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イノベーター理論

マーケティング
2011年10月16日

ラガード

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ラガード(採用遅滞者)とはロジャース(Rogers)が採用者モデル理論(イノベーター理論)の中で新しいアイディアや製品・ライフスタイルの採用の早さで人々を分類したうちの一つです。一番最後に採用するといった非常に保守的、伝統を重視する採用行動を行います。

この採用者モデルは新しい物事を採用する速さの順で、イノベーター(Innovators)、アーリーアダプター(Early Adopters)、アーリーマジョリティ(Early Majority)、レイトマジョリティ(Late Majority)、ラガード(Laggards)の5つに人々を分類しています。

このラガードといわれる人々は、自らの所属する集団で最後に新しい
アイディアや製品・ライフスタイルを採用します(もはや新しいとは言えない気もしますが)。保守的で伝統を重視する人々ということができます。

このラガード
の割合は市場全体の16%程度言われています。あるものが流行りだしたとき、もはや流行ではなく、伝統になってから採用する人がラガードのイメージとなります。

また、製品ライフサイクルの衰退期にはラガードが主な購入者であるといわれています。

今回のまんがでは、登場する学生さん2人がラガードのイメージです。伝統的な格好が一番だと言っています。
マーケティング
2011年10月15日

アーリーマジョリティ

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アーリーマジョリティ(前期多数採用者)とはロジャース(Rogers)が採用者モデル理論(イノベーター理論)の中で新しいアイディアや製品・ライフスタイルの採用の早さで人々を分類したうちの一つです。

この採用者モデルは新しい物事を採用する速さの順で、イノベーター(Innovators)、アーリーアダプター(Early Adopters)、アーリーマジョリティ(Early Majority)、レイトマジョリティ(Late Majority)、ラガード(Laggards)の5つに人々を分類しています。

このアーリーマジョリティといわれる人々は、自らの所属する集団でその集団の平均よりも早く新しい
アイディアや製品・ライフスタイルを採用します。慎重さを持った人々ということができます。
この
アーリーマジョリティの割合は市場全体の34%程度言われています。あるものが流行りだしたとき、みんなよりは早く採用する人がアーリーマジョリティのイメージとなります。

また、製品ライフサイクルの成長期にはアーリーアダプターとアーリーマジョリティが主な購入者であるといわれています。

今回のまんがでは、1コマ目に出てくる学生さん2人がアーリーマジョリティのイメージです。アーリーマジョリティは市場全体の34%を占めているので2人登場しています。

この2人は比較的慎重なので、先輩が購入したところを見て購入したと1コマ目で言っています。
マーケティング
2011年10月15日

アーリーアダプター

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アーリーアダプター(前期少数採用者)とはロジャース(Rogers)が採用者モデル理論(イノベーター理論)の中で新しいアイディアや製品・ライフスタイルの採用の早さで人々を分類したうちの一つで、イノベーターの次に一番新しいものが好きな人々の事を指します。

この採用者モデルは新しい物事を採用する速さの順で、イノベーター(Innovators)、アーリーアダプター(Early Adopters)、アーリーマジョリティ(Early Majority)、レイトマジョリティ(Late Majority)、ラガード(Laggards)の5つに人々を分類しています。

このアーリーアダプターといわれる人々はアイディアや製品・ライフスタイルが単に「新しい」という理由だけではなく、「有用であるか・価値があるか」も含めて考慮し採用します。

この
アーリーアダプターの割合は市場全体の13.5%程度言われています。あなたのそばにも新しい物事が好きでその人が使うとその人がいるコミュニティーで流行るような人がいますよね?その人がアーリーアダプターのイメージとなります。

この種の人々は市場全体に及ぼす影響はかなり大きいです。このアーリーアダプターは別名「オピニオンリーダー」とも呼ばれ、そのコミュニティー内で指導的な地位を保っています。

このアーリーアダプターとイノベーターが導入した段階で、製品やサービスの普及率は16%となり、この値を超えると一気に市場に受け入れられるといわれています。この普及率をクリティカルマスと言います。

また、製品ライフサイクルの導入期にはこのイノベーターとアーリーアダプターの一部が主な購入者であるといわれています。

今回のまんがは先輩を
アーリーアダプターとして描いています。アーリーアダプターである先輩は何らかの価値を感じて耳みたいなものをつけているようです。

そして彼女はオピニオンリーダーとしてコミュニティーに対して影響力を持っており、先輩がつけているとほしくなると後輩に言われています。
マーケティング
2011年10月12日

イノベーター

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イノベーター(革新者)とはロジャース(Rogers)が採用者モデル理論(イノベーター理論)の中で新しいアイディアや製品・ライフスタイルの採用の早さで人々を分類したうちの一つで、一番新しいものが好きな人々の事を指します。

この種の人々はアイディアや製品・ライフスタイルが単に「新しい」という理由から進んで採用します。アイディアや製品・ライフスタイルが有用か否かはそれほど重要ではありません。

このイノベーターの割合は市場全体の2.5%程度言われています。あなたのそばにも新しい物事が極端に大好きな人がいますよね?その人がイノベーターのイメージとなります。

ただし、この種の人々は市場全体に及ぼす影響はそれほど大きくありません。イノベーターが購入したからといって市場に浸透するわけでも、流行るわけでもありません。

この採用者モデルは新しい物事を採用する速さの順で、イノベーター(Innovators)、アーリーアダプター(Early Adopters)、アーリーマジョリティ(Early Majority)、レイトマジョリティ(Late Majority)、ラガード(Laggards)の5つに人々を分類しています。

また、製品ライフサイクルの導入期にはこのイノベーターとアーリーアダプターの一部が主な購入者であるといわれています。

今回のまんがはメガネ君をイノベーターとして描いています。イノベーターであるメガネ君は有用かどうか、意味があるかどうかは全く気にせず新しいものであるからという理由で耳みたいなものをつけています。

おそらく彼は、4コマ目で言っている脳波に反応して…といった理由はどうでもよく、単に新しいということに価値を見出しているはずです。

そして、彼が購入した段階では仲間たちには斬新すぎるといわれてしまっています。彼はあまり市場に対する影響力は持っていないようです。たぶんこの耳はこの段階では流行らないのでしょう。

本格的に流行りだすためにはアーリーアダプターの登場を待つ必要があります。
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