量感陳列とは、おもに最寄品に用いられる手法で、商品をまとめて陳列することによって、活気やボリューム感、割安感を演出する陳列方法のことを言います。
スーパーに入ったときに、平台やゴンドラなどに大量に季節の果物が並べてあったとします。その場合、そのスーパーに活気やボリューム、割安感を感じますよね。さらに、季節の果物なので、季節感も感じられると思います。
逆に、スーパーに入ったときに、スカスカの野菜売り場だったらなんとなくガッカリしちゃいますよね。
この量感陳列を行う場合、商品数を豊富にしておく事がポイントです。売れてしまって、スカスカの売り場では量感陳列って言えませんよね。
さらに、POP広告を付けたり、手に取りやすいように陳列することもポイントです。いくら量感陳列だからと言って、ギュウギュウに詰め込んで棚から取れなかったら意味がないですよね。
このまんがでは、プラモデルが山のように積み上げられているお店を見つけたようです。これはまさに量感陳列で、最後のコマのように、なんとなく活気を感じる陳列方法だと言っています。