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味噌

経営
2011年7月23日

コアコンピタンス | コアコンピタンスの見いだし方も一緒に考えてみましょう

コアコンピタンス_001
コアコンピタンスとは企業の中核的な能力(強み)を指し示すものです。各企業で長年にわたって蓄積された固有技術(ノウハウなど)のことを言います。

老舗の味噌メーカを例に技術や生産方式がコアコンピタンスとなったケースをいくつか考えていきたいと思います。(私は味噌屋さんではないため想定しているだけです。念のため)

1.コアコンピタンスは味噌を作ることと考えた場合
 味噌作りがコアコンピタンスであると考えた場合、味噌を用いた製品開発を行っていくことができます。たとえば、即席味噌汁市場に進出する、液体の味噌を開発する、無添加の味噌を開発する、だし入りの味噌を開発するといった方向を考えることができます。

2.
コアコンピタンスは大豆食品の製造と考えた場合
 大豆食品の製造がコアコンピタンスであると考えた場合、大豆を用いた食品の製造を行っていくことを考えられます。豆腐の製造、凍豆腐の製造、油揚げの製造などの製造を行っていくことが可能です。

3.
コアコンピタンスは発酵を管理する技術であると考えた場合
 発行を管理する技術がコアコンピタンスであると考えた場合、発酵食品の製造を行っていくことが考えられます。例えば、大豆製品ですと納豆の製造、醤油の製造、発酵食品だけで考えると、お酒やヨーグルトの製造まっで考えることが可能です。

この技術や生産方式以外でも、ブランドや物流、構成員の価値観など様々なものがコアコンピタンスになりえます。

ブランドがコアコンピタンスになる例は某電機メーカの製品だけスペックは大差ないけど少し高く販売できるようなケースが考えられます。

このまんがではメガネの先輩のコアコンピタンスはリズム感であると言われています。そして運動やほかのことはからっきしダメと言われています。もしこの人が、音楽以外の活動をする場合リズム感を生かした活動をすることがいいと思われます。

  • 中核的な強みはなにか
さて事業計画などを作る際に自社のコアコンピタンスを特定したいということがあります。

そのような場合において、どうやったら自社のコアコンピタンスを見出すことができるでしょうか。一般的にはなかなか難しいことです。

そのため以下のように自社の業務のプロセスごとに検討してみるというアプローチをとることができます。

例えば自社のバリューチェーン、価値を生み出すプロセスごとに考えてみたいと思います。

例えば原材料の調達の部分はどうでしょうか。

特別な原材料をなかなか取引は難しい事業者から仕入れてたりしませんか。そのような場合、調達力や調達部門に中核的な価値がある可能性があります。

また、製造の部分ではどうでしょうか。

よくコアコンピタンスと言われるのはこの製造部分の強みとなります。競合他社よりも良いものを作るというのはわかりやすいコアコンピタンスです。

また販売部門ではどうでしょうか。なかなか魅力を伝えることが難しいような玄人好みの商品をしっかりと販売するだけの販売力がある超えたものもコアコンピタンスとなりえます。

このように業務のプロセスごとに分けて考えていくことでコアコンピタンスを見出すことができるのです。

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