配賦とは、特定の製品や部門に紐づけられない、共通で発生した費用を配分する事言います。そして、この配分するための基準を配賦基準と言います。
例えば、あなたが洋食屋さんを開いたとします。その時、ロールキャベツに使うキャベツはロールキャベツの費用であると考えることが出来ます。
では、共通で使う水道代はどの料理の費用となるでしょうか?また、お店の建物の減価償却費はどの料理の費用とするのが適切でしょうか?
直接紐づけるのは難しいですよね。そのため、何らかの基準を使い配賦計算を行って原価を求めるといったアプローチが生まれました。
この例では、水道代の配賦基準として、提供した料理の数量で配賦したり、減価償却費は単に料理の売上高で配賦することが考えられます。
このまんがでは商品ごとの儲けを算出しようとしています。しかし、共通で発生した水道代や電気代などの料金をどのように考えるかで悩んでします。
最終コマでは、なんらかの基準で割り振っちゃえばいいと言っています。そしてこの、「何らかの基準で共通で発生した費用を割り振ること」を配賦と言います。
最終コマでは、なんらかの基準で割り振っちゃえばいいと言っています。そしてこの、「何らかの基準で共通で発生した費用を割り振ること」を配賦と言います。