電子入札とは、インターネットなどのネットワーク上で、政府・地方自治体が行う公共事業や物品の調達に対して入札を行うといった仕組みです。
従来の紙で行う入札の代わりに、ネットワーク上で入札をやってしまおうという発想です。いわゆるBtoGですね。
さて、なぜ今まで紙で運用していたモノを、ワザワザ電子入札にするのでしょうか?
もちろん、「インターネットって流行ってるから、行政としても、やっとかなければならないよね?」みたいな、理由になっているようで理由になってない動機でやっているわけではありません。(行政関係の読者の皆様、そうですよね?)
これは、事業者や政府・地方自治体双方にメリットがあるから行っているのです。
例えば、入札者の移動の負担が減る為、入札参加者が増えると考えられます。その結果、競争が今まで以上に働き落札価格が下がると考えられます。