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2013年4月9日

電子入札

電子入札_001
電子入札とは、インターネットなどのネットワーク上で、政府・地方自治体が行う公共事業や物品の調達に対して入札を行うといった仕組みです。

従来の紙で行う入札の代わりに、ネットワーク上で入札をやってしまおうという発想です。いわゆるBtoGですね。

さて、なぜ今まで紙で運用していたモノを、ワザワザ電子入札にするのでしょうか?

もちろん、「インターネットって流行ってるから、行政としても、やっとかなければならないよね?」みたいな、理由になっているようで理由になってない動機でやっているわけではありません。(行政関係の読者の皆様、そうですよね?)

これは、事業者や政府・地方自治体双方にメリットがあるから行っているのです。

例えば、入札者の移動の負担が減る為、入札参加者が増えると考えられます。その結果、競争が今まで以上に働き落札価格が下がると考えられます。

また、事務が効率化されるのも魅力です。(効率化されるという事はコストが下がるという事ですね。)

関連用語
EC(電子商取引)
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2013年4月9日

BtoG | 対行政と商売をすることをいいます

BtoG_001
BtoGとは、インターネットなどのネットワーク上で、企業と政府・地方自治体が行う商取引の事を言います。B2Gとも表記されます。また、BtoGは(Business to Government)の略称です。

政府とか地方自治体に対してEC(電子商取引) を行うという発想ですから、BtoBの相手先が政府とか地方自治体になったイメージですね。

さて、企業が政府とか自治体相手に行う商取引とはどういったモノでしょうか?

もちろん、ノートとか筆記具といった消耗品を販売するようなものもありますが、一番イメージしやすいものは、いわゆる公共事業の入札といったモノだと思います。

公共事業の発注に近年では電子入札制度が導入されたりしているため、このような事業もBtoGとなるのです。
  • BtoGの取引には利点がある

1.お金を確実に回収できる
このBtoGですが、一番の利点は取りっぱぐれの心配がないと言うことです。どれだけ売上を上げても、どれだけ利益を確保しても、現金が回収できなければ何の意味もありません。

しかし、対行政・対政府との取引の場合は取りっぱぐれの心配はありません。つまり確実にお金が回収できる取引であると考えて良いのです。

2.対外的な信用が増す
BtoGの取引ができる企業は、ある程度の信用があります。行政の担当者は信用できない企業に仕事を頼むことは基本的にはありません。

そのため、BtoGの取引を行っている企業は、ある程度信用することができる企業であると言うことができるのです。

3.ロットが大きい
発注ロットは一般的に企業に提供する事を考えると大きくなる傾向があります。また、橋梁の工事などは行政系の案件でしか受注する機会がないと考えられることから、業種によってはBtoGが必須となるケースもあります。
  • BtoGにはデメリットもある
1.利幅が薄いケースがある
BtoGの場合、確実にお金を回収できるといった利点はあるのですが、基本は入札となるためそれほど利益的にうまみのある商売ではない可能性があります。

先方が呈示してきた仕様に対して最安値を呈示した企業が勝つというのが原則となりますので、中小企業経営のセオリーである差別化等はあまり有効ではありません。

2.関係性の構築が難しい
また、入札が基本となり、担当者も数年おきにほぼ必ず異動しますので、関係性の構築が難しく、純粋に価格勝負となる傾向があります。

3.支払いサイトが長いケースがある
支払い条件等も融通は基本的には利きません。そのため、行政側の都合で呈示された支払い条件を受け入れることができるかどうかを事前に検討しておく必要があります。


関連用語
CtoC 
BtoC
BtoE
フルフィルメント  
クリックアンドモルタル
ピュアプレーヤー
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2013年4月8日

BtoE

BtoE_001
BtoEとは、インターネットなどのネットワーク上で、企業と従業員が行う商取引の事を言います。B2Eとも表記されます。また、BtoEは(Business to Employee)の略称です。

従業員に対して電子商取引を行うという発想ですから、いわゆる社販EC(電子商取引) で行うといったイメージですね。

また、従業員向けの取引ですから、インターネットではなく社内向けネットワークであるイントラネット上で行う事も可能となります。

このBtoEはいわゆる社内販売だけにはとどまりません。ここまででしたら、単にネットワーク上で社内販売をやるというだけですからね。
  • 社内販売プラス…
このBtoEが単なる社販と異なり、様々な福利厚生サービスをインターネットなどのネットワーク上で行うといった利用法があります。

つまり社内販売プラス、福利厚生サービスといったイメージなのですね。

例えば、従業員があらかじめ用意されている様々な福利厚生のプランから自分で選んで利用するようなカフェテリアプランとしても利用されています。

色んな福利厚生プランがあるのに、いちいち説明していたら非効率ですので(毎年分厚いカタログを配っていたら大変ですよね?)オンラインで利用申請をできるようにしているのです。 

このように、BtoEで福利厚生を行えば、運用コストが下げられるといったメリットがあるのですね。
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2013年4月7日

セッション数

セッション数_001
セッション数とは、PVUUの中間の指標で、一定時間内の訪問回数を表した指標です。グーグルAnalyticsでは訪問数と表示される指標です。

「中間?何のこと?」って思われる方も多いと思いますので、例を示していきます。

このセッション数は基本的にはUUのように何人の閲覧者が来たかを示す指標です。

しかしUU数は単に一日当たりに何人の顧客が訪れたかを表す指標なので、朝に来た顧客と夕方に再訪問した顧客がいたとしてもUUは1としてカウントされます。

さて、朝と夕方に訪問した顧客を1とカウントすることは、はたして適切でしょうか?朝も来て、夕方も来てくれたのだから、2回の訪問であると考える考え方もあると思います。

そして、このセッション数は、2回の訪問であるとカウントしようという考え方なのです。 
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2013年4月7日

UU

UU_001
UUとは、ユニークユーザーの事で、Webサイトに何人のユーザが訪れたかというアクセス数の考え方の一つです。英語ではUnique Userと表記されます。グーグルAnalyticsではユーザー数と表示される指標です。

アクセス数と言えば、累計表示回数であるPVとこちらのUUが良く用いられます。

それでは、PVとUUの何が異なるのでしょうか?簡単に言うとPVは累計閲覧数、UUは訪問者数を示す指標です。

UUは訪問者数を示しているので、訪問者が累計何ページを見たかなどは関係ありません。
 
例えば、100人の閲覧者がそれぞれ100ページずつ閲覧しても、1ページしか閲覧せずに帰ったとしても同じ100UUなのです。

逆に、PVは累計閲覧数を示しているので、上の例では、100人の閲覧者が100ページずつの閲覧の場合、10,000PVになりますし、100人の閲覧者が1ページずつしか閲覧しなかった場合100PVなのです。

関連用語
セッション数
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2013年4月7日

PV

PV_001
PVとはページビューの事で、ページが何回閲覧されたかというアクセス数の考え方の一つです。英語ではPage Viewと表記されます。グーグルAnalyticsではページビュー数と表示される指標です。

「え、アクセス数の考え方の一つってことは、アクセス数にはいくつかの指標があるってことだよね。」って思われた方もいるかもしれませんね。

そうなんです、アクセス数と一口で言っても、今回のPVとか、UUセッション数といった、いくつかの考え方があるのです。

PVは簡単に言うと、訪問者が何ページ読んだかの累計を示しています。だから、この指標には何人が来たかは関係ない指標です。

例えば、100人が来て1ページずつ読んでも100PVですし、1人が100ページ読んでも100PVです。基本的には、PV≧UUという関係になります。

さて、あなたがTOPページからこの記事にたどり着いたとします。その場合、【TOPページの閲覧→PV+1】
【本記事の閲覧→PV+】で PVは2になります。
 
このように、PVを伸ばすためには、訪問者に様々な記事を見てもらうような方策が有効となります。本サイトでも、サイドバーにおすすめ記事を載せたり、記事間でリンクを張っていますよね。それは、色んな記事を見てもらいたいからなのです。
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2013年4月6日

オンラインモール

オンラインモール_001
オンラインモールとは、複数のEC(電子商取引)サイトが一つのWebサイト上に出店している形態を言います。

イメージとしては、インターネット上のショッピングセンターとか、商店街といった感じです。

つまり、そこに行けば、沢山のお店があって欲しいものが手に入る商業集積をインターネット上にも再現しようという発想なんですね。
  • 顧客側のメリット
では、顧客にとってオンラインモールがあるメリットってどのようなことでしょうか?

現在は検索エンジンが非常に強力なため、別に個別のEC(電子商取引)サイトであっても訪問することに不便はないかもしれませんよね。

でも、顧客にとってはオンラインモールに一回登録すれば個別のEC(電子商取引)サイトに情報を登録する必要はないですし、オンラインモール内のお店ならば一括で決済ができたり、ポイントを共通で使えたりといったメリットがあります。

なんだか商店街が独自で共通ポイントカード+地域通貨を作って顧客を囲い込むのと同じようなイメージですね。
  • お店側のメリット
お店側はオンラインモールに出店するためには、出店料を払ったり売り上げの数%をモール側に支払う必要が出てきます。

簡単に言うと、独自でやるよりも費用がかかるんですね。

でも、オンラインモールに出店する事には大きなメリットがあります。

というのは、オンラインモール側の決済システムが使えたり、オンラインモールの強力な集客力を活用できるというメリットです。

オンラインモールに出店するという事は、商店街にお店を出すようなイメージになるので、商店街を通るお客様が買い物客になります。(商店街にお店を出すので費用は高めです。)

その逆に、独自にECサイトを開くというのは、荒野の中にお店を出すようなものです。たまたま目の前を通るお客様はほとんどいないので自分で努力してお客様を集めてこなければなりません。

土地代がかからないので費用が安くなるけれども、整地とか(フルフィルメントを考える必要があります)には費用がかかるのでトータルで考えたときに、本当に安いかどうかは一概には言えません。

関連用語
BtoB
CtoC
BtoC
クリックアンドモルタル
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2013年4月6日

RPM

RPM_001
RPMとは、1000PVあたりの収益の事を言います。簡単に言うと、1000回Webサイトが表示されたとき平均していくらの収益を得られるかという指標です。

この定義から、RPMを計算するためには、
【RPM=見積もり収益額÷PV(ページビュー)数×1,000】
という計算式で計算を行う事ができます。(この指標の計算式はeCPMとそっくりですよね。)

例えばPVが50回あったとします。その時に、10円の収益があった場合のRPMはいくらでしょうか?

言い換えると、このようなWebサイトで1000PVを獲得できたらいくら収益が得られるでしょうか?

これは式に当てはめて考えてみます。

【RPM=10÷50×1000=200】
となりますので、RPMは200円となります。

さて、このRPM=200円という事からどのような事が分かるでしょうか?RPMは1000PVあたりの収益なので、1000回Webサイトを見てもらえば、平均200円の収益が得られるという事です。

という事は、1000PVを余計に獲得できれば平均して200円の収益が得られる。という意味になります。

逆に言うと、200円よりも少ない金額で1000PVを獲得できるような施策がある場合、積極的に推進すれば高い確度で儲かるという事です。

例えば、RPM=200円のときに、1000PVの獲得コスト=100円という広告が配信できたとします。

という事は、
1000PVの収益(200円)-1000PVの獲得コスト(100円)=儲け(100円)
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2013年4月6日

PPC広告

PPC広告_001
PPC広告とは、ペイ・パー・クリックの略で、Webサイト上に表示されている広告がクリックされた場合にのみ費用を支払うクリック保証型の広告のことを言います。英語ではPay Per Clickと表記されます。

用語としては、クリック保証型広告全般を指すのですが、現在ではおもに検索エンジン(グーグルとかヤフーですね)上に出稿する広告を意味しています。

あなたが検索エンジンで何かの言葉を検索した時に、画面の上の方に広告がでたりしませんでしたか?

その広告がPPC広告のイメージとなります。そして、この広告はあなたがクリックして、広告の出稿者のサイトを訪れた時だけ、出稿者に課金します。
  • 興味があるからクリックする
さて、あなたがPPC広告をクリックしたとします。それはなぜですか?少なからず広告の中身に興味があったからじゃないですか?

このように、基本的には興味がある人がクリックしてくれるというのがこのPPC広告の最大の利点です。

自サイトの取り扱っている内容に興味がない人をどれだけ集めても意味はありません。例えば、経済学の非常に専門的な議論を行っていて、結果として「素人お断り!難解、経済学」という本を売りたいサイトがあったとします。

このようなサイトが「子猫の世話の仕方」みたいな情報を知りたい人を誘導して来ても、ほとんど「素人お断り!難解、経済学」という本は売れそうにないですよね?

そのため、興味がある人たちだけを集めるためにお金を支払うというPPC広告は非常に合理的な広告手段なのです。

(興味がない人が広告を見ても、興味がない人が見る→クリックしない→費用が発生しない。といった流れが想定できるのです。)
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2013年4月5日

ピュアプレーヤー

ピュアプレーヤー_001
ピュアプレーヤーとはクリックアンドモルタルに対する言葉で、EC(電子商取引)のみを行っている事業者の事を言います。

クリックアンドモルタルは、EC(電子商取引)+実店舗でシナジーを追求する商売のやり方ですが、ピュアプレーヤーは、インターネット等のオンライン上でのみ商売を行うというやり方です。

イメージとしては、ネット専業の通販会社といったイメージですね。

さて、このようなピュアプレーヤーにはどのような利点があるのでしょうか?

実店舗を持たないわけですから、消費者と直接やり取りをして情報を収集する事は困難ですし、「ネットで売れなければ実店舗で売ればいいや」といった考え方もできませんよね?(まあ、こういう考え方をしているとダメっぽいですけど。)

でも、実店舗を持たない分だけ、店舗にかかる固定費がかからないので低コストで事業が可能になりますよね。また、店舗の陳列キャパシティという制約がないため、ロングテールを追求できるといったメリットもあります。

関連用語
BtoB
CtoC
BtoC
フルフィルメント
オンラインモール
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2013年4月5日

クリックアンドモルタル

クリックアンドモルタル_001
クリックアンドモルタルとは、EC(電子商取引) と実店舗でシナジーを狙っていくという手法を言います。

クリックして購入するのが、EC(電子商取引)で、モルタルが(セメントみたいな建築資材で作られている)実店舗になります。文字通りインターネット上でクリックして、実店舗で販売も行うといったイメージですね。
  • どのようなシナジーが生まれるのでしょうか?
例えば、コーヒー豆を焙煎して販売するような事業を考えてみたいと思います。

コーヒーを自宅で淹れて飲むような人であっても、ワザワザ焙煎したての豆を購入するような人は少ないです。そのため、潜在的な顧客は沢山いても、そういった潜在顧客を顕在化させるといった事を行う必要があります。

簡単に言うと、「焙煎したてのコーヒー豆」という商品の価値を伝えていくことが大切なのですね。

商品の価値を伝える。ECサイトで長々と説明文を書くというアプローチも、もちろんありますが一番手っ取り早いのは、コーヒー好きの人たちに次のような事を言いながら実際に飲んでもらう事だと思います。

「コーヒー豆は生鮮食品ですから、粉にしたコーヒーは時間がたつとあまりおいしくありません。一番いいのは、生豆を焙煎してそれほど時間のたっていないモノを、飲む直前に挽いて粉にして飲むことですよ。」

そして、このようなアプローチをとるためには、やはり実店舗があればやりやすいですよね。

こういった場合、実店舗での潜在顧客の掘り起こしが、ネット販売の売上向上に結び付き、ネット上で見た潜在顧客が実店舗を訪れるといった効果が期待できます。

このほかにも、実店舗が有名であれば、宣伝に経営資源をあまり投入しなくてもある程度の売り上げを見込めます。(有名な○○ってショップのネット通販なら、あんまり宣伝しなくても、ある程度売れそうですよね。)

また、クリックアンドモルタルの形態なら、店舗の在庫を活用できるので効率的であるという事ができます。

関連用語
BtoB
CtoC
BtoC
フルフィルメント
ピュアプレーヤー
オンラインモール 
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2013年4月5日

フルフィルメント

フルフィルメント_001
フルフィルメントとは、EC(電子商取引) などにおいて、商品の発注を受けた後、その商品をお客様の元に届けるまでの活動を言います。

顧客側としては、商品を発注しただけで、発注した商品が届くというのはある意味当たりまえだと捉えていると思います。

例えば、あなたがネット通販で何かを発注する場合、その商品が問題なく届くことを期待しているから発注するわけですよね。

そして、このように期待が裏切られた場合、「もう二度とこの会社では注文しない」といった決定的な悪い感情を発注先に抱くと思います。

このように、受注した商品を無事に顧客に届けるという事はとても大切な業務なのですが、企業側としてはココのコストは削りたいというのが本音です。だって、このフルフィルメントにお金を沢山かけたからと言って売り上げが上がるわけではないですからね。
  • 具体的にどんな業務?
このフルフィルメントに該当する業務は、主に「受注の処理、商品のピッキング、梱包、発送処理、代金の回収業務」などが該当します。

これに加えて「商品の返品の処理、在庫管理、顧客管理」なども該当します。

簡単に言うと受注後に発生するすべての業務といったイメージですね。

関連用語
BtoB
CtoC
BtoC
クリックアンドモルタル 
ピュアプレーヤー
オンラインモール 
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2013年4月4日

BtoB

BtoB_001
BtoBとはインターネットなどのネットワーク上で企業同士が商取引を行う事を言います。B2Bと表記されることもあります。またBtoBは(Business to Business)の略称です。

このBtoBのイメージとしては、卸売りから小売業が商品を仕入れる取引や、各企業に対して消耗品をECの仕組みを用いて販売するといったモノになります。

例えば、部品とか原材料をワザワザ電話やFAXなどで注文するのではなく、インターネットなどのネットワークを介して注文を行うといった事が行われています。

部品や原材料は、非常に多種多様なモノがありすべてを管理しようと思うと手間がかかります。(ということはコストがかかります。)

そこで、例えばABC分析などを行い、金額的にそれほど重要でないような商品については発注点を決めて定量発注方式などを採ると便利です。

そして、このような多品目の発注の場合、電話やFAXで伝えようとすると非常に手間がかかりますので、インターネットなどのネットワークを介してデータ形式で注文をすると、発注側も、受注側も助かりますよね。

また、消耗品の発注など、企業が最終消費者となるというケースもあります。

関連用語
EC(電子商取引) 
CtoC 
BtoC
BtoE
BtoG
フルフィルメント  
クリックアンドモルタル
ピュアプレーヤー
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2013年4月4日

BtoC

BtoC_001
BtoCとはインターネットなどのネットワーク上で企業と個人が商取引を行う事を言います。B2Cと表記されることもあります。またBtoCは(Business to Customer)の略称です。

一方が企業で、もう片方が個人でインターネット等を用いて取引をする。一番初めに思い浮かぶイメージは、いわゆるネット通販ですね。

さて、ネット通販では、実店舗が持つ地理的な限界を克服することができます。

例えば、栃木県宇都宮市で洋品店を営んでいたとしたら、基本的には、宇都宮市周辺がそのお店の商圏になりますよね。この場合、逆に言うと東京や大阪などのお客様へはなかなかアプローチできないという事ができます。

しかし、BtoCなら、この地理的な距離は克服できます。売っている商品にもよりますが、遠隔地の顧客に直接販売を行う事も可能となるのです。

関連用語
EC(電子商取引) 
CtoC
BtoB
BtoE
BtoG
フルフィルメント  
クリックアンドモルタル
ピュアプレーヤー
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2013年4月3日

CtoC

CtoC_001
CtoCとは、インターネットなどのネットワーク上で消費者同士が直接商取引を行う事を言います。C2Cと表記されることもあります。また、CtoCは(Consumer to Consumer)の略称です。

どうでしょうか?このように、消費者と消費者が直接やり取りをして、商取引をするという形態は新しいと感じますか?

おそらく、「商品はお店から買うもので、消費者同士がやり取りするのってネットが普及してからだよね?」といった風に考える人もいると思います。

でも、このような形態は、インターネットが普及する前から存在していました。

例えば、消費者がバザーやオークションといった場所で自分の不用品を消費者に対して販売するといった形態も消費者同士が直接に取引を行っているという事ができますよね。
  • 世界中を相手として
そして、このようなバザーやオークションをインターネットを使って世界中を対象として行うという発想が、いわゆるネットオークション等のCtoCとなるのです。

ネットオークションならば、世界中に顧客がいて、世界中に売り手がいます。その為、従来であれば買い手のつかなかったような商品であっても買い手がつく場合もありますし、世界中の人が相手になるので、探していた宝物に出会えるかもしれません。

このように素晴らしい仕組みなのですが、得体のしれない個人と直接取引をするっていうのも不安ですよね。

その為、CtoCを支援するようなサービスも発達しています。例えば、決済を代引きで行えるようにしたり、出店者や入札者を評価して悪質な参加者を排除するようなサービスですね。

関連用語
EC(電子商取引)
BtoB
BtoC
BtoE
BtoG
フルフィルメント
クリックアンドモルタル
ピュアプレーヤー
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2013年4月3日

EC(電子商取引) | ネットで売るから全世界を相手にして商売をすることができます

EC(電子商取引)_001
EC(電子商取引)とは、eコマースなどと言われ、インターネットなどのネットワーク上で商取引を行う事を言います。英語ではelectronic commerceと表記されます。

このECという言葉を聞いてどのようなサービスが思い浮かぶでしょうか?多くの人は、インターネット上のショッピングサイトが浮かぶと思います。

でも、インターネットなどのネットワーク上での商取引なので、別に業者対個人(これをBtoCと言います)に限りません。

例えば、業者同士が取引を行うBtoBや個人同士が直接取引を行うCtoCといった形態も考えられますよね。(個人同士の取引としてはネットオークションなどで直接やり取りするといったイメージです。)

■地理的な制約を越えて

売り手も買い手も、地理的な制約をほぼ無視できるというのがこのEC(電子商取引)の大きなメリットとなります。

例えば、北海道のジャガイモ農家の人が、従来は地元でしか流通していなかったような特別なジャガイモを遠隔地である首都圏に直接販売できるといった事が可能となるのです。

実店舗は立地にかなりの部分左右されますが、EC サイトにおいては率はそこまで大きな制約条件にはなりません。どこに存在していても日本全国また世界各地を相手に商売ができるというのは非常にECの画期的なところです。

このように商圏を大きく拡大できるといった事がこのECの大きな魅力なんですね。

■ECは当たり前になってきている 

このように非常に便利なものですからECは現在においてほぼ当たり前のものになってきています。

一昔前は決済がハードルが若干あったのですが今ではクレジットカードを持ってる人も増えましたし決済手段も多様化していますので決済に関するハードルはかなり下がってます。

そのため、Eコマースはまだまだ成長の余地があると考えてる人たちも多くくいます。 

■簡単に自分の店をオープンできます

商売に関わる配送業務など従来ならば全て自分で考えなければならなかったことを一括して委託することも可能となります。

また、ECサイトを非常に簡単に作ることができるサービスも存在しています。

しかし、簡単にできるからと言って法令を守らなくていいということではありません。

必要な法令は必ず守る必要がありますしその意味で伝統的な商売と流通形態が変わっただけで他には何も変わっていません。

特に商売に関する責任については従来の商売とまたは変わりませんのでその点は注意が必要です。 

neko
うちの店どんどんECで売って以降と考えているけど大変だね 。

kitsune
そうだね商圏が広くなるから競争相手も広くなるんだね。

neko
仕入れたもの売るんだとやっぱり価格勝負になるからオリジナリティなるもの売ってかないと厳しいかもしれないね。

■マーケティングが重要です

EC サイトの場合立地に左右されないというのが非常に大きな強みとなります。しかしこの強みは競合他社も全てが同じ土俵となります。

そのため、あなたお店でしか売れないもの、あなたのお店ならではの品揃え、あなたのお店ならではの売り方など、競合他社との違いを明確に出す必要があります。

そうしないと、どこの店で買っても同じものが買えるのならば一番安いものを買うのが合理的ですので、簡単に安売り競争に陥ってしまいます。

この意味でたまる小売業ではなくその他の業種、例えば菓子製造業などの従来はなかなか広域にまた、直接消費者に販売できなかったような業種にとって大きなチャンスがあると考えられます。

小売業で独自の商品を品揃えするの非常に大変ですが、製造業であれば ア太郎お店が作ったものは基本的にオリジナル商品であると考えられます。

そしてオリジナルと商品であれば、世の中に例えば1万人に1人欲しがるような商品を作ったとすれば十分商売になります。

ただいずれにしてもどういったものが売れるかという消費者ニーズをよく考えて製品を作る逆算して製品を開発するといったアプローチが重要となってきます。

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2013年3月25日

クラウドコンピューティング

クラウドコンピューティング_001
クラウドコンピューティングとは、インターネット上にある資源から、ソフトウエアを利用したり、サービスを受けることを言います。

まるで雲の彼方に様々な資源があって、よく分からないけれどもサービスやソフトウエアを使えるといったイメージです。
 
このような、インターネット等を用いてソフトウエアやサービスを利用するという発想は、ASPSaaSなどといった形態で昔からありました。

しかし、ASPやSaaSといった形態では「どこの会社が…」という風に、雲の向こうにはサービスなどを提供している企業があり、利用者はある程度意識をしていたのです。(契約を結んでいたりして、割としっかり意識をしていました。)

これに対し、クラウドコンピューティングではこの雲の向こうを意識しないといった点が特徴となっています。

(もちろん、雲の向こうにはサービスを提供している企業がいるのですが、それがどこであるかはあんまりユーザは意識していないのです。)

文字通り、よく分からない雲の彼方にある、サービスやソフトウエアを使って、手元に成果物を取り出すという感じです。

関連用語
クラウドファンディング
 
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2013年3月25日

SaaS

SaaS_001
SaaSとは、インターネットなどを通じて自社開発のソフトウエアをユーザに使用させるサービスの事を言います。英語ではsoftware as a Serviceと表記され、サースと呼ばれます。

このSaaSは、ソフトウエアをユーザ側の端末に導入する必要はないのですが、必要な機能を必要な分だけサービスとして利用することができます。

ビジネス用の大規模なシステムには、多種多様な機能が実装されています。しかし、高機能であるがゆえに導入コストが高かったりしました。

そこで、本当に必要なモノだけを使うという発想が生まれました。サービスとしてソフトウエアを使わせてもらうという発想です。

そして、もちろん、サービスとして使うのですから不要な機能は使いません。例えば、営業支援システムを自前で持っているのであれば、別にそのような機能を使う必要はなく、結果として営業支援システム分の料金は支払わないといったイメージですね。

関連用語
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2013年3月24日

アクティベーション

アクティベーション_001
アクティベーションとは、ソフトウエアの不正なコピーを防止するために、ライセンスが正規なものであるかどうかを認証する仕組みのことを言います。

言葉としては、ソフトウエアをインストールした後、ソフトウエアの機能を使える状態に(アクティブに)するための認証といったイメージですね。

このアクティベーションは主に、インターネット経由で認証しますが、電話を使うといったケースもあります。
  • どういった仕組みなの?
通常は、出荷された一つのソフトウエアに一つのシリアルキーがついており、このシリアルキーを用いてアクティベーションを行います。

この際、メーカ側は使用する側のハードウエアの構成の情報を入手して、「ハードウエアの構成」と「ソフトウエアのシリアル番号」を対応させて、認証を行います。

認証を行った結果、不正ではないと判断できた場合、メーカ側よりソフトウエアを使えるようにするためのキーを発行してくれるのです。

つまり、メーカ側は認証を行った時点の環境とソフトウエアのシリアル番号を対応させているのです。

さて、このような方法では、PCが壊れた時など、認証を行った時と使用環境のハードウエアの構成が変わった時に困りますよね?

仕組み上、不正利用なのか正規のユーザのPCに問題があったのかを判別することは難しいので、ハードウエア構成が変わったことを理由にアクティベーションができなかったような場合は、メーカ側のサポート窓口に説明をして対応してもらう必要性があります。
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2013年3月24日

アソシエイト

アソシエイト_001
アソシエイトとは、インターネット上ではアフィリエイトと同義語として使われている言葉です。アソシエイトとは、仲間という意味があるので、一緒に商売をやっていく仲間という意味合いになります。

仲間なので、自分のWebサイト上からリンクを張って商品を紹介してくれます。そして、その報酬として仲間に売上金の一部を渡すのです。(基本的に成果報酬型広告となります。)

例えば、あなたの仲間が(アソシエイトが)お店の商品を紹介してくれて、実際にお客さんが買ってくれたなら、紹介者に対して報酬を払ってもいいですよね?

アソシエイトとは、これをインターネット上で大々的にやりましょうというイメージの仕組みです。

あなたのお店は、売上が上がるし、あなたの仲間(アソシエイト)は成果報酬が手に入りますし、お客さんは欲しい商品が手に入るというみんなが笑顔になれる仕組みです。

まあ、ほぼアフィリエイトと同じ仕組みですね。

さて、世界でも最大手のインターネットショップであるアマゾンではアフィリエイトの意味合いで「amazonアソシエイト」と言っています。

しかし、我が国では一般的にはアソシエイトという言葉は使わずに、アフィリエイトという言葉を使っています。それなので、あまり聞きなじみのない言葉かもしれませんね。

※職位としてアソシエイトという言葉を使う場合もあります。
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2013年3月23日

APS(アフィリエイト)

ASP(アフィリエイト)_001
ASP(アフィリエイト)とは、アフィリエイト・サービス・プロバイダーの略称で、インターネットなどで、成功報酬型の広告を配信するプロバイダーのことを言います。

アフィリエイトを行う側のイメージとしては、広告案件を取ってきてくれる代理店という感じですね。代理店のイメージですので、複数の販売元の案件を持ってきてくれます。

また、広告を取ってきてもらうと共に、ASPが間に入ることによって、契約などのややこしい手続きもASPに任せる事ができます。

逆に、広告を出稿する側からは、広告を出稿する先を探してきてくれるようなイメージです。自社の製品やサービスを販売してくれるサイトを探す事や、そのサイトの運営者と個別に契約を結ぶとなると非常に大変です。

しかし、ASPに任せることができればだいぶ楽になりますよね。 

まあ、簡単に言うとこのASPはインターネット上の広告代理店のイメージです。

さて、アフィリエイトを始めようとする場合、このASPと契約をしない事にははじまりません。というのは、ASPと契約をして売り物を確保しないと、売り物がないお店になってしまいますから。

※同じASPと表記して、(Application Service Provider) アプリケーション・サービス・プロバイダーを指す場合もあります。

関連用語
アソシエイト 
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2013年3月23日

ASP

ASP_001
ASPとは、インターネットなどを介して自社の開発したビジネス用アプリケーションを使用させるサービスのことを言います。英語ではApplication Service Providerと表記されます。

このASPを利用することによって、自社でグループウエアなどを開発・保守を行わなくても、回線さえつながっていればその機能を使うことができます。

顧客は、このASPを利用すれば自社でサーバを維持管理する必要もありませんし、ソフトウエアを開発する必要もありません。

このため、ASPを利用することによってシステムの運用や保守にかかる費用を節約することができるのです。

もっとも、サービスの特性上、自社向けに完全にカスタマイズされたものを使用するためには追加の費用が必要となりますし、機密性の高い情報の取り扱いには、注意を要する(専用回線を引くとか、VPN回線とする)等の制限はあります。

※ASPと表記して(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)を指すケースもあります 

関連用語
SaaS
クラウドコンピューティング 
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2013年3月9日

後方互換 | 後から出たモノがもつ互換性、つまり新しいモノが持つ互換性です

後方互換_001
後方互換とは、後発の製品(新しい製品)で先発の製品(古い製品)のデータなどを取り扱えることを言います。

イメージは新(後)のモノで旧(前)のモノを使えるという感じです。英語ではbackward compatibilityと表記されます。

上位互換性とよく似た言葉ですが、この後方互換は時系列で比較するのです。

■上位・下位互換と後方・前方互換

これらをまとめると、下の表のようになります。

機能の上下で比較 上位互換:機能が高い 下位互換:機能が低い
新旧で比較 後方互換:新しい 前方互換:古い


■新しい機種で古い機種のモノを利用できる

例えば、新型のゲーム機で旧型ゲーム機用のソフトが遊べるならば、それを後方互換と言います。

この後方互換を実現するためには、新機種側で古いものを使えるように意識して設計する必要があります。

■新しいモノでも、下位互換になるケースもある

基本的に技術は進歩していくモノですので、新しいモノは、機能面でも良くなっているため上位互換性を持ちます。

しかし、新しいモノでも機能面が劣るシリーズを提供する場合もあります。

例えば、以下のような製品群があったとして、①から④へ乗り換える際に互換性が確保されていたような場合は、機種は新しくなっているけど機能は落ちています。

そのため、後方互換があり、下位互換性があるといった状態となります。

旧機種 新機種
上位機種
下位機種


■前後が覚えにくいですよね?

さて、上位互換性、下位互換性に比べ前方互換、後方互換はイメージが難しいと思います。

それは、前方と後方という言葉のイメージが新旧に結びつかないからだと思われます。 これは日本語で解釈するからわかりにくいと考えられます。

前はbeforeなので、以前のもの。つまり、前方互換性は、過去。後発と結びつけてイメージします。

これに対して、後はafterなので、以後のモノ。つまり後方互換性は、未来。新と結びつけてイメージすると良いと考えられます。

解説で出てきた用語・関連用語
下位互換性
上位互換性
前方互換
後方互換 
情報
2013年3月5日

有効リーチ

有効リーチ_001
有効リーチとは、広告が単純にある人達に到達したというだけではなく、広告が効果を発揮する回数(最低有効フリークエンシー)に到達した人達への到達率を言います。英語ではeffective reachと記されます。

これは、「広告は一度見ただけでは効果を発揮しないでしょう。効果を発揮するためにはある一定の回数は見てもらわないと…」といった考え方と、「どれだけの人たちに広告が到達したか?」というリーチという考え方を組み合わせたものです。

例えば、最低有効フリークエンシーが3回であった場合、有効リーチというのは、3回以上広告を見た人たちが広告の対象としているユーザのうち何%かを示す値なのです。

(最低有効フリークエンシーが3回という事は、1回や2回広告を見た人には広告が効果を示さないと言っているわけです。そのため、3回以上広告を見た人の比率を把握しようという発想なのですね。)
情報
2013年3月4日

最高有効フリークエンシー

最高有効フリークエンシー_001
最高有効フリークエンシーとは、広告のターゲットとしている人たちに、広告の内容(宣伝している商品やブランド・サービスなど)を覚えてもらうとか、効果的な反応を引き出せるフリークエンシーの最大値の事を言います。

言い換えると、最高有効フリークエンシーを上回る頻度の広告は全く効果がない、もしくは逆にネガティブな反応を引き起こすという事ができるのです。

あなたの家族が、石けんの広告に接触する場合を考えてみたいと思います。

一回目ではあまり印象に残らないかもしれませんが、数回その石けんの広告を目にすれば広告されている石けんについて少しずつ記憶に残っていきます。(最低有効フリークエンシー

そして、例えば、十回あなたの家族がその石けんの広告に接した時に、家族全員がその石けんについて認識したとします。(最高有効フリークエンシー)

この状況に至ると、これ以上広告を出しても、新しい石けんを認識してもらうという目的は達することはできません。また、逆に「しつこい広告だ」といったネガティブな反応を引き起こすかもしれません。
 
という事は、この例では十回が最高有効フリークエンシーであり、この回数を超える広告の出稿は無駄になる、もしくは逆効果になると考えられるのです。

なお、最低有効フリークエンシーという考え方もあるため、最低有効フリークエンシー以上、最高有効フリークエンシー以下で広告を出すとよいとされています。

(難しく書いていますが、要するに「効果がある範囲で広告を出しましょう」という事です。)
情報
2013年3月4日

最低有効フリークエンシー

最低有効フリークエンシー_001
最低有効フリークエンシーとは、広告のターゲットとしている人たちに、広告の内容(宣伝している商品やブランド・サービスなど)を覚えてもらう為に最低限必要なフリークエンシーの事を言います。

このような考え方は、「広告を出していても消費者に覚えてもらえなければ意味がないよ。」というある意味当たりまえの発想から出ています。

このことから、「消費者に覚えてもらうためには何回広告を見せる必要があるか?」を考えた指標なのです。
  • 最低有効フリークエンシーの具体例
例えば、あなたが新しいカップめん「ソース味噌ラーメン」の広告を見たとします。一回見ただけで新製品である「ソース味噌ラーメン」を認識できれば最低有効フリークエンシーは一回です。

しかし、通常は何度か接触することでようやく新しいカップめん「ソース味噌ラーメン」を認識することができます。

今回のケースで、三回「ソース味噌ラーメン」の広告に接触した段階で「ソース味噌ラーメンが発売されたんだ。」と認識したとします。

この場合、最低有効フリークエンシーは三回という事ができるのです。

なお、最高有効フリークエンシーという考え方もあるため、広告は最低有効フリークエンシー以上、最高有効フリークエンシー以下で出すとよいとされています。

(難しく書いていますが、要するに「効果がある範囲で広告を出しましょう」という事ですね。)

情報
2013年3月3日

リーチ

リーチ_001
リーチとは、インターネット上の広告が、ある期間に、どれだけの人達に到達したかを示す言葉です。英語ではreachと表記します。

せっかくの広告の配信ですから、やはり多くの人に見てもらいたいですよね。というか見てもらえないことには、どんなに優れた広告でも無意味ですよね。

また、やはり単純にたくさんの人に見てもらった方が何らかのアクションに結びつくという事もいえます。

さて、広く浅くとか、狭く深くといった言葉がありますが、このリーチという言葉は広さを示している言葉です。これに対し、フリークエンシーという深さに該当する概念もあります。
  • リーチの具体例
リーチとは、このように到達率を示す言葉なので、0%から100%の間の値を取ります。

例えば、広告の対象としているインターネット上のユーザが100万人だったとして、そのうちの1万人に1回以上広告が到達した場合、リーチは1%となります。

ここで、表示回数はリーチではない事に注意してください。

というのは、上の例と同じ100万人を対象としている広告が2万回広告が表示されていたとしても、1万人にしか到達していないのならばリーチは1%となるという事です。(平均フリークエンシーは2回になります。)

関連用語
情報
2013年3月2日

フリークエンシー

フリークエンシー_001
フリークエンシーとは、インターネット上の同じ広告に、同じ人が接触する頻度を言います。英語ではfrequencyと表記します。

これは、同じ広告に接触した回数が多い方が、購買とかの行動につながるという考えから来ています。単純に、一回だけ目にした広告より、十回目にした広告の方が何らかのアクションを行いそうですよね。

広く浅くとか、狭く深くといった言葉がありますが、このフリクエンシーという言葉は深さをイメージしています。これに対してリーチという広さに該当する概念もあります。

さて、フリークエンシーを実際の例で考えてみたいと思います。

例えば、当サイトが「厳選 まんがで気軽に組織論」という本の広告をインターネットで出したとします。


あなたがこの広告を1回しか見ていなければフリークエンシーは1回です。(広告を張ってすみません。あくまで例として使っただけです。)
 
しかし、他のところで同じ広告を見たとすればフリークエンシーは2回になります。

このようにフリークエンシーは頻度なので回数で数えます。

関連用語
GPR
インプレッション保証型広告
クリック保証型広告
情報
2013年2月18日

ARPU

ARPU_001
ARPUとは(Average Revenue Per Use)の事で、全ユーザ一人あたりの平均月間売上高の事を言います。この指標は主に、通信事業での加入者一人あたりの売上高として使われます。

これとよく似た言葉でARPPUというのがありますが、こちらは課金ユーザ(有料会員)一人あたりの平均売上高の事です。こちらは、ユーザ数≠課金ユーザ数とならないような、ソーシャルゲームやストレージサービスなどのWeb上の各種サービスで使われる指標になります。

(通信事業では基本的にユーザ=課金ユーザなので(回線を使っている以上お金を払っているので)ARPPUとワザワザ言う必要がないのかもしれませんね。)

また、ソーシャルゲーム業界でこのARPUを用いる場合、全ユーザ一人当たり(無課金ユーザも含めて)の月間売上高になります。

例えば、100人ユーザがいて、月間売上高が20万円のサービスがあったとします。(ただし、課金しているのは20名だけです。)

この場合、ARPUは全ユーザの平均月間売上高なので、20万円÷100人=2,000円/人となります。

また、ARPPUは課金ユーザの平均月間売上高なので20万円÷20人=10,000円/人となります。
情報
2013年2月17日

ARPPU

ARPPU_001
ARPPUとは(Average Revenue Per Payed Use)の事で、課金ユーザ(有料会員)一人あたりの平均月間売上高の事を言います。

文字通り、( Per Payed Use)課金ユーザ一人当たり、(Average Revenue)平均収入といった意味になります。

通常、サービスを利用するユーザの中でお金を支払うユーザは一部になります。これは、そもそも一般的なネット上のサービスが基本的な機能を無料で提供して、追加的な機能を有料販売するというビジネスモデルであることが多いためです。

そのため、有料でサービスを購入する人がどれだけのお金を使うかといった視点の指標としてこのARPPUが考案されたのです。

例えば、100人ユーザがいて、月間売上高が20万円のサービスがあったとします。(ただし、課金しているのは20名だけです。)

この場合、ARPPUは課金ユーザの平均月間売上高なので20万円÷20人=10,000円/人となります。

関連用語
ARPU
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