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トンマナ

情報
2013年8月15日

トンマナ | 「トンマナが…」と言われたときに、理解したふりをする大人にはならないでください

トンマナ_001
トンマナとは、広告の出す雰囲気や世界観を一致させましょうよという事を指す言葉です。英語ではtone and mannerと表記されます。

この言葉は、英語表記を見ていただければおわかりかもしれませんが『トーン』と『マナー』を組み合わせて略した言葉です。

もともとは、広告とかブランドとか、Webの業界等で使われている言葉です。

例えば、複数人で一つのWebサイトを運営していたとします。テーマは『管理会計』。このテーマについて偉い学者の先生たちが集まって、学問的な厳密さを追求して交流を図るといったWebサイトです。

さて、このようなサイトに「まんがで気軽に経営用語」の記事が紛れ込んでいたら違和感がありますよね?

何故違和感があるかというと、『トンマナ』があっていないからです。学術的な議論に、分かりやすさを優先した説明の記事が紛れ込んでいたら変ですよね?

また、お寿司屋さんの食べ歩きをしていて、『日本のおすし』みたいなテーマを持っているWebサイトに唐突に、「今日はカルボナーラを食べたんだよね。美味しかったよ。」みたいな記事が紛れ込んでいたら少し変ですよね?

そのため、「こういった事をなくして、Webサイトや広告などの媒体が発するメッセージには一貫性を持たせた方が良いですよ。」といった内容を指す言葉がこの『トンマナ』なのです。

  • トンマナを統一することで何か利点はあるか
このようなトンマナは明確にする事でいくつかの利点が発生します。
 
例えば、覚えてもらいやすくなるという事です。トンマナを統一することで、一目でそのサイトであるとか、製品、お店である事が分かります。
 
どのような優れたものであっても、消費者に覚えてもらわなければその後の行動には繋がりません。
 
そのため覚えてもらいやすくなるというのは非常に強い利点なのです。
 
また、コスト面から考えても非常に有益です。例えば複数の人からデザインや文章をあつめる場合、トンマナが明確であればその後のすりあわせや調整の工程が非常に簡単に済みます。
 
このように、トンマナを設定することによって販売面にも利点がありますし、コスト面にも利点が出てきます。簡単に言えば、利益の増加に役立つということです。
 
  • Webサイトなどでトンマナを統一する具体的な方法
さてこのトンマナは企業における経営理念のように指針を決める事が重要です。
 
最低限、対象はどのような『モノ』なのかを定義し、それを明確にしておくことが必要です。
 
例えば、本サイトではサイトを『親しみの持てる』と定義して、親しみの持てるような色使い、言葉遣いを心がけています。
 
この明確な理念があるだけでもトンマナはだいぶまとまってきます。 
 
しかしそれだけでは、一つのウェブサイトといって完全には泊まることはなかなか難しいです。
 
そのため、語尾をですます調で統一したり、 表記を統一したりしています。
 
また、こまめに改行を行なって、文字の塊があまり大きくなりすぎないようにすることを心がけています。
 
このように、文章自体は自由に書いてもいいのですが、統一感を持たせた決まりをあらかじめ作っておくことで、トンマナを統一することができるのです。
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