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財務・会計
2013年1月2日

デット・ファイナンス | 負債でお金を調達することの利点と注意点

デットファイナンス_001
デット・ファイナンスとは、いわゆる普通の借り入れのイメージです。英語表記ではDebt Financeとなります。

■負債としてお金を調達します

デット(Debt)とは負債の事ですので、負債で資金調達する→借金のイメージで捉えていただければと思います。

このデット・ファイナンスの具体例は、社債の発行や銀行からの借り入れなどになります。そして、このような資金調達の方法を行うと、下の図のように貸借対照表上の負債の部が増えるのです。

企業間信用でお金を調達するのも負債ですが、この場合はデットファイナンスとはあまり言いません。

デットファイナンスはあくまで、いわゆる金融(銀行借り入れ等の間接金融か、社債の発行等の直接金融)にかかる資金調達を指します。
デットファイナンス

■デットファイナンスの特徴とメリット

この、負債を利用した資金調達は企業において一般的な資金調達方法です。しかし、負債に頼りすぎると企業の安全性が脅かされる場合があります。(参照:安全性分析)

負債となりますので、返済義務が生じるためしっかりとした返済計画を立てておく必要が生じます。

以下デットファイナンスのメリットを上げていきます
1.一般的にコストの低いファイナンス手法となる
上手く負債を利用すれば、資本コスト(株主資本コスト)よりも安いコストで資金を調達できます。

返さなくて良いお金である事から、株主資本の方が良いと思う人も多いのですが、資本コストは負債のコストよりも一般的に高いと言われています。

2.レバレッジが効く
経営がしっかりできるのならば、レバレッジ効果も期待できるといった風にメリットも大きいのです。

3.経営権に影響しない
また、エクイティファイナンスと違って、株式の発行が不要ですので、この種の資金調達を行っても企業の支配権には関係ありません。普段は意識しないかも知れませんが、資金調達に伴って、株式の発行を行う場合、経営権に影響が出てきます。

本当に少数の株式発行なら問題は少ないのですが、資金調達で株式を発行する場合はある程度の経営権を要求されるのが一般的ですから、注意が必要です。

4.信用が生じる
金融機関は返済実績などを重視します。今までしっかりと返済を滞りなく行っている企業の方が、無借金経営で金融機関とお付き合いのない企業よりもいざというときに融資を受けられる可能性が高くなります。

これは、返済実績という信用が効いてくる例なのですね。

■デットファイナンスの注意点

デットファイナンスでお金を調達する場合、デメリットもあります。これは難しいことではなくいわゆる借金のデメリットを思い浮かべてもらえれば理解いただけると思います。
そのため、特にデメリットは上げませんが、デットファイナンスのデメリットを少なくするための方策はあります。

1.事業計画に返済計画を盛り込む
借り入れを起こす際に、しっかりとした返済計画を立てておくことが重要です。特に、担保などがたくさんある企業は、金融機関が比較的簡単に融資してくれるため、事前にしっかりとした計画を立てておくことが重要です。

金融機関がなかなか貸してくれないという事は、逆に考えるとしっかりとした事業計画を審査してくれると言うことにつながります。

そのため、財務的に余裕のある企業や担保のたくさんある企業は金融機関が取りっぱぐれを恐れないため、事業計画をシビアに見てくれないと言った面もあるのです。

2.銀行や信用金庫などの金融機関以外から借りない
実務的に、サラ金や高利のビジネスローンを借りている企業については、銀行や信用金庫と言った金融機関は融資を行わない傾向があります。

そのため、一般的な金融機関以外から借り入れを起こさないようにする必要があります。

本サイトでは、金利の高い資金調達の善し悪しは論じません。しかし、現実問題として、そのような資金調達をすると金融機関の貸し出し姿勢は極めて厳しくなります。

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