まんがで気軽に経済用語

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経営
2014年8月18日

無機能資本 | 経営に影響力を行使できないような資本です

無機能資本
無機能資本とは、経営の関与に結びついていない資本、すなわち、経営に関与していない(関与できない)資本のことを言います。

イメージとしては、配当や株主優待といったインカムゲインや、値上がり益といったキャピタルゲインのみに関心を持って、大企業の株を持っているような個人投資家になります。

原則として、株主は企業の議決権を持っていて、それを行使することに追って企業経営に影響を与えることができるのですが、大企業の株式を一単元だけ保有していても実質的には影響力を行使することは難しいと思われます。

例えば、0.001%程度の議決権を持っている個人株主が取締役の選任に影響力を発揮したり、配当政策について「もっと配当してください」なんて言っても無力だと思います。

また、たくさん株式を持っていたとしても(例えば発行済み株式の20%程度)、自分以外の大株主が過半数の議決権を持っていたとしたら、無機能資本となってしまいます。

この場合も、自分の要求を通すことは困難ですからね。

逆に上の例では、大株主の持っている方の株式は機能資本となります。こちらは経営に関与することが出来ますし、それを目的として株を持っているわけですから。
経済学
2013年5月5日

無形財

無形財_001
無形財とは形がない財(何らかの価値のあるもの)の事を言います。

「形がないけど有益なもの?そんなものあるの?」という反応があるかもしれませんね。
でも、この無形財はみなさんの身近に沢山あります。

例えば、英会話のレッスンを受けるであったり、マッサージ、理容サービスであったりです。また、このまんがで触れているように、音楽なんかも形は無いのです。

これらのサービスの価値はモノを介在していませんよね?でも、確実に価値があります。このように、形は無いけど価値があるようなものを無形財と呼ぶのです。

さて、この無形財には有形財と比較して次のような特徴があります。

・形がないので事前に試すことができない。
サービスの無形性
 
・事前に作りだめすることができない
サービスの非貯蔵性
 
・誰が提供したものかによって価値が異なる
サービスの異質性
 
・一度提供したら取り返しがつかない
サービスの不可逆性

どうでしょうか、有形財とは毛色が異なる財ですよね。
経営
2012年9月23日

無借金経営

無借金経営_001
無借金経営とは、銀行や金融市場から負債として資金調達を行わない経営のことを言います。とはいえ、貸借対照表上の負債が一切計上されないという無負債経営ではない事に注意が必要です。

この無負債経営を目指そうとしても、商品を仕入れ必ず現金でその場で払わないと「買掛金」が発生しますし、従業員を雇って源泉徴収を行えば「預り金」が発生します。そのほかにも、借金をしていると自覚がないような負債は結構頻繁に発生します。

というわけで無負債経営はほぼ不可能なのです。

しかし、銀行や金融市場から資金調達を行わないという事は可能であり、このような状態を無借金経営と言います。

この無借金経営は、財務の健全性の面からは非常に優れています。但し、無借金経営の企業が収益性やコスト面で優れているかと言えば必ずしもそうではありません。

例えば、手持ちの現金が不足しており投資できませんが、投資額に対して5%の収益性が見込める案件があったとします。

財務が健全であることから、銀行は2%の利息でお金を貸してくれると言っています。この場合、お金を借りて投資した方が全体としては高い収益をあげられますよね。

また、一般に株主資本コスト負債コストを比較すると、負債コストの方が低くなると言われています。
組織論
2012年7月25日

無関心圏

無関心圏_001
無関心圏とはアメリカの経営学者バーナードが提唱した概念で、この範囲の中にある命令は合理的かどうかの判断を行わずに受け入れる領域の事を言います。

無関心と言っても興味がないという意味ではなく、問題なく受け入れるといった意味で使われています。言い換えると、命令の内容については無関心に(疑問をさしはさまずに)遂行する範囲という事ができると思います。

例えば、あなたが上長に業務の進捗報告を求められたとします。その場合、通常は「そもそもなぜ進捗報告が必要か?」などと疑問を呈するようなことはしませんよね?

このように何の疑問も持たずに命令に従う範囲を無関心圏と言っています。そして、この無関心圏は組織への貢献意欲やその組織への帰属意識などで大きくなったり、小さくなったりすると考えられています。

先ほどの例で上長に業務の進捗報告を求められたとしても、あなたがいろいろ会社と摩擦を引き起こして退職寸前だったとしたら状況は変わってくると思います。

この場合、素直に進捗報告を行うでしょうか?その進捗報告が本当に必要かどうか疑問に感じたりしませんか?このように感じるという事は、この進捗報告の命令は無関心圏に入っていないというわけです。
無関心圏
この図では通常の状態の無関心圏を左側に書いています。この場合、業務の進捗報告といった事項は無関心圏に入っていますので、特に何の疑問もなく、報告しています。

一方、、右側には組織と色々な摩擦を起こして縮小した無関心圏を書いています。この場合、業務の進捗報告といった事項は無関心圏に入っていないので、進捗報告を求められたら疑問を感じるというわけです。

このように、無関心圏外の事柄が多いとなかなか組織の運営はスムーズに進まなさそうですよね。そのため、この理論では組織が効率的に動くためには、組織の構成員の帰属意識を高めるなどの方策を用いて、一人一人の無関心圏を大きくしていくことが必要であるとしています。

このまんがでは、メガネの後輩がメガネ君に心酔するあまり、非常に大きな無関心圏を持っていることが描写されています。

その結果、「うちのパートは皆メガネをかけるべし」といったちょっと合理的でない命令にも無条件で従っています。 
情報
2012年7月6日

ムーアの法則

ムーアの法則_001
ムーアの法則とは、ゴードン・ムーア(Gordon Moore)氏が1965年の論文に記載した、半導体の集積密度は18か月から24か月で倍増するという法則(経験則)です。

半導体の集積密度が倍増するという事は、半導体の性能も向上していくという事とほぼイコールです。という事は、コンピュータのCPUは18か月から24か月で性能が2倍になるといった事もいえるのです。

この法則は、単なる経験則でしたが、現実とおおむね一致していると言われています。

もっとも、半導体を細分化して小さくしていったとしても、物理的に限界がありますので(原子レベルまで小さくなったらそれ以上小さくできません。)から、このムーアの法則には寿命があると言われています。

さて、このムーアの法則は卓越した予言だったのでしょうか?それとも、自己成就予言(予言が実現するように、受け止めた人がその予言に沿った行動を取る事によって、予言が実現する事)だったのでしょうか?

それは分かりませんが、少なくともこういった傾向があったという事ですね。

このまんがでは、おそらく先生はこのムーアの法則を説明したかったのだと思います。でも、生徒さんは24か月ごとに倍になり続けるという言葉から「雪だるま式」に増えるものを考えたようです。
 
この2倍になり続けるという事は 、24か月後は元の2倍、48か月後は元の4倍、72か月後は元の8倍、になるという事です。雪だるま式に膨れ上がっていますよね。半導体の性能ならば歓迎できるこの現象も、借金では大変なことになってしまいます。
法務・支援施策
2012年5月28日

無限責任

無限責任_001
無限責任とは出資した団体や法人が破たん・倒産した場合、その事業に伴って発生した経済的損失について、その出資の金額のみならず、私財をなげうってでもその債務を弁済しなければならないとするものです。

この無限責任の場合、出資額以上の損失を被る可能性があるという事が言うことができます。有限責任に比較して、責任の範囲は非常に重くなっています。

この無限責任の例としては、合資会社の無限責任社員、合名会社の社員などがあげられます。(ここでいう社員とは従業員の事でなく、出資者の事を言います。)あと、個人事業主も無限責任という事ができます。

例えば、あなたは合資会社の無限責任社員として事業に取り組んでいたとします。しかし、事業が思わしくなく市場から撤退することにしました。

現在、会社の総負債額は100万円、会社持っている資産は50万円だったとします。(債務超過ですね。)こういった場合あなたは個人の財産から、会社の持っている資産すべてを使って払っても、払いきれなかった残りの50万円を支払う必要があります。

このように会社などが倒産しても責任の範囲を限定されないことを無限責任と言います。逆に、清算しようとした会社が株式会社だった場合には、あなたは出資した額をあきらめるだけでそれ以上は1円も支払う必要はありません。それは株式会社の株主は有限責任だからです。

もっとも、事業の経営者は金融機関などから融資を受ける際には個人保証を求められることが非常に多く、事実上無限責任になっているのですが、理屈の上ではこのようになっています。

このまんがでは先生は毎月お金を支払っているようです。これは出資していた会社が倒産してしまい、借金が残ったためであると言っています。

通常は、会社が倒産した場合、投資額だけをあきらめれば済むのですが(有限責任)、この先生は無限責任を負っているようで、会社の倒産では免責されていないようです。 
マーケティング
2012年3月31日

無差別マーケティング

無差別マーケティング_001
無差別マーケティングとは市場細分化をしたうえで、市場間の違いをあえて無視し共通の製品やサービスを提供していこうとするアプローチです。その際、最も大きなセグメントに合わせてマーケティング・ミックスを展開して、その周辺セグメントの顧客を引き付けることを狙いとすると言われています。

この方法は、有効に機能すれば非常に効率がよく、規模の経済を追求することが出来るアプローチです。しかし、なかなかすべてのお客様が満足するような製品やサービスを提供するのは難しいのが実情です。

例えば、みんなが気に入る素晴らしい車を作ろうとしたとします。その場合、どんな車が考えられるでしょうか?ファミリー向けの居住性と、軽自動車並みの安さと、高級車みたいな高級感とスポーツカー並みのエンジンの性能を同時に追求してみようとします。

こんな車が出来たら、この車種だけを売ればいいので非常に効率はよさそうですよね。でも、なんかすごく中途半端な車が完成しそうな気がします。そしてこんな中途半端な車を本当にみんなが欲しがるでしょうか?

このまんがでは、先生が市場細分化の分析を行っています。市場細分化の結果を使えば、運動部の生徒さん向けとか、文化部の生徒さん、職員向けなどに市場を絞ることはできそうですよね。

しかし、このまんがではあえて、特定の層向けの商品提供を行わずに市場全体をターゲットにすると言っています。全体に向けてマーケティングを行えばよいのでうまくいけばとても効率のいい方法であると考えられます。

もっとも、このまんがの登場人物は学校の購買を営業しているので、既に学校関係者向けという風にあらかじめ特定の市場を狙い撃ちしているという事もできますが、市場細分化で細分化した市場を差別せずに(無差別に)販売するので無差別マーケティングの例としています。
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