目的客とは、そのお店や飲食店などの商業施設を利用することも目的として訪れる顧客の事を言います。
と、なんだかわかりにくい定義ですね。簡単な言葉に直すと、いわゆる常連さんのイメージです。
例えば、ラーメン屋さんを考えてみます。常連さんは、そのお店のラーメンが食べたくてワザワザ来店するわけですよね。このことを、目的を持って来店すると捉えれば目的客となります。
また、ラーメンガイドブックなどを見て、○○というお店のラーメンが食べたいと思うような顧客も目的客となります。
つまり【目的客≒常連さん+そのお店に行ってみたいと思って来店したお客さん】といった感じになります。
と書くと、「それって、目的を持って訪れた顧客じゃん」とのツッコミを受けそうですね。
- どうして目的客が大切なの?
さて、どうして目的客が大切なのでしょうか?「商業施設の魅力が大きくて流動客だけで十分な客数が見込めればいいんじゃないの?だって、同じお客さんでしょ?」と思われる人もいるかもしれません。
確かにそういった考え方もあるかもしれませんが、『新規顧客の獲得コストは、既存顧客の維持コストの5倍かかる』といった経験則を考慮に入れたらどうでしょうか?
なんか、目的客を増やした方が利益につながりそうですよね?
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