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法務・支援施策
2015年9月10日

善意(法律用語) | 法律家は性善説を採るべしといった意味ではありません

善意(法律用語)
善意(法律用語)とは一般的な意味の良し悪しとは関係なく、単に一定の事実について知らないことを指す言葉です。この善意の対義語は悪意です。(通常の言葉遣いとおなじ言葉が対義語なのが面白いですね。)

そのため、『善意の第三者』などといった法律用語が出てくるような場合でも、その人が善人であるかどうかは全く関係ない言葉なのです。

例えば、人類史上まれにみる極悪人であっても、一定の出来事について知らなければ『善意の第三者』になりえますし、聖人のような人であっても、ある物事に対して知っていれば『悪意』なのです。
  • 善意だと
さて、このような一般的な言葉遣いと異なる用語ですが、善意と悪意(要するに知っているか知らないか)を分ける意味はなんでしょうか?

これは、知らないで(善意)やってしまった事は保護に値するけれども、知っているにもかかわらず(悪意)やったことに関しては、知っていてあえてやっているんだから保護は弱くても良いよねといった発想に基づいています。

例えば、心裡留保といった考え方があります。難しい言葉ですが、要するに意思表示した人が『冗談』で行った意思表示の事です。冗談で、「このおやつ食べてもいいよ」(本人には、食べさせるつもりがない)といったようなケースですね。

この時、この意思表示の相手方が善意(つまり冗談であることを知らなかった場合)、おやつをもらう事ができます。法律的には冗談を言った人を保護する必要性が無いためです。

しかし、この意思表示の相手方が悪意(冗談であることを知っていた)場合、おやつはもらえません。(意思表示した人の意思表示はお互いに冗談と知っているのだから無効です。)

このように、善意であるか悪意であるかによて法律的な効果に違いが出る場合があるので大切な区別なのです。
経営
2014年10月17日

ゼロベース思考 | 過去を忘れることで新たな発想が得られることがあります

ゼロベース思考
ゼロベース思考とは、過去の実績や経験にとらわれることなく、ゼロから思考していくことをいいます。

文字通り、前提を持たず、ゼロから考えていくといったイメージです。


さて、組織を運営したり、様々なことに取り組んでいると、いろいろな成功体験やノウハウが蓄積されていきます。

また、「これはダメそうだな…」といったように、経験則を用いて判断することも可能となります。

しかし、新しい事を生み出そうとしたときに、経験則を元に考えていくと「いいアイディアだけど、無理だよなぁ…」といった考え方に陥ってしまうケースもあります。

また、経験があるがゆえに「それだけの品質を求めるのなら、コストは従来の二倍かかるよ」といった判断がなされる場合もあります。

しかし、本当にそうでしょうか?

ゼロベース思考で、前提条件を取り払って考えれば、実際にはもっといい解決策があるかもしれません。

このように、従来の思考の枠組みの中ではなかなか生まれないような、革新的なアイディアをもたらす可能性がある思考法なのです。

関連用語
財務・会計
2014年10月3日

ゼロベース予算 | 去年の事は関係ないのです。忘れてください

ゼロベース予算
ゼロベース予算とは、予算を立てる際に、過去がどうであったかを考慮せず、文字通りゼロから予算を策定していくことを言います。

長く続いている組織では予算であっても事業であっても「前年がこうだったから…」とか「前例を踏襲して…」といった事が行われることが多くなります。

もちろん、「前人の知恵」と言う言葉もありますし、そもそもどんな事業であれ始めたときは一定の効果を生んでいたはずですから、それを踏襲することは一概に悪いという事はできません。

むしろ、安定的な事業運営を実施していくといった観点に立つならば、褒められるべき行為かもしれません。

しかしながら、時代は変化します。その結果、始めた当初は有効だった事業であっても、形骸化してしまい、全くの無駄になっている可能性もあります。

ただし、そうであっても「前年比で…」といった発想で考えた場合、無駄とわかっていても完全に断ち切るのが難しいのです。

そこで、ゼロベースで考える。サンクコストを無視し、もし今この事業を新しく始めるならどれだけの予算を確保するか、またそもそもやるべきか否かを検討して予算を作るといった知恵が生まれたのです。

その結果、予算が自然に膨れ上がる事を防ぎ、必要な投資を行う事ができるとされています。

但し、ゼロベース予算を組もうと考えると、前年踏襲型の予算と比較してコストが余計にかかるといったデメリットもあります。
経営
2014年8月5日

セカンドムーバーズアドバンテージ | 二番手には二番手なりの利点があるのです

セカンドムーバーズアドバンテージ
セカンドムーバーズアドバンテージとは、既に市場が存在する事がわかっているところに2番手の企業として参入する事による利点のことを言います。英語ではSecond Mover's Advantageと表記されます。

文字通り、二番手のアドバンテージといったイメージの言葉になりますね。

さて、先駆者は、市場があるかどうかわからない、本当に売れるかどうかわからない、どんな困難が発生するか分からないという非常に大きなリスクを負って市場を開拓していきます。

その為、その市場に参入した時の目論見が上手く当たれば大きく儲けることができますが、外れた時にはかなりの損失を受けてしまいます。

しかし、2番手としてその市場に参入する場合、市場は存在することがわかっていますし、ある程度は作ったモノやサービスが売れることもわかっています。また、発生するであろう困難も、先駆者となった企業を観察すればある程度は読むことが可能です。

すると、大きくリスクを下げることができますし、市場を作り出すために広告費を使ったり、技術開発を行ったりする必要もないので費用負担も少なくて済みます。

例えば甘納豆を練りこんだ『納豆メロンパン』なる商品を販売するケースを考えてみます。(あまり美味しくなさそうですが…)

この『納豆メロンパン』の先駆者として新規参入しようとすると、甘納豆とメロンパンの組み合わせを考える必要もありますし、今まで存在していない市場を作り出すために試食キャンペーンを行ったりと様々な費用がかかります。

また、本当に『納豆メロンパン』が売れるかどうか分からないというリスクもあります。

しかし、2番手として市場に参入するのであれば、少なくてもある程度は納豆メロンパンが売れることがわかっているのでリスクが小さくなりますし、このパンを周知するようなコストを支払わなくても済むので費用面が安く済みます。

このように、2番手として参入する事による利点をセカンドムーバーズアドバンテージと呼ぶのです。

関連用語
経済学
2014年5月2日

生産性 | 生産性とは投入量と産出量の比率を示す言葉です

生産性
生産性とは資源の投入量と産出量の比率の事を指し示す言葉です。英語ではproductivityと表記されます。

○○は生産性が高いとか、生産性が低いといった事が言われたりしますよね?良く使う言葉の割には、イマイチちゃんとした意味が分からないかもしれませんが、生産性という言葉は、投入した資源に対して産出量の比率が多い・少ないを指す言葉なのです。

そう考えていくと、生産性が高い方が望ましいとされる理由がわかってくるかと思います。というのは、同じ資源の量でより多くのモノが生み出せるのは良い事ですよね?また、同じ量のモノを生み出すのであれば、投入する資源は少ない方が望ましいですよね?

この事をパンを作っている2つの工場を例に考えてみたいと思います。

千葉工場では10個のパンを5人のパン職人さんが作ったとします。この時、パン職人さん1人当たり幾つのパンを生産できたかという指標が生産性になります。

この場合の生産性は、【10÷5=2】で1人のパン職人さんあたり、2個のパンが生産できた事になります。

埼玉工場では同じ10個のパンをパン職人さん2人分の労働力で作れるならば、こちらの工場の生産性は、【10÷2=5】で1人のパン職人さんあたり、5個のパンが生産できた事になります。

この場合、後から出てきた埼玉工場の方が望ましいと考えられますよね。(このように労働力という切り口で生産性を求める場合、労働生産性と言います。)
  • 様々な生産性
さて、生産性とは産出量を資源の投入量で割ったものですので様々な切り口が考えられます。

上で挙げたような、労働力という資源に着目した労働生産性、資本という資源に着目した資本生産性といったように、様々な生産性を指標として考えることができます。

そして、様々な切り口が考えられるので単に生産性を向上させるという時は注意が必要です。

上の例では、労働生産性が埼玉工場は千葉工場よりも良いのですが、実は埼玉工場は莫大な費用をかけて最新鋭の機械を導入しているために労働生産性が良かったとしたらどうでしょうか?

その機械は莫大な費用をかけて導入しているため、資本という資源に着目すると千葉工場の方が生産性が上かもしれません。

このように、どの生産性を向上させたいのかによって取りうる方策が変わってくるケースがあります。
財務・会計
2014年2月17日

線引小切手 | 小切手をもらったら何も考えず必ず線を引きましょう

線引小切手
線引小切手とは、小切手の表面に二本の平行になる線を引いた小切手のことを言い、銀行口座経由でのみお金が支払われる小切手の事です。横線小切手とも呼ばれます。

通常の小切手は、持っている人(拾った人や盗んだ人であっても)が金融機関に持ち込めば換金できることとなっています。これに対し、線引小切手を現金化するためには、自分の銀行口座への入金が必須とされるので、防犯効果を発揮すると言われています。

自分の銀行口座を経由しなければ現金化できないのであれば、不正な方法で小切手を入手した人が自分の銀行口座を経由して現金化しにくいですよね?

仮に現金化されたとしても、「小切手を現金化したのはだれだ?」という情報が銀行側に残りますので、事件となった際には、明確な証拠を残してしまう事になるわけです。
  • 小切手を受け取ったら線を引くこと
さて、このような効果がある線引小切手ですが、通常の小切手を受け取ってしまった場合はどうなるでしょうか?

現金化するまで「線引小切手じゃないから防犯上非常に心配だ…」という風におびえて暮らさないといけないのでしょうか?これじゃあ、先日付小切手を通常の小切手としてもらったら最悪ですよね?

でも、大丈夫です。簡単に線引小切手にする方法があるのです。それは、小切手の表面に平行に二本の線を引く、斜めの二本の線の間に「BANK」もしくは「銀行渡り」とすればよいのです。(一般線引小切手になります)

このように簡単にできますので、小切手を受け取ったら必ず線を引いてくださいね。
  • それでも心配な人に
「銀行口座経由でなければ現金化できないというだけでは心配だ」という人もいると思います。

そういった人は、先ほどの線引小切手の二本の平行線の間に特定の金融機関名を明記してください。

例えば、「三井住友銀行」と書いてしまえば、「みずほ銀行」や「りそな銀行」では現金化できなくなるのです。(こちらは特定線引小切手となります。)
経済学
2013年11月13日

選択的消費 | 選択の余地がある消費行動の場合、人はどのように行動するのでしょうか?

選択的消費
選択的消費とは、個人の判断で調整することができる支出の事を言います。

簡単に言うと、食費や家賃など生活を営むために最低限必要な支出ではなく(食事をしない事や住居に住まない事は通常はできませんよね?)、生活を営むために別に必須ではない支出といったイメージです。

この選択的消費の例としては、教養のために読む本に支出するとか、世界遺産を見るために日光へ旅行するために支出するといった事です。(とても大切な支出ですが、なくても当面の生活はできますよね?)

そして、こういった支出には一つの特徴があります、というのは、支出するかどうかについては選択の余地があるという事です。

読むための本を買うかどうかは、個人の意思で選ぶことができますし、日光に旅行に行くか、軽井沢にいくか、それとも旅行に行かないかも選択することができます。

という事は、所得水準が低下した際には、こういった支出からどんどん削られていくという事もできます。

収入が減少し、支出を抑えることが求められた場合、どのような支出から抑制しますか?食費とか家賃が抑えられたら良いのですが、こういった支出は抑制しようがないので(こういうのを基礎的消費と言います)選択的消費である、旅行とか書籍といった費用から抑制されるのです。
生産管理
2013年8月30日

生産管理 | 管理もせずにただ作るだけではダメなのです

生産管理
生産管理とは、製品を納期通りに、一定の品質、低コストを実現しつつ製造するために行う活動のことを言います。

つまり、自社の持っている経営資源を活用して、顧客が望むモノを、品質、コスト、納期(総称してQCDと言います)のバランスを取りつつ製造するという事ですね。

さて、このようにQCDを高いレベルで最適化するというのが生産管理の一つの目的ですが、これだけではまだ漠然としていて、どこから手を付けていけばいいかわかりませんよね?

そこでまずは生産の計画を立てるのです(生産計画)。そして、生産計画に基づいて、材料を調達したり、生産活動を利用できる希少な経営資源で効率的に行えるような組織を構築したり、生産活動の統制を行ったりする活動を総称して生産管理と呼ぶのです。
組織論
2013年6月10日

専門化の原則 専門分野を絞った方が、何かと都合がよいのです

専門化の原則_001
専門化の原則とは、組織を作る際に大切な原則の一つで、組織を構築する際には、職務を役割によって分割し、類似した能力を必要とする職務をまとめて配置するといった原則です。(専門の原則ではないので注意してくださいね。)

例えば、お金がらみの業務を集めて、経理部を作ったり、コンピュータ等のITがらみの業務を集めてシステム部を作ったりするといったイメージです。

さて、このように職務を分けて組織を作ると、どのようないいことがあるのでしょうか

素朴に思いつく利点は、同様の業務が一つの部署にまとめて配置されていますので、従業員の教育訓練が行いやすく、習熟度が高まりやすいという点です。
  • 無人島からの脱出
例えばあなたが無人島に仲間と一緒に漂着したとします。

その時に、月の初めは、畑仕事を行い、月の中ごろは漁を行い、月末には島を脱出するために、船の制作に取り掛かるといった風な仕事を任せられた場合を考えてみます。

この場合、「どれか一つの仕事に集中させてもらえれば、もっとうまくできるのに…」みたいに感じませんか?

また、あなたが無人島に新しく漂着した仲間を指導する場合でも、一つの業務を集中して行っている人に対しての方が、指導しやすいといった面があります。

この例では、たぶん畑仕事をして野菜を生産する人と、漁を行って魚などを確保する人、島の脱出用の物資を生産する人と分業する組織を作った方が、より効率的に島から脱出できるはずです。

このように、適切に分業を行えば組織全体の生産性を向上させることができるのです。
  • 分業のメリットデメリット
と、専門化の原則に基づいて分業をすれば上手くいくと、万能薬のように書いてきましたが実際には、この原則のみを追求してもうまくいきません。

専門化の原則は、類似の職務をまとめた組織づくりを要請しますので、組織の構成員が専門的な能力を素早く獲得出来たり、規模の経済が働いたりします。

その反面、各組織間に対立関係が生まれたり(営業担当者が「経理の奴は融通が利かない!」、経理担当者が「営業の人たちはルーズで仕方がない。」と互いに文句を言うようなイメージですね)してしまいます。

また、同じ仕事ばかり行うわけですから、組織内で働いている人が飽きてしまいやる気が低下するといった問題が発生します。

関連用語
組織論
2013年5月22日

専門職制度

専門職制度_001
専門職制度とは、専門的な能力を身に着けた従業員を、いわゆる昇進とは別扱いとして処遇するといった制度の事を言います。(但し専門職と言っても、税理士さんや中小企業診断士といった、いわゆる専門家とは異なります。)

企業は、長く働いて、能力を蓄積してきた人材に対して、従来は管理職に昇進させるといった事で報いてきました。

この考え方では、管理職にすることが社内で偉くなること→昇進するためには、組織の管理能力を身に着けなければならないといった考えが導かれます。

というのは、部下を管理する側になるわけですから、チーム全体のパフォーマンスを良くするような人に上に立ってほしいと考えるのはある意味当然ですよね?

一見すると、このような考え方で問題なさそうです。しかし、「専門的な能力を身に着けた従業員を一律でそのように処遇する事ができるか?」といった問題点があります。

例えば、「抜群に研究活動が上手いけれどもチームの管理が上手くない」といった人を管理職にしてもいいのでしょうか?

その人を管理職にしたら、明らかにその人の部下のパフォーマンスは悪化するとわかっているようなケースです。

この場合でも、適切に処遇しなければ研究活動が上手い人のモチベーションが下がってしまいます。しかし、その人を管理職にすることも得策ではない。こういったケースは難しいですよね。

このような場合に、管理職ではないけれども、専門職として処遇するという道があればどうでしょうか?

この研究活動が上手い人も専門職として適切に処遇されてうれしいですし、その人の部下を無理に見つけてくる必要がないのもうれしいところです。

関連用語
複線型人事制度
店舗管理
2013年5月14日

セントラルバイイング

セントラルバイイング_001
セントラルバイイングとは、商品や原材料を仕入れる際、本部が一括して仕入れを行うといった仕入れ方法の事を言います。

チェーン店などのように、多店舗展開を行っているような大規模な小売業や飲食店などではこういった一括仕入れ方式を採っている事が多いのです。

というのは、セントラルバイイング方式で、大量に仕入れれば仕入先に対して影響力を行使することもできますし、規模の経済も期待できます。(この辺のお話はファイブフォース分析という記事を参考にしてみてください。)

また、同じ商品を一括して大量に仕入れているのならば、品質面の問題が起きたとしても対処することは容易にできます。

但し、セントラルバイイングは一括して大量に仕入れる事となるので、お店毎に商品の特色を出す事は難しくなります。また、大量に仕入れるがゆえに仕入れた商品が消費者に受け入れられなかったときなどは甚大な被害を受けます。
店舗管理
2013年5月12日

センターフィー

センターフィー_001
センターフィーとは、小売業が運営している物流センターに対して、納入業者(メーカーや卸売業)が支払う物流センター使用料です。

小売業が運営している物流センター側では、商品の荷受けや、各店舗へ向けての仕分けなどの作業が発生します。

また、商品が物流センターから出ていくまでに時間がかかれば当然保管するためのコストも発生します。

その為、その作業でかかった分のコストを納入業者に負担してもらおうという発想です。
 
また、このような費用を課せば、納入業者側も効率的な納品(回数の削減や効率的な作業)を志向するようになる、といった効果も狙えます。

さて、ここまでの説明を読んでみてどう思いましたか?「小売業の方が立場が強いだろうから、一方的に高額のセンターフィーを負担させられそうだな…」と感じた人はいませんか?

そういった懸念を持たれた方。残念ながら正解となっているケースもあります。

というのは、小売業側が根拠のあいまいな(しばしば根拠の存在しない)センターフィーを一方的に負担させるといった場合もあるからです。

このような場合、優越的地位の濫用に該当してしまう場合もあるため、独占禁止法上の問題になる可能性があります。

但し、この小売店側の物流センターがうまく機能すれば、納入業者側としても手間が省けて(物流センターに納品するだけで済みますからね)、センターフィーを考慮しても全体としてのコストが割安になるといった効果もあります。
経営
2013年5月11日

製販同盟

製販同盟_001
製販同盟とは、メーカーと小売業卸売業が協力し合う事を言います。製造側と販売側の業務提携といったイメージですね。

さて、従来はメーカーと小売業や卸売業は対立関係にあると捉えられることがありました。

というのは、製造業が価格を維持しようと希望小売価格などを決めたとしても、小売業や卸売業などの都合によって安売りをされて値崩れを起こすような事があったからです。

例えば、メーカ側が頑張ってブランドを構築し、少し割高であったとしても消費者に受け入れられるような優れた製品を作ったとします。

このような時に、小売業側がセールの目玉商品としてロスリーダーとして多用されてしまうと、消費者が持っている値段の目安が崩れてしまい、安売りしないと売ることができなくなってしまいます。

このように、メーカー側と小売業や卸売業側は利害が対立するような事があったのです。
 
しかし、対立するのではなく、協力しあえれば事業がもっとうまくいくと考える考え方をこの製販同盟は採るのです。

というのは、また、協力関係の企業なら、ひどい安売りは避けられると考えられるからです。また、小売業が持つ消費者の情報と、製造業が持つ製造ノウハウを共有化すれば消費者が好む商品を提供することができるとも考えられます。
情報
2013年4月21日

精読率

精読率_001
精読率とは、新聞やメールマガジンなどで、記事を読んだ人の中で、さらに詳しく読んだ人の比率です。せっかく配信した記事ですから、やはり詳しく読んでほしいですよね。

それでは精読率とはどのような指標なのでしょうか?言い換えると、どうやって計算すればよいのでしょうか?例を挙げて考えてみたいと思います。

まず、一万人にメールマガジンを配信したとして、そのうちの千人が一応メールを開封してくれたとします。(この比率を開封率と言います。)

そして、千人の内、十人が詳しく読んでくれたとすると精読率は1%になります。(10÷1000=0.01ですね)
  • 精読率の推定
さて、上の例では何人が精読してくれたかが分かっています。しかし、新聞や配信したメールマガジンなどで、どうやって精読してくれたかを判断するのでしょうか?

割とスグに思いつく方法は、アンケートを取る事ですよね。ほかには、メールマガジンの下部にリンクを張っておいて、どれだけの人がそのリンクをクリックしたといった方法で推定します。

精読率と言っても、肝心の精読した人の数が推定の域を出ないので、あんまり細かい数字にこだわっても微妙であるという事ができますね。
  • 精読率が高いという事は
しっかりと読んでくれるという事は、情報を発信した人が望む行動を取ってくれるためにとても大切です。そのため、精読率は是非上げていきたいものです。

それではなぜ、しっかりと記事を読んでくれた人の方が、情報発信者の望む行動を取ってくれると考えられるのでしょうか?

例えば、あなたが「魚介類詰め合わせ」という商品を販売したいと考えたとして、メールマガジンで商品の素晴らしさを書いたとします。

この場合、やはりメールマガジンを詳しく読んでくれた方が買ってくれそうですよね。

このように、精読率の向上はとても大切なことなのです。

関連用語
注目率

情報
2013年4月7日

セッション数

セッション数_001
セッション数とは、PVUUの中間の指標で、一定時間内の訪問回数を表した指標です。グーグルAnalyticsでは訪問数と表示される指標です。

「中間?何のこと?」って思われる方も多いと思いますので、例を示していきます。

このセッション数は基本的にはUUのように何人の閲覧者が来たかを示す指標です。

しかしUU数は単に一日当たりに何人の顧客が訪れたかを表す指標なので、朝に来た顧客と夕方に再訪問した顧客がいたとしてもUUは1としてカウントされます。

さて、朝と夕方に訪問した顧客を1とカウントすることは、はたして適切でしょうか?朝も来て、夕方も来てくれたのだから、2回の訪問であると考える考え方もあると思います。

そして、このセッション数は、2回の訪問であるとカウントしようという考え方なのです。 
マーケティング
2013年3月17日

先発優位

先発優位_001
先発優位とは、新市場に先に参入する事や新製品を世に出す事によって、後追い的に参入してくる競合に対して発生する優位性の事を言います。

新市場への参入や新製品の投入を行う場合、どこかの企業が上手くいくのかを見た後に参入した方が安心ですよね。それに、前例があれば稟議書などを用いての社内調整(稟議制度などを利用)もやりやすいと思います。

このように、後発だとリスクを抑えることが可能となります。しかし、リスクを取って新しい市場や新製品を果敢にチャレンジすると以下のようなメリットがあるのです。
  • 価格の選択が可能
最初に利幅を大きくとるのか(スキミングプライス)、市場シェアを確保するために低価格で販売する(ペネトレイティングプライス)のいずれかを選択することができます。
  • 製造数量を積み上げることができる
一般的に、累積生産量が多いほど(たくさん作った実績があるほど)製造コストが下がると言われています。(経験曲線効果)
  • 業界標準を狙える
新市場や新製品の標準(事実上の標準であるデファクトスタンダードもしくは公的な標準であるデジュールスタンダード)を狙う事ができます。

関連用語
後発優位
ファーストムーバーズアドバンテージ
セカンドムーバーズアドバンテージ 
生産管理
2013年3月12日

ゼロエミッション

ゼロエミッション_001
ゼロエミッションとは、自然界に対する人間社会の活動を由来とした排出をゼロとする仕組み(社会システム)の事を言います。英語ではzero emissionと表記します。

イメージとしては「廃棄物を再利用したり、再生可能エネルギーを活用したりして環境負荷をゼロとする。それも社会全体で」という感じの言葉です。

社会全体で考えて環境負荷をゼロにという考え方なので、特定の産業が廃棄物を出したとしても、別の産業がその廃棄物を活用して廃棄物がでなければOKとなる考え方です。

例えば、豆腐工場で「おから」を廃棄物として排出したとします。(個人的には「おから」が廃棄物って知ったとき、衝撃を受けました。)

但し、この「おから」をお菓子工場でクッキー生地に練りこむとか、牧場で家畜に与えるとかすれば豆腐工場からの「おから」は廃棄物になりません。

と言っても、社会全体で環境負荷ゼロは現実には非常に難しいので、企業単位とか工場単位でのゼロエミッションを目指し、環境にやさしいというイメージを販売促進に生かすといった事も行われています。

例えば、「ゼロエミッションの向上で作ったパン」とか「地球にやさしいゼロエミッション工場で作ったボールペン」といったイメージでの販売促進です。こういった広告って見たことありませんか?
情報
2013年3月9日

前方互換

前方互換_001
前方互換とは、先発の製品(古い製品)で後発の製品(新しい製品)のデータなどを取り扱えることを言います。イメージは旧(前)のモノで新(後)のモノを使えるという感じですね。英語では、forward compatibilityと記されます。

下位互換性とよく似た言葉ですが、この前方互換は時系列で比較するのです。

まとめると、
・下位互換性(機能の上下で比較)、
・前方互換(新旧で比較)
となります。

例えば、旧型のゲーム機で遊べるように配慮された新型ゲーム機用のソフトがあれば、それを前方互換と言います。

もっとも、ワザワザ古いもので使えるように設計する必要があるため、かなり意識して設計する必要があり、さらに機能面での制約も受けてしまいます。


さて、上位互換性、下位互換性に比べ前方互換、後方互換はイメージが難しいと思います。それは、前方と後方という言葉のイメージが新旧に結びつかないからだと思われます。

覚え方としては「以」という言葉を付けて、「(以)前方互換」→「以前のモノでも使えるような互換性を持っている」みたいなイメージを持つとよいかもしれませんね。
マーケティング
2012年12月19日

選択的チャネル政策

選択的チャネル政策_001
選択的チャネル政策とは、あらかじめ一定の要件を定めておき、その要件に合致するような取引先のみ販売を行うというチャネル政策です。

この選択的チャネル政策はある程度、取引相手の絞り込みを行い、取引先の数を最適化しようとする方式です。

このようなチャネル政策は、家電、衣料品、化粧品といった決して低額ではない商品、いわゆる、買回品を販売するようなときに採られると言われています。

この選択的チャネル政策ならば、取引を行う際に一定の要件を課しているので、消費者にある程度の満足感を与えることができるとされています。(ある程度のサービスの水準を満たせるところとだけ取引を行うなどの方策を取る事ができるためです。)

しかし、完全には販売先を統制することは少し難しいといった問題点もあります。取引業者は、他の業者の製品も取り扱っているので、なかなかすべてが自社の思い通りというわけにはいきにくいのです。

このまんがでは、製造業が取引先に結構な条件を課しているようです。

このような条件は、開放的チャネル政策を採っているとなかなか課すことは難しいですが、ある程度取引先を絞り込むような選択的チャネル政策を採っているのであれば条件を課すことは可能となるのです。

もっとも、段ボール箱いっぱいの書類に書くような条件を課すのはちょっと難しそうですけどね。

関連用語
排他的チャネル政策
マーケティング・チャネル
マーケティング
2012年12月14日

生存バイアス

生存バイアス_001
生存バイアスとは、生き残っているデータのみを抽出してしまう事によってバイアスがかかるという事を言います。

一般的に言って、一部の成功例の陰には多数の失敗があります。失敗しても、成功するまで続けることができればいつかは成功するという考え方もありますが、世の中には失敗したら、もう続けることができなくなるといったタイプの失敗もあります。

例えば、資産運用をする際を考えてみたいと思います。毎年500万円の収入を得ている人が、頑張って貯めた1000万円を運用し始めたとします。しかし、この人が行っている運用は、運用とは名ばかりの「全額失うか、2倍になるか」といったリスクの大きな手法だったとします。

このような場合、失敗したら基本的には市場で運用を続けることはできませんよね?(年収の2倍のお金を失ったら通常は市場から退場してしまいます。)これが、もう続けることができなくなるといったタイプの失敗の例です。

そして、このタイプの運用(どちらかというと運用というよりギャンブルですが)を行う人が多数いたとします。このような条件の元、一年後に、こういった運用手法についてアンケートをとってみたとします。

さて、この場合アンケートはどのような答えが返ってくるでしょうか?おそらく、儲かったという話が多数出てくると思います。

「なぜ?運用を続けられなくなった人もたくさんいるのでは?」と考えられる方は多いと思います。たぶん、その考えは正解で、多数の人が運用が続けられなくなって市場から退場しているはずです。

でも、もしそうだとしたら、このアンケートにはどのような人が答えるのでしょうか?言い換えると、市場から退場した人はこのアンケートに答えるでしょうか?
  • 死人に口なし
嫌な表現の見出しですが、このようなアンケートに答える人は、運用に成功して生き残った人の方が多そうですよね。という事は、成功事例がたくさん集まりそうですよね。

このように、結果として生き残った人に偏ってデータを集めてしまうような事を生存バイアスと言います。

このバイアスはいろいろなところでかかっていると思われます。例えば、大学受験や資格受験などのいわゆる受験業界を考えてみてください。

よくパンフレットなどには受講生の感想を集めたグラフなどが載っていたりしますよね?でも、アンケートに答えるような人は合格した人やそれに近い人ですよね。授業が肌に合わなくて途中で辞めた人の意見はおそらくあまり反映されていないと考えられます。
財務・会計
2012年12月3日

正常営業循環基準

正常営業循環基準_001
正常営業循環基準とは、資産や負債が流動○○に分類されるか否かを判定するための基準の一つを指します。これは、正常な営業循環内で生ずる資産や負債を流動○○にしましょうという考え方です。英語ではnormal operating cycle ruleと表記されます。

さて、正常な営業循環ってどのような事でしょうか?一般的な営業の流れを下で考えてみたいと思います。

1.現金
先ずは現金から始まります。

2.仕入
売上を上げて利益を獲得するためには、その元となる商品を仕入れる必要がありますよね?この時にお金を現金で支払ったり様々な仕入債務が生じたりします。

3.商品(棚卸資産)
仕入を行った結果、商品が手元に届きます。この商品の状態のままで決算日を迎えた場合、商品として貸借対照表に記載されます。

4.売上
売上があがりましたが、ここで終わりとは限りません。それは、現金で販売するとは限らないためです。手形をもらったり、掛け売りを行ったりするかもしれません。

5.現金の回収
売上で生じた様々な債権を現金化するという事が必要です。例えば、売掛金を回収しなければいつまでたっても現金になりませんよね?

簡単に考えると、営業の循環とは上のような流れになります。そして、正常営業循環基準とは「この循環の中で生じるようなものは流動○○としましょう」というものです。

例えば、1.の現金は言うまでもありませんが、2.の仕入れで生じる買掛金などの仕入債務、3.の棚卸資産、4.の売上で生じる売掛金や受取手形などの売上債権などがこの基準に当てはまります。

そのため、現金や、売掛金、受取手形、棚卸資産、は貸借対照表を作成する際には流動資産へ、買掛金などの仕入債務は流動負債に該当するのです。

さて、このまんがでは、現金化するまで数年かかる棚卸資産も流動資産にあたると言っています。

これは、正常営業循環基準には、別に一年以内に現金化しなければならないとは言っていないので、この基準で判断するならばこの資産も流動資産になるのです。

流動○○の判断にはワンイヤールール(一年基準)という判断基準もありますが、この判断基準は、正常営業循環基準で判断した後の基準なので、正常営業循環基準で流動資産と判断された棚卸資産はその判断で流動資産となるのです。

関連用語
流動比率
情報
2012年10月8日

成果報酬型広告

成果報酬型広告_001
成果保証型広告とはインターネット広告の課金方法の一つで、実際に成果があった場合のみ広告料が支払われる形式の広告の事を言います。そして、ココでいう成果とは、会員登録であったり、商品の購入が該当します。

広告主にとっては、成果が保障されるわけですからきわめて費用対効果が明確となります。

勿論、成果を保証して広告を配信するわけですからそれなりの報酬を提供することが必要となってきます。また、広告を表示させる側にとっては、クリックさせたうえでさらに会員登録や購入といったアクションをしてもらう必要があるためハードルは高いです。

アフィリエイトはこの成果報酬型広告の一種となります。

キャンペーン記事:経営マンガマラソン

関連用語
インプレッション保証型広告
クリック保証型広告
PPC広告 
アソシエイト
店舗管理
2012年10月4日

前進立体陳列


前進立体陳列_001
前進立体陳列とは、陳列棚の一番手前に商品を重ねて置き、置ききれなくなった場合には後ろに置いておくという陳列方法の事です。

イメージとしては下のように、お客様の目につく一番前に商品を重ねて積み、後ろ側には補充用の商品を置いておくというイメージです。

横から見ると
■■
■■■
←前

正面から見ると
■■■
■■■
■■■
という風になります。

このような陳列方法を用いると、商品が豊富にあるように感じられます。また、お客様に商品をしっかりと見せることができるため、商品が見つからないことによる機会ロスの発生を防止することが可能となります。

しかし、この前進立体陳列は商品が売れていくと、ところどころ歯抜けになっていってしまいます。

正面から見たときのイメージ
  ■
■ ■
■■■

そのため、後ろにストックしてある商品を順次、前面に出していく必要があるのです。

但し、このまんがで言っているように、抜けたところに新しい商品を補充していくと、いつまでたっても後ろにあるストックの商品が売れませんので、、商品の補充は先入先出法的に行う必要があります。
生産管理
2012年8月24日

生産者危険

生産者危険_001
生産者危険とは、抜き取り検査を行った際に合格とすべきロットを不合格としてしまう確率のことを言います。この危険は第1種の誤りともいいます。

この生産者危険という言葉は、合格とすべきロットを不合格にする→本来売ることができるものを売れなくする→生産者側に不利になる→生産者危険といった風に考えていただければ覚えやすいと思います。

これに対して、逆に抜き取り検査を行った際、不合格とすべきロットを合格としてしまう確率を消費者危険と言います。こちらは第2種の誤りと言います。

抜き取り検査の場合、抜き取ったモノの不良率からロット全体の不良率を推定します。そのため、タマタマ抜き取ったモノの不良率が高かった場合にこの生産者危険が発生します。

例えば、一万個中10個不良品ならば合格とできる製品があったとします。(0.1%の不良率なら合格)そして、今回全体の中から千個抜き取って検査をするとします。

抜き取った千個中2個が不良品だった場合(0.2%の不良率)このロット全体は不合格になります。

しかし、本当はロット全体の不良品は今回抜き出した2個だけで(一万個中2個の不良品:0.02%の不良率)、本来ならば合格させるべきロットだったとします。

この場合、本来は合格であるロットを不合格にしてしまったわけですから生産者にとって不利ですよね?それなので生産者危険というのです。(生産者にとっての危険)

※正確には、単純にこの様な判断を行ってはダメですが、解説の便宜上このような例にしています。参考:OC曲線

この生産者危険はαという記号を用いて表します。そして、本当は合格であるモノをあわてて不合格としてしまうという事から「あわて者の危険」と呼びます。α→Aであわて者といった感じです。
財務・会計
2012年7月6日

正規の簿記の原則

正規の簿記の原則_001
正規の簿記の原則とは、企業会計原則の一般原則の一つで「企業会計は、すべての取引につき、正規の簿記の原則に従って、正確な会計帳簿を作成しなければならない。」とするものです。

これは企業会計原則の、1.真実性の原則、2.正規の簿記の原則、3.資本取引損益取引区分の原則、4.明瞭性の原則、5.保守主義の原則、6.継続性の原則、7.単一性の原則の7つのうちの一つの原則です。

企業は様々な利害関係者(ステークホルダー)に取り囲まれて存在しています。そして、それらの利害関係者に正しい財務情報を提供するといった目的で企業会計は行われています。

正規の簿記の原則は、正確な会計帳簿をつけるために定めている原則です。

といっても漠然としていてよく分からないですよね。それでは、正規の簿記の原則はどのような事を満たす必要があるのでしょうか?例で考えてみたいと思います。

・網羅性
例えば、非常に重要な取引先への売上の情報がところどころ抜け落ちていたとします。この場合、必要な情報が抜け落ちているわけなので、正しい利益計算を行う事はできません。このような会計帳簿は正しい情報という事はできないと思います。

このことから会計帳簿は網羅的に記録されていることが必要であるとされています。

・立証性
例えば、仕入500万円との取引が会計帳簿に記されていたとします。しかしその内容については、何の証拠も残っていないとします。何を仕入れたか、どこから仕入れたかそういった情報が残っていなかったとします。

これでは、あとから検証を行う事ができませんし、なんだか不正も発生しやすそうですよね。このことから、企業会計は検証可能な証拠資料に基づいていることが必要とされます。

・秩序性
簿記は非常に秩序だった体系的な技術です。そのため、簿記のルールに則って記帳を行っていれば秩序性はクリアーされます。

このまんがでは、正規の簿記の原則を参考にパートの運営を行っていると言っています。

何を参考にしたかというと、1コマ目では、全ての要素をもらさないように練習するという網羅性を、2コマ目では後から検証できるように証拠を残しておくという立証性を参考にしたようです。

ちょっと信じられない感じですが、本人が正規の簿記の原則を参考にしていると言っているので、そうなのでしょう。 
生産管理
2012年6月26日

全数検査

全数検査_001
全数検査(total inspection)とは製品や部品全てを検査することを言います。文字通り全数を検査するといったイメージです。

この全数検査は抜き取り検査と異なり、検査を行ったモノについては合格・不合格を確実に言う事ができ、生産者危険や消費者危険といった事を考えなくてよい検査方法であるという事ができます。

このことから、不合格品が混入すると人命にかかわるような重大事故が起こるようなモノや、不合格品が混入すると後で莫大なコストがかかるようなモノについてはこの全数検査が採用されます。

但し、壊さないと検査できないようなモノや、一定数不合格品が混入していても人命に影響が発生せず、全部検査したらコストがかかりすぎてしまうといったようなものについては、抜き取り検査で対応します。

もちろん、全数検査の方が抜き取り検査よりも確実ではあるのですが、上にあげたような事情で抜き取り検査を採用するようなケースも多いのです。

例えば、卵の成分を検査しようと思った時に、検査するためには卵を割らないといけないですよね?(破壊検査)という事は、全数検査したら売るものが無くなってしまいます。(抜き取り検査で対応するという事です)

また、お米を生産している農家が米粒に割れや見た目の異常がないかどうかの検査をするとします。この時、一粒一粒全部見るといった事は通常行われず、一部を抜き取って検査しています。この場合、全数検査を行うと今みなさんが購入しているような価格でお米を提供することができなくなってしまうためです。

このように、全数検査と抜き取り検査は使い分けが大切なのですね。

このまんがでは、納品されたみかんの中にカビの生えたものが混入していたとして怒っています。納品されたミカンはもちろん検査済みで納品されているのですが、抜き取り検査を行ったせいか一部不具合がある品物が混入してしまったようです。

その対策として全数検査を要求しようとしています。確かに全数検査を行えば不具合があるものの混入は防げますね。

でも、先生は過剰な品質を要求する事には反対みたいです。一部不具合があるミカンが混入したとしても全体として満足のいく品質であるらしく、これ以上の検査体制を要求することはコスト面から得策ではないと考えているようです。
生産管理
2012年6月10日

生産保全

生産保全_001
生産保全(productive maintenance:PM)とは、設備の開発から廃棄までの一生涯にわたるコスト(ライフサイクルコスト(Life cycle cost:LCC)を引き下げて、企業の生産性を高める事を言います。

そして、この生産保全を達成するために、事後保全予防保全改良保全保全予防を組み合わせて行うのです。

このように、どちらかというと、生産性を高めるための保全活動といったイメージとなりますので、上にあげたような事後保全、予防保全、改良保全、保全予防とは言葉の指し示すレベル感が違う感じとなります。(事後保全などが具体的なレベル、生産保全はもっと抽象的なレベルといった感じです。)

この、生産保全をさらに進展させた、全員参加の生産保全という考え方もあり、こちらはTPM(Total Production Maintenance)と言います。

このまんがでは、保全活動の総コストを下げた具体的な活動があげられています。ちなみに、3コマ目の男子生徒が言っている「レジの機械を定期的にメンテナンスする」とは予防保全を指しており、3コマ目の女子生徒の「什器のガラスを割れないように改良した」とは、改良保全もしくは保全予防の具体例です。

そして、4コマ目の「無人販売の看板ライトは切れたら取り替える」とは事後保全に該当します。

このように、最適な保全方法を組み合わせて設備の保全にかかる総コストを引き下げる方法を生産保全というのです。 

関連用語
予知保全 
店舗管理
2012年4月17日

生鮮三品

生鮮三品_001
生鮮三品とは「青果」「精肉」「鮮魚」のいわゆる野菜、肉、魚の事を言います。スーパーや八百屋さん、肉屋さん、魚屋さんといった食品専門店にとって、とても重要な商品です。

これらの商品はお客様の購買頻度も高くなりますし、とても厳しく見ています。そのため、高い鮮度を保つ、売り場の陳列を綺麗にしておくといったようなことを気にかけておく必要があります。

みなさんも夕飯の食材を買いに行ったときに、野菜がしおれていたり、魚がどう見ても古かったり、お肉の色が変わっていたりしたらがっかりしますよね。また、魚売り場が乱雑になっていたりしたらちょっと嫌な感じですよね。

このように、生鮮三品の取り扱いがよくないと、そのお店に対する信頼感が低下してしまいますよね。

逆に、いつ行っても清潔感のある売り場で新鮮な野菜を売っているといったお店は、評価が高くなると思います。

このまんがでは、野菜と、お肉と魚を買って鍋を作ると言っています。そして、この3つの食品を生鮮三品と言います。
マーケティング
2012年3月20日

製品多様化マーケティング

製品多様化マーケティング_001
製品多様化マーケティングとは単一の市場に対して複数の製品を作り買い手に多様性をアピールするアプローチの事です。簡単に言うと、一つの大きな市場にたくさんの種類の製品を提供するといったイメージです。

この方法はターゲット・マーケティングのように市場をいくつかのセグメントに分けるようなことはせずに、単一の市場に対して沢山の種類の製品を提供することを目指しています。

イメージとしては、単一市場に単一製品を投入するマス・マーケティングと市場を細分化して(市場細分化)ある特定の市場に狙いを定めるターゲット・マーケティングの中間のようなイメージとなります。

このまんがでは、新発売のアイスクリームを仕入れています。新発売の同一製品ですが、サイズや味のバリエーションを一揃い仕入れており、多様性をアピールする狙いがあるようです。この例では特に市場を分けて考えていないというところがポイントとなります。
生産管理
2012年3月13日

制止作業式コンベア方式

制止作業式コンベア方式_001
制止作業式コンベア方式とは、製品がベルトコンベア上を移動し、作業者はその場にとどまって作業を行う方式です。簡単に言うと、人は動かずモノがやってくるようないわゆる普通の工場のイメージとなります。

例としては、パン工場を思い浮かべていただけばと思います。このパン工場では各工程に担当者がいて、その工程に仕掛品が来た段階で決められた加工を行い次に流すイメージです。

例えば、粉を練ってパン生地にする人、パン生地をパンの大きさに加工する人など、自分は動かずにモノが自分の前に来るイメージとなっています。

このまんがでは回転ずし屋さんに行っています。回転ずしを見ていた時に以前やっていた工場のバイトを思い出したようです。

回転ずしも、モノが自分の前に流れてくるという事で思い出したのかもしれませんね。 
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