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理論株価

財務・会計
2012年5月2日

配当割引モデル

配当割引モデル_001
配当割引モデルとは、現在の株価と配当金の額を用いて 「投資家の期待収益率」 を求めようとするアプローチです。

「投資家の期待収益率」(資本コスト)を求めようとしても、自己資本他人資産である負債のように、簡単に負債コストを求めることができません。これは、別に配当をする義務もなければ(インカムゲインは保証しない)、株の値上がりを保証する義務(キャピタルゲインも保証しない)もないのです。

しかし、義務がないからと言って「株主が要求する収益」を上げられないのであればだれも投資などしてくれなくなります。

今回の配当割引モデルとは、現在の株価と配当金の額を用いてこの 「投資家の期待収益率」 (資本コスト)を求めようとする考え方です。
スライド1
このアプローチは式の導き方もちゃんとあるのですが、本記事では結論だけを示して導き方は省略します。

この式を使って次のように投資家の期待収益率を求めます。

この例では配当金の額を30円、株式の現在価値を150円としています。
スライド2
計算の結果、投資家は20%の期待収益率を要求していることがわかります。

では、配当が常に一定でなく、成長(増加)すると考えられる場合はどうでしょうか?その場合は下の式を使います。
スライド3
こちらも結論だけを示して式の導き方は省略します。

それでは、この式を使って実際に投資家の期待収益率を求めてみたいと思います。

今度は、 配当金の額を20円、株式の現在価値を500円、配当は毎年5%ずつ成長する(増加する)としています。
スライド4
この場合、 投資家は9%の期待収益率を要求していることがわかります。 


なお、今回は投資家の期待収益率を求めるためにこの式を用いましたが、投資家の期待収益率と配当額が与えられると、この式を用いて理論株価というものが求められます。

今度は理論株価を求めてみたいと思います。

市場で投資家は8%の収益率を要求しているとして、 配当金の額を20円、配当は毎年6%ずつ成長する(増加する)銘柄があったとします。その場合、以下のように理論株価を計算することができます。
スライド5
 計算の結果、理論株価は1,000円となりました。この理論株価と実際の株価を比較して割安・割高を判断することが可能となります。

このまんがでは投資家の要求する収益率を探ろうとして、投資家に話を聞いてみたりしています。しかし、イマイチ良く分からなかったようです。 

そこで、この先生は3コマ目で配当割引モデルを適用しようと考え付いたようです。その結果、投資家は30%の収益率を要求している事が分かったようです。 
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