責任だよ」と考える方など、いろいろな考えの方がいらっしゃると思います。

しかし、今日のように巨大化した企業が存在する世界では、企業の社会的責任は非常に大きくなってきているのです。

というのは、ステークホルダー(利害関係者)の範囲が、活動が広く行われていくようになればどんどん拡大していくためす。

例えば、地域に愛されている小規模なお店と、世界展開しているような企業では、世界展開している企業の方が利害関係者が多くなりそうですよね?

地域で愛されている小規模なお店は、生産国の人たちの生活にまで目を向けることはありません。(というか、基本的には影響力を行使できませんからね)

しかし。世界展開しているような企業では、巨大な購買力を背景に、自社の利益のみを追求し、生産国の人たちに適正な利潤が残らないような水準で『買いたたく』ような事があれば批判にさらされるでしょう。

また、いくら消費者が欲しがっているとしても、社会的に害悪となるような商品を提供するような事も許されませんし、株主が喜ぶからと言って従業員を無責任に解雇するような事も許されません。

(従業員の解雇は、自社の貴重なノウハウの流出といった副作用が想定されますが…)

このように、今日では企業は従来よりも大きな社会的な責任を課せられているのです。
  • 逆手にとって
さて、このように大きな社会的責任を「コストが増えて大変だよ…」と捉える企業もありますが、逆に「ウチはこんなに社会にとって必要な企業なんですよ!」という風にアピール要素として用いる企業もあります。

CSRが求められる傾向は今後も強くなっていくと考えられます。 どうせ対応しなくてはならないのであれば、企業側としても、逆手にとってPRするくらいの『したたかさ』が必要かもしれませんね。

関連用語
スペンドシフト
ゼロエミッション
生産管理
2013年10月12日

パイロット生産 | 実際の生産活動の前に試験的に生産活動を行うのです

パイロット生産
パイロット生産とは、新製品などを実際に量産する前に、試験的に少数の生産を行う事を言います。

新製品の設計ができ、試作も終わり、ある程度の売り上げの見込みが立つのでれば、「よし、一刻も早くこの新製品を市場に投入しよう!」と考えたくなると思います。

しかし、たとえ売れるであろうものであっても、製造のノウハウが蓄積されていない段階でいきなり多量に製造を行うのは危険が伴います。

例えば、設計段階や試作段階では発見できなかった問題が、パイロット生産の段階で発見できるかもしれません。

こういった問題をクリアーしてから実際の生産に移った方が安全なような気がしますよね?

このように、比較的少量の生産を試験的に行い、ノウハウをある程度蓄積してから実際の生産に入るといった事が行われているのです。

そして、こういった試験的に少量の生産を行う事をパイロット生産というのです。
法務・支援施策
2013年10月11日

市場化テスト | 公共財を民間の力を活用して提供するのです

市場化テスト
市場化テストとは、公共財の提供を従来の行政だけではなく、競争原理を取り入れるため、民間業者と競争をさせて、品質面・コスト面で優れている方が提供するという仕組みのことを言います。

「競争がない状況では、どうしても現状に甘えてしまい、高コスト低品質のモノしか提供されない。そのため、競争原理を取り入れる」といった発想の方策です。

とはいえ、公共財はその性質上、市場に任せて置いたら供給されないか、供給されたとしても著しく量が少ないといったケースが多くなります。

(みんなが同時に使えるような『道』とか『街灯』といったような財なので、供給するのはいいのですが、お金の回収が困難なんですね。)
  • 民間に供給の責任を任せるわけではありません。
さて、公共財については上記のように完全に民間に任せていたら、供給量が著しく少なくなってしまうといったモノです。

その為、市場化テストと言っても供給の責任まで民間に任せるわけではありません。

あくまで供給の責任は官(行政等)が負っていて、その供給の仕方に民間との競争原理を持ち込もうという発想なのです。

例えば、公民館の窓口業務を民間との競争の結果、より安いコストを提案してきた○○社に任せます、といった事なのですね。

■市場化テストのメリットと課題

市場化テストには良いところと、微妙なところの両方があります。

まず、良いところとしては、市場原理に任せることで競争原理が働き、「より安く」「より早く」サービスを提供することができる可能性があるというところです。

道の清掃などを民間事業者に任せることで、より効率高く、より品質よく業務を行えると言ったことが発生するのです。

他方で、コスト削減要求が行き過ぎれば当然のように品質が下がります。QCDの議論を持ち出すまでもなく、安くすれば時間がかかるか、品質が悪くなるというのが一般的な原則になります。

そして、品質などをしっかりと判定できないならばコストを削減要求は再現なく強まります。その結果、しっかりした事業者への外注ではなく、最低の品質の業者への外注となってしまう可能性があります。

このやすければ良いと言うのは結構な罠で、地方の行政機関等は地域最大の需要家であるケースも多くあるのですが、そこが安ければ良いといった購買行動をしてしまうと、その地域には最低の品質のサービスを提供する事業所しか残らなくなってしまう危険性すらあるのです。(どうして残るかと言うと、他の地域に進出できるだけの品質も維持できない事業者になってしまいがちだからです。)

生産管理
2013年10月9日

メイカーズ革命 | 誰でも簡単にモノづくりに算入できる状況が生まれつつあります

メイカーズ革命
メイカーズ革命とは、様々なツールを活用する事によって、誰であってもモノづくりに参加でき、誰でもメーカーになれるという事を指した言葉です。

従来は、モノづくりを行う事は非常にハードルの高い事でした。

確かに少量で、自分で作れるようなモノであればDIY的にホームセンターで調達した材料や道具を使って製造する事も可能でした。しかし、そうはいってもモノを作る為には熟練も必要でしたし、道具をあれこれそろえる必要もありました。

しかし、3Dプリンターなどの登場は、そういった状況を変えつつあります。

例えば、自分の考えた商品を世に出すために、クラウドファンディングなどの方法でお金を調達して、3Dプリンターで試作するといった方法を採ることも可能となっています。
 
このように、従来の「モノづくりって、ある程度の設備投資も必要だし、参入するのってすごく大変だよね…」という状況をうち崩すような状況を指してメーカーズ革命というのです。
  • 小ロットでの開発の可能性
このように、気軽にモノづくりに参入できるようになるという事は、従来では採算が取れなくて提供されなかったような商品が提供される可能性が生まれるという事です。

例えば、当ブログ『まんがで気軽に経営用語』がオリジナルグッズを制作するといった事も可能となるかもしれません。

従来のモノづくりの発想では、1万個以上のロッドでしか製造できなかったようなモノであっても、現在ならもっと小ロットで製造することが可能かもしれません。

そして、「さすがに1万個は売れないけど、200個くらいなら何とかなるかも…」と考えれば、『経営マンガグッズ』の販売に踏み切る可能性もあるという事ですね。
法務・支援施策
2013年10月8日

エンジェル | 個人投資家の力で経済を活性化させるのです!

エンジェル
エンジェルとは、創業まもないなベンチャー企業に対して自らの資金を投入したり、経営への助言を行うような個人投資家の事を言います。

創業間もないベンチャー企業は特に信用力や経営のノウハウといった経営資源に乏しいため、こういったエンジェルの存在は非常に貴重なものとなります。

例えば、信用力に乏しいため「うーん、オタクにはお金を貸すことはできませんね…」といった感じで負債(他人資本)を利用できないような企業にとって、「君の事業に投資するよ!」といった感じの個人投資家の存在はありがたいものだと思います。

このような、個人投資家が多くなれば、創業も増え経済も活性化するというと考えられます。

そのため、多くの国ではエンジェルに対して税制上の優遇措置を設けています。優遇税制をワザワザ作るくらいですから、非常に大切なものであると考えられているのですね。

■エンジェル投資家のメリットとリスク

エンジェル投資家は企業の成長とともに株式の大きな評価益が得られることや社会的意義のあるスタートアップを支援することができることです。

そのため、応援したいという気持ちが重要になるのですね。

また、エンジェル投資家自体の自己実現(知識や人脈を活かして若い企業を支援する)やネットワーク拡大にも繋がります(「あの事業を支援していたのは〇〇さんなんですね」といった評判の確立)ので、お金以外・お金以上のものも得られるのです。

他方で、リスクとしては「海のものとも山のものとも知れない」事業に投資するわけですからリスクがとても高くなります。ベンチャーキャピタルの投資案件になるような大きな案件(多数の人が関わっているわけではない)でないことも多く、リスク許容度が非常に高く無いとなかなか難しい分野です。

■エンジェル投資家から投資を受けるメリットと注意点

エンジェル投資家からの投資を受ければ、何よりも返済の必要がないお金が手に入ります。これは事業を進めるうえで大きなアドバンテージとなってきます。

また、投資家は自分の投資をちゃんと回収したいという意向を持っていますから取引先を紹介してくれたり様座ざまな事業面でのアドバイスをくれます。通常はアプローチすることが難しいような企業やキーパーソンにアクセスすることができるとうのは非常に大きな利点となります。

さらに、企業が成長しはじめた段階で、企業の管理をすることができる人を連れてきてくれたりします。

■管理者を連れてこられることのリスク

エンジェル投資は創業初期での数百万円から数千万円規模の投資が多いです。この段階で株式の過半数を渡さないといけないような投資を受けないようにするのが肝心です。

数百万円の投資を受けて、株式の過半数を渡す必要があるならば、そのような投資を受けることはあまりお薦めはできません。

また、仮にそうする必要がどうしてもあるならば、契約で経営権を奪われないようにすることや、複数の投資家を受け入れて誰か一人の議決権が過半数を占めることが内容に注意する必要があります。

エクイティファイナンス(資本でお金を調達すること)は返さなくていいお金を調達できるのではなく、返せないお金を受け入れる(手を切れないお金)を調達することなのですから。

■エンジェルとベンチャーキャピタル

エンジェル投資家とベンチャーキャピタル(VC)はどちらも出資をしてくれる人です。

しかし、目的や出資規模、意思決定速度に違いがあります。

エンジェルは自らの資金を投じる人になります。投資額は100万円単位から大きくて数千万単位となることが多く、経営者との信頼関係、事業の理念などを重視します。

これに対してベンチャーキャピタル(VC)は事業として投資するイメージになりますので数千万円から時として数億円単位の投資を行います。

そして、事業ですので、出口(EXITといいます)として最終的な投資資金+利益の回収を目的としています。

どちらがいいかは事業の目的次第ですが、株式上場などをゴールとして想定しているならば、ベンチャーキャピタル(VC)からの出資も視野に入ってくるでしょう。
店舗管理
2013年10月6日

ピクトグラム | 図で表示すると直感的に理解できるのです

ピクトグラム
ピクトグラムとは、絵などを用いてビジュアルで概念や情報を示すためのモノのことを言います。英語ではpictogramと表記されます。

このピクトグラムは、ぱっと見で何を示しているかが理解できるように作られています。
 
例えば、『車いす』のデザインがなされていれば、体が不自由な方に対する配慮がなされているとか、『逃げる人』のデザインがなされていれば非常口になっているといった感じです。

このように、言葉を使わないので、その国の言語が分からなくともなんとなく意味は分かるといった感じになります。

(言葉が分からない国に行っても、非常口がピクトグラムで表示されていたら安心ですよね。)

■ピクトグラムの歴史と役割

このピクトグラムは標準化の流れで国際的に規格が統一されて導入が進められてきています。海外の映像を見てもなんとなくピクトグラムの意味はわかったりすると思います。

それはこの標準化が効果を発揮しているのです。(国によって様々な文化があるため、標準化しないと同じ絵が違う意味を持ちかねませんからね)

その国際的に標準化したという意味ではデジュールスタンダードだったりするわけです。

このピクトグラムは1964年の東京オリンピックをきっかけに広まったと言われています。日本語がわからなくても共通でみんなが意味のわかるマークがあったら便利ですよねということで普及しました。

今ではいろいろな国で同じ意味で理解できるピクトグラムが使われています。単純な経常と明確な意味のシンボルと言う設計なので普遍性があるのですね。




情報
2013年10月5日

二重化 | 備えあれば憂いなしと言いますが、予備を用意しておけば完璧です

二重化
二重化とは、信頼性を高めるためにシステムなどにあらかじめ予備を設置することを言います。英語ではduplicationなどと表記されます。

さて、なんだか難しげに書いていますが、簡単に言うと予備を用意しておいて障害に備えるという発想です。

例えば、絶対に電源が切れてはいけないような装置に、ケーブル一本で電源が供給されていたらなんとなく不安になりますよね?

でも、「もう一本予備の電源供給回路があって、メインで使っている電源供給回路に何らかの問題があったら自動で切り替わります」と言われたら安心感が違いますよね。

このように、予備を用意しておいて、「いくらなんでも2つ同時に壊れることはほとんどないでしょう!」といった感じの発送をするという事なのですね。
  • 本当に壊れない?
さて、先ほど、2つ同時に壊れることは非常に起こりにくいと書きましたが本当にそうでしょうか?少し確かめてみたいと思います。

(少し計算しますので、苦手な人は読み飛ばしてくださいね。) 

まず、99%の確率で壊れないシステムを用意します。(逆に言うと1%の確率で壊れるわけですから、ずいぶん壊れやすいシステムですね…)

このシステムを単体で運用すると、上述の通り1%の確率で壊れて処理が止まってしまいます。

それでは、これを二重化したとしたらどうなるでしょうか?二重化するという事ですから、2つの系統が同時に故障しない限り、システム全体では機能が維持できるという事です。

この場合、同時に故障する確率は、(1-0.99)×(1-0.99)=0.00001=0.01%となります。つまり動かなく名てしまう可能性が、1%から一気に0.01%まで下がるんですね。

カンタンな例ですが、二重化の効果を感じていただけたと思います。 
財務・会計
2013年10月4日

クラウドファンディング | 不特定多数の人からお金を集めて事業を実施していくのです

クラウドファンディング
クラウドファウンディングとは、不特定多数の人からインターネットなどを経由してお金を集める事を言います。

この言葉は、群衆(クラウド)と資金調達(ファンディング)を組み合わせた言葉なのですね。英語ではcrowd fundingと表記されます。

■クラウドファンディングの利用例

例えば、「素晴らしい楽曲を作ったけど、みんなに届けるためには資金が足りないのです。それなのでお金を出してくれたら…」という風な案件があったとします。

その案件に、「見返りを求めずにお金を出してください。」という『寄付型』としてお金を集めたり、「お金を出してくれたら作った楽曲を提供します」といった風に『購入型』としてお金を集めたりすることができます。

(この購入型の場合、事前に売上のめどを立てたうえで作るのでリスク低減にも役立ちますね。)

また、「楽曲が売れて収益が上がったら、出資者でシェアしましょう。」という『投資型』のイメージでお金を集めることもできます。

このように、クラウドファンディングは、従来の資金集めの概念を変えたのですね。

■クラウドファンディングの主な種類

クラウドファンディングには上で挙げたようないくつかのタイプがあります。代表的なものを整理してみます。
  • 購入型
支援者が資金を出す見返りに商品やサービスを受け取るタイプです。たとえば「支援してくれた方には完成したCDをプレゼント」などが該当します。
  • 寄付型
見返りを求めない支援を募るスタイルで、社会貢献活動や災害支援、地域活性化プロジェクトなどで使われます。

また、購入型とハイブリッドで運用し、少額の場合は寄付型、ある程度以上高額になれば購入型として商品を送付すると言った事も行われています。

我が国のクラウドファンディングではこの寄付型と購入型のハイブリッド類型を結構見ることが多く、クラウドファンディングといえばこの形と認識している方も多いかもしれませんね。
    • 投資型
    支援者は出資者となり、将来的な収益の分配を期待する形です。証券型クラウドファンディングとも呼ばれ、金融商品としての扱いを受ける場合もあります。

    ただ、実務的には割と難しい類型で、適切に運営するためにはハードルが高くなります。

    ■実務的な捉え方

    支援者として支援する場合、「クラウドファンディングは予約販売です」と簡略化して説明することが多いです。

    しかし、資金調達の一種だと考えて、魅力的な返礼品やリターン(物やサービスだけでなく、満足感も立派なリターンです)を用意しないで企画するケースが多いため、上手くいかないケースも多くあります。

    お金を出す側の気持ちになって一度考えてみてください。例えば、「私の街のお祭りを維持するために寄付してください。」なんてやっても、近所の人間関係がある人ならまだしも、縁もゆかりも無い遠方の人がどうしてお金を出してくれるのでしょうか?

    例えば、返礼を用意できない場合であっても、『私の街のお祭り』は『〇〇という由来があり』、『〇〇という伝統や歴史が息づいている』。『返礼は出せないけどアナタは歴史と文化の立派な守り手です』などと心理的な満足感を提供することが必要です。

    人は必ずしもお金だけを重視するわけではありませんが、お金や物を返せないなら、満足感を返すといった考え方をしていく必要があります。

    関連用語
    クラウドコンピューティング
    クラウドソーシング
    経営
    2013年10月3日

    第二創業 | 第二の創業は蓄積された経営資源を活用すると上手くいく可能性が上がります

    第二創業
    第二創業とは、既に事業を営まれている事業の後継者が先代からの事業を引き継いだ際に、新しい分野・事業に進出する・業態を転換するといった事を指す言葉です。

    このような行為を行う事によって、既存の事業の活力を回復し、さらに向上するような事を狙っています。

    優れたノウハウが眠っている
    このような第二創業を行う際には、自社内に非常に有利なノウハウが眠っていたりします。現在の事業を行っていく中で蓄積された既存の技術が思わぬ新分野の事業に役立ったりするのです。

    例えば、お米屋さんが自らの目利き能力を活かして美味しいお米のおにぎり専門店を立ち上げるといったイメージです。

    既存の事業とのシナジーを狙ったり、蓄積されたノウハウを活用しようという発想なのですね。

    ■第二創業のリスク

    第二創業で後継者が張り切りすぎた結果、先代が作り上げた組織が崩壊したり、ビジネスモデルが崩壊するリスクが存在します。

    経営者の時間や意志力というのは中小企業において最大の経営資源なのですが、どうしても第二創業を志すと既存事業への関心が薄くなります。

    その結果、本来ならば注視すべき資金繰りや顧客管理、在庫水準、従業員のモチベーションなど様々な分野があやふやになって本業が衰退するリスクが生じます。

    また、新規事業に多くの経営資源を振り分けて(設備投資のために多額の借り入れをする、既存事業のエース級の人材を新規事業に割り当てるなど)結果として本業が衰退するリスクもあります。

    そうでなくとも、従業員にとっては第二創業で新たな業種・業態へ進出することは大きな負担となります。また、既存事業のまもりに振り向けられた従業員は「新社長に期待されていないのでは?」と思ってしまいモチベーションを下げてしまうケースもありますので、コミュニケーションを積極的に行い、全社が一丸となって新事業に取り組む(新事業に割り当てられていない従業員も『会社の発展』のために頑張っていると納得してもらう)ことが不可欠です。
    マーケティング
    2013年10月2日

    インタラクティブマーケティング(会社対顧客) | 企業と顧客のコミュニケーションを図るのです

    インタラクティブマーケティング(企業対顧客)
    インタラクティブマーケティングとは、企業と消費者が行う双方向のコミュニケーションの事を指します。英語で表記するとinteractive marketingとなります。

    企業側が、「これってイイですよー」とか「こんな素晴らしい新製品を開発しました」といった風に一方的に情報を発信するのではなく、顧客側からの反応を引き出しつつ双方向にコミュニケーションを図りましょうという活動の事です。

    例えば、Webを活用したり、直接訪問して、提供した製品やサービスの反応を受け取りつつ、それを改善していくといった、双方向のコミュニケーションを図るのです。

    コミュニケーションの中で「おたくの商品なんですけどね、ココを改善するともっと便利になると思うんです。」といった顧客の声が得られたなら、こういった声を自社の改善のために取り入れていくといったイメージです。

    ■企業と消費者の関わり方

    インタラクティブマーケティングは、消費者を巻き込んだコミュニケーションが重要です。そして現在の技術はそれを非常に簡単にできるようにしつつあります。

    例えば、企業のSNSでの発信で「ハッシュタグを」使った投稿を呼びかけ、集まったコンテンツを公式アカウントで紹介すると言った方法があります。

    この方法は、消費者の声を直接マーケティングのリソースとして活用する施策となり、消費者とブランドの距離を縮める効果があります。特にデジタルネイティブの世代は一方的な発信を受け取るというよりも双方向性の情報発信に親和性が高いとされています。

    そして、企業が消費者の声を聞いて双方向のやり取りを重ねることで、企業のファンを作っていくという考え方になります。

    ■消費者が思い通りに動いてくれるとは限りません

    2000年代後半に某企業が「新フレーバー人気投票キャンペーン」でこの種のキャンペーンを行ったことを覚えている方もいるかも知れません。

    この際、みんなにいくつかの味候補に投票してもらい、一番投票数が多いフレーバーを商品化するというキャンペーンでした。

    明らかに「王道」のフレーバーに誘導したがっていたのですが、ネットコミュニティーが面白がって「まつり」にしてしまい、わさび味が大量投票で1位になってしまったという事例です。

    このとき、企業側はキャンペーンの内容とは異なる2位以降のフレーバーを商品化したことで、ネット上でのさらなる「まつり」を招いてしまったと語り継がれている例です。

    このように、インタラクティブマーケティングは消費者参加を促せますが、期待通りの消費者が動くとは限らないため、結果をコントロールできると考えずに、柔軟に対応することが求められるのです。

    関連用語
    インタラクティブマーケティング(顧客対従業員) 
    (注)インタラクティブマーケティングは従業員対顧客といった意味でつかわれることもあります。 



    マーケティング
    2013年10月1日

    インタラクティブマーケティング(顧客対従業員) | 顧客と従業員が双方向に情報を交換します

    インタラクティブマーケティング
    インタラクティブマーケティングとは、顧客と従業員の間に発生するマーケティング活動の事をいいます。英語で表記するとinteractive marketingとなります。

    マーケティング活動を、会社、顧客、従業員の3人の主体が行うとすると次の3通りのマーケティングが考えられますよね?(単純な組み合わせで考えると3通りになるのです。)

    一つ目は、会社と顧客の間のマーケティング活動である、エクスターナルマーケティング(これが通常のマーケティング活動のイメージですね)になります。

    二つ目が、会社と従業員の間に発生するインターナルマーケティングですね。

    そして最後に、この顧客と従業員の間に発生するインタラクティブマーケティングとなります。
    • インタラクティブマーケティングとは
    さて、ほとんどの人は「顧客と従業員の間のマーケティング活動?なにそれ?」といった感じだと思います。

    これは、顧客と従業員が直接、接するという事から「直接接するのなら双方向のマーケティング活動を行えるでしょう」という事から出てきた言葉です。

    例えば、接客をしていく中でお客様の反応を伺い、「あ、このお客様はこういっているけど、本当はこれが望みなんだなぁ…」といった風に認識できたらそれは、従業員と顧客との間に発生しているマーケティング活動ですよね?

    このような活動が大切ですよというのがこのインタラクティブマーケティングです。

    ■インタラクティブマーケティングの事例

    例えば、お店でのやり取り自体がすでにインタラクティブマーケティングだということができます。お客様とお店の人の会話は反応を見ながら行うものです。

    例えば、「冬物が入荷しましたよ。今年のはやりはベージュで・・・」などと声をかけるとします。そうするとお客様が反応を返してきて、それに対しておすすめを柔軟に変えることができたりします。
    このように双方向のやり取りで生まれるマーケティングをインタラクティブマーケティングと呼ぶのです。

    この種の方法がうまくいくと、「このお店は私のことをよくわかってくれている」と顧客エンゲージメントが高まりいわゆるファンになってくれます。

    その結果、リピーターが増え、売上につながるというイメージとなります。

    単なる販売活動ではなく、顧客の声を商品開発や品揃え、サービスの活かすに活かすことで、関係構築と組織の学習が進み、成果をもたらしていくのです。

    ■インタラクティブマーケティングは対面だけか?

    基本的には対面で接客することを想定していたのがインタラクティブマーケティングですが、こんにちにおいて、デジタル環境でも顧客と双方向にやり取りする仕組みを考えることは重要です。

    ECサイトにはチャットボットを実装する事が簡単にできますし、SNSで顧客とやり取りをすることもできます。そして、そのやり取りからお客様の要望を聞き取り、商品開発や品揃え、サービス向上につなげることが可能なのです。

    また、顧客の行動データを元にレコメンドエンジンを活用して商品をおすすめするのも大切ですね。

    このように人が直接対応しなくとも双方向性は成り立ちます。デジタルで商売をする場合は、規模が非常に大きくできることから、大量のデータを入手することができます。そのため従来の接客以上に効果を発揮することができる可能性があるのです。

    関連用語
    インタラクティブマーケティング(会社対顧客)
    (注)インタラクティブマーケティングは会社対顧客といった意味でつかわれることがあります。 
    サイト紹介
    まんがで気軽に経営用語を学んじゃおう。難しい・なじみのない経営用語でも、まんがなら簡単に親しめます。
    まんがで気軽に経営用語について
    TOP絵一覧

    📘 noteでも発信中

    経営支援の現場から、
    言葉のリアルをお届けしています。

    ▶ noteを見る
    索引
    あ行
    か行
    さ行
    た行
    な行
    は行
    ま行
    や行
    ら行
    わ行
    英字 A B C D E
    F G H I J
    K L M N O
    P Q R S T
    U V W X Y
    Z
    数字 1 2 3 4 5
    6 7 8 9 0
    ライブドアさんから
    badge
    リンクについて

    このブログはリンクフリーです。
    以下のバナーもご自由にお使いください。

    まんがで気軽に経営用語バナー
    ランダム
    • ライブドアブログ