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情報
2013年6月20日

WFM | 労働負荷を適正化してお客さんも従業員も会社も幸せになる方法です

WFM_001
WFMとはワークフォースマネジメントの事で、従業員にかかる負荷を最適化して、無駄な人件費の抑制とサービス水準の維持を図る取り組みです。英語ではWorkforce Managementと表記されます。

さて、店舗を運営している場合、どうしても顧客のたくさん来る時間帯とあまり来ない時間帯がでてきてしまいます。

例えば、飲食店では昼時や夕食の時間にお客様が集中します。また生鮮三品を取り扱っているスーパーマーケットなどでも、夕食の食材が売れる時間に顧客が集中します。

このように、忙しい時間帯や忙しくない時間帯は、一日の中でもありますし、一年の中でも当然出てきます。

この時に、何も考えずに「普段通りの人員を確保すればいいよね。」とやっていると、忙しい時間帯(時期)には人が足りずにサービスの水準を落とすことになりかねませんし、忙しくない時間帯(時期)には遊んでいる人員が出てしまいます。
  • 労働負荷を分析する
繁閑に差があるのを前提として、「だったら忙しいときは人を増やせばいいし、忙しくない時は少ない人数で運営すればコストがかからないよね」とする考え方が、このWFMとなります。

この要員管理は上手く活用できれば非常に強力に作用します。というのは、忙しい時期に従業員に過剰に負荷をかけてサービス水準の低下を防ぐこともできますし、忙しくない時期には必要最低限の人員で店舗棟を運営する事となるので費用が抑えられます。

また、勤怠の状況をある程度コントロールすることができますので、労働時間が法令で規制されている上限を超えないようにコントロールすることもできるのでコンプライアンス面でにも役立ちます。
経営
2012年10月16日

W/R比率

W/R比率_001
W/R比率とは、「卸小売比率」とも呼ばれ、卸売販売額に対する小売販売額の比率を示し、卸売活動の大きさを示しています。英語ではwholesale / retail sales ratioと表記されます。

このW/R比率は以下の計算式で計算することができます。

W/R比率=(卸売の売上-産業・輸出向け売上)÷小売業の売上

そして、このW/R比率が大きいという事は、小売業の売上高に対して卸売の売上が大きいという事なので、流通経路が長いという事ができます。(卸売業者間で販売が繰り返されると(流通経路が長いと)分子の卸売の売上が増えるため、このR/W比率は大きくなります。)

例えば、生産者は100円で卸売り業者に販売し、その後、卸売業者が20円ずつ自社の利益を付加して販売し、小売業者は仕入れ額に3割の利益を付加して販売するケースを考えてみたいと思います。

卸売り業者を1社のみ経て消費者に販売する場合は、

卸売業1(120円)
小売業(156円)

W/R比率120÷156≒0.77
となります。

卸売り業者を3社経て消費者に販売する場合は、
卸売業1(120円)
卸売業2(140円)
卸売業3(160円)
小売業(208円)

W/R比率(120+140+160)÷208≒2.02
となります。

このように、流通経路が長くなればなるほどこのW/R比率は大きくなります。

そして、日本は流通経路が長いため、欧米のこのW/R比率と比較して大きな値が出ると言われています。

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物流
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