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マーケティング
2019年3月10日

屋外広告 | 屋外に看板を出すので継続的に効果を発揮してくれます

屋外広告_001
野外広告とは、屋外に掲示する広告のことを言います。不特定多数のいわゆる通行人を対象とする広告です。

街を歩いている時によく目にする、看板や広告塔、アドバルーンなどといったモノがこの屋外広告と呼ばれるものです。また、郊外を電車などで走っている時に田畑に立っている大きな広告もこの屋外広告です。

このように、文字通り屋外にある広告を屋外広告と呼びます。

■屋外広告の特徴


屋外広告は、繰り返し目にするので印象に残りやすいですし、広告がターゲットとする対象に合わせてピンポイントで広告を出すことができるのでうまく使えば非常に効果的です。(例えば、地理的に近くにあるお店の広告を出すことになるので無駄が少ないです)

また、比較的広告のコストも安くすることができるのも大きなメリットですね。 

ただ、屋外に広告を出すため、街の美観や安全面などにも影響するのでしっかりと法律で規制されている分野です。

そして法律のみならず、待ってによっては例えば京都のように自治体の条例によって法律以上に強い規制がかけられてる場合もあります。 

このような、ルールを熟知した上でしっかりと良い広告を打っていくことは屋外広告には求められるのです。 

onnanoko_bustup
うちの店もぜひ広告を打とうと思うんだけど何かいい方法ないかな。

neko
新聞広告がいいかも。地域の人に広く知ってもらえるし。後は折込チラシかな。こっちのだともっと細かく地域を狙って宣伝できるから。

onnanoko_bustup
でもチラシ系だと一回しか宣伝できないから、大きな看板を駅前に立てるとかはどうかな。


■主な屋外広告

屋外広告と言うと主に大きな看板などをイメージする方が多いと思います。しかしこの屋外広告とは、屋外に掲示する広告であるため特に看板に限ったものではありません。

例えば大きなディスプレイをピルなどに設置し、通行人に映像として見てると言ったことも行われています。

関東圏の方にとっては、渋谷のスクランブル交差点の大型ディスプレイなどがお馴染みかもしれません。

また繁華街などでは、大型トラックの荷台に企業広告が書いてあって、繁華街を走り回るなどといったことも行われています。

電信柱に掲示されている広告などもこの屋外広告の一種です。またイメージは着きにくいかもしれませんが、飲食店などの暖簾もこの屋外広告であるとされています。

関連法令
野外広告物法

関連用語
経営
2019年1月9日

オペレーショナルエクセレンス | 日々のオペレーションを磨き上げることで競争優位にするのです

オペレーショナルエクセレンス
オペレーショナルエクセレンスとは、現場の力つまりオペレーション力が卓越しており、競争優位の源泉になるほどに高められているような状態を示す言葉です。英語ではoperational excellenceと表記されます。

イメージとしては、常により良いオペレーションを追求するような企業文化が定着しており、継続的にオペレーションが改善されていくような企業になります。

例えば、常により良いオペレーションを実施する事を意識しているようなパンを製造し販売しているようなお店があったとします。

このお店は、常にお客様に感動を与えるような接客をする事を目指しており、また、お客様が感動するような品質のパンを提供することも目指しています。

そして、そういった事を実現するため、無駄のない動きによるコスト削減、品切れによる機会ロスや作りすぎによる廃棄ロスを徹底して排除するような経験に裏付けられた需要予測、お客様の過去の要望を全社で共有してより良いサービスの開発などといった活動が行われています。

このお店は、市場を細分化してニッチな客層を狙うとか、規模の拡大を追求し規模の経済ローコストオペレーションを実施するといった事ではなく、日々のオペレーションを洗練させていくという事が強みにつながっています。

そして、このように日々のオペレーションが素晴らしい事が経営資源となっており、コアコンピタンスとなっているような状態をオペレーショナルエクセレンスと呼ぶのです。
  • 中小企業においては
中小企業においては、機械装置の導入による抜本的な生産性改善が難しいこともあるため(お金がかかりますからね)、日々のオペレーションを磨き上げることで競争優位を作り出す方向を志向することとなります。

どのような業務であっても、工夫の余地はあり、5分かかる業務を3分でできればそれは地味ですが、大きな競争優位の源泉となります。

当たり前のことを徹底的にやるといた言葉がありますが、文字通り徹底的にやれば競争優位となり得るのです。
  • とはいえ技術革新も取り入れる
とはいえ、日々の改善に拘泥すると大局として見ることを忘れがちになるので注意が必要です。

例えば、機械を止めずに稼働させ続けて生産性を上げるノウハウを磨き上げている企業があるとします。

定期的に監視をおこない、機械が停止をしていたら素早く復旧させることで製造ライン全体の稼働率を上げると言ったノウハウを持っている企業で、そのことから低コストで競争力を持っているようなイメージです。

しかし、現在の技術を活用すれば一つ30円のセンサーをいくつかつけるだけで同じ事ができるかもしれません。機械が停止した瞬間にセンサーで知らせれば監視する人は不要になります。

この意味で、センサーを一つつければ機械の監視業務が不要になるといった可能性は常に検討する必要があるのです。
  • 技術革新も取り入れたオペレーショナルエクセレンスを追求する
このような、技術革新と通常業務の徹底した改善は相反しません。上記の例でセンサーを取り入れたならば、その前提条件でさらに業務を磨き上げていけばいいのです。

もしかしたら、機械の停止の兆候をセンサーで判断することができるかもしれず、そのような事になればもっと大きな生産性の改善が達成でできるのです。

経営
2017年11月16日

黄金株 | 拒否権には黄金のような価値があります

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黄金株とは、種類株の内、株主総会または取締役会の決議について拒否権が付与されている株式のことを言います。(会社法108条1項8号)この種の株式は、定款に記載することが必要となりますので、買収防衛策として用いる場合には、あらかじめ株主総会の特別決議を経て定款に記載しておく必要があります。
  • 拒否権とは
黄金株とだけ説明されるこの種の種類株ですが、法律の条文では

株主総会(取締役会設置会社にあっては株主総会又は取締役会、清算人会設置会社(第478条第6項に規定する清算人会設置会社をいう。以下この条において同じ。)にあっては株主総会又は清算人会)において決議すべき事項のうち、当該決議のほか、当該種類の株式の種類株主を構成員とする種類株主総会の決議があることを必要とするもの

と謳われています。

イマイチよくわかりにくいと思いますので思い切って意訳すると

定款に記載されている事項は『株主総会で決議』+『当該種類株(黄金株)の種類株主総会の決議』が必要である。


株主総会か種類株主総会どちらかで拒否されたら、実施できない。


事実上の拒否権となる。

といった感じです。
  • 例えば
例えば、あらかじめ定款に取締役選任は黄金株を保有している株主の種類株主総会が必要であるとしておけば、黄金株を保有している株主は事実上の拒否権を持つことができます。

このことから、企業買収の防衛策として用いることができるとされているのです。

これは仮に、普通株式を100%買収されたとしても、黄金株さえ確保しておけば、黄金株を保有している株主の種類株主総会で否決できるため、取締役選任を拒否することができるという事です。

このような種類株式の発行は株主間の平等といった原則に反しますが、敵対的買収については非常に強力な対抗策となります。

そのため、現経営者にとって非常に都合の良い制度となっています。
財務・会計
2017年11月13日

大馬鹿理論 | びっくりするような理論名ですが、内容もびっくりです

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大馬鹿理論とは金融市場などにおいて、仮に価格決定要因が完全に織り込まれており、これ以上は高値になり得ないとしても、それ以上の価格で購入する『バカ』が相当数いるので投機が正当化されるという理論です。(ヒドイ理論ですよね…)

といっても、理論とは名ばかりで、「ババ抜きのババを引く人間がいるはずだから買っておけ」ぐらいのことを意味する言葉です。

英語表記ではgreater fool theoryと表記され、文字どおり愚か者理論となっています。
  • 本当に投機する人は愚か者なのか
とはいえ、投機自体は悪いことではなく、市場に流動性という価値をもたらしています。

誰も、投機的に金融市場に資金を投下しなくなってしまえば、売りたいときに売れないといった流動性リスクが生じてしまいますし、そのようなリスクが存在する市場では、その分のリスクを割り引いた価格でしか取引ができなくなるので、正確な価値で取引をすることができなくなります。

また、投機している当事者にとってはこのような社会的な意義は別として儲かればいいので、結果として儲けることができれば、決して投機は愚かな行為ではないのです。

逆に言えば本来価値よりも低い価格で取引されていると考え、投資した結果、損をしたらそれは愚かな行為となってしまいます。(結果論ですが)
  • 価値以上というけど
そもそも、金融商品の正確な価値とは何でしょうか?配当割引モデルなどを用いた理論株価の算定も可能ですが、その通りに行かないのは皆様の方がご存知のはずです。

そのため、どうしても実際の価値とは(それが算定できればの話ですが)離れた価格で取引が成立するのです。

また、1600年代に現在のオランダでチューリップの球根が莫大な金額で取引をされていたという実例があります。最盛期には数ヘクタールの土地や熟練の職人10人分の年収でチューリップの球根1個が取引されていたという、にわかには信じがたい話です。

この例もチューリップの球根自体の価値ではなく(美しいチューリップには確かに価値がありますがその価値をはるかに超えて取引価格がつけられていました)もっと高く買う人が現れることを期待して投機が行われたのです。

店舗管理
2016年3月25日

卸売価格 | 卸売業者が商品を買ってくる価格です

卸売価格
卸売価格とは、卸売業者が商品をメーカー、生産者から購入するときの価格になります。

メーカー、生産者が卸売業者を通さずに小売業者へ販売するときの価格もこう呼ばれています。

これに対し、小売業者が卸売業者から購入するときの価格を仕切り価格、小売業者が店頭で消費者に販売する価格を店頭価格、もしくは小売価格といいます。(なお、製造メーカーが希望している小売価格は希望小売価格と呼ばれます。)

通常、物販の流通経路はメーカーや生産者から卸売業者、小売業者を順に通って消費者に届けられます。それぞれの業者を通るたびに、原価に利益が上乗せされますから、商品の価格は消費者に近づけば近づくほど高くなります。

一般に小売業者はメーカー希望小売価格の2~3割引きで販売することが多いので、仕切り価格は2~3割引いても利益が出るよう小売価格の5~6割前後、メーカーから卸売業者への卸売価格は小売価格の3~4割前後となることが多いといわれています。

■卸売業はいらないのか?

このように書くと、卸売業者は中間にあって利益を取るだけの消費者にとってはあまりありがたくない存在のように思えますが、卸売業者は次のような機能を担っています。

・社会全体の取引数の削減
・需要の結合機能

・情報伝達機能

・金融機能
 
・リスク分散機能

・物流機能

・アソートメント機能

・リテールサポート機能

この細かい内容については卸売業の記事で紹介していますが、卸売業者も大量の商品を一括購入することで流通コストを抑え、安く商品を仕入るなどの努力を重ねているのです。
 
組織論
2015年8月24日

おみこし型経営 | みんなの意見を聞いてというと聞こえがいいですが、実態はリーダーシップの不在です

おみこし型経営
おみこし型経営とは、日本的経営の特徴の一つであり、トップマネジメントミドルマネジメントが支えながら(というか担ぎながら)経営を行っていくといった言葉です。

自分の統括する職能を管理するのがミドル層の役割ですので、「人事は任せておけ!」とか「製造は自分に訊いてください。」といった人たちの集まりが、トップを担いで経営をするといったイメージとなります。

そのため、ミドル層自体には、企業全般を見通すような権限が与えられていません。

企業全般を見通すような権限を持っていない人たちが集まって、経営をするわけですから、近視眼的になりがちですし、部門ごとの部分最適になりがちです。

また、責任の所在があいまいになりがちです。(会社に問題が発生した場合に原因を特定しようとしても、製造部だけが悪いとかそんなケースは稀です。)
  • トップマネジメントは
このような状況になっていたとしても、おみこし型経営となっている場合、トップマネジメントは株主から送り込まれた代理人といった色合いよりも、従業員の代表といった色合いが強いため、リーダーシップを発揮して、方向性を決定するような力に欠けています。
 
そのため、この『おみこし型経営』とは、みんなで決めてだれも責任を取らない(権限と責任が一致していないので、誰に責任をとらせても望ましくない:権限責任一致の原則)といった(かつての)日本的経営の陥りがちだった悪い体質を表す言葉なのです。
経営
2014年1月14日

オークション(競売)形式 | 多数の買収希望者から条件を提示してもらいます

オークション(競売)方式
オークション(競売)方式とは、M&Aを進める際の方法の一つで、売り手側に対して複数社の買い手が一斉に条件を提示し、最も良い条件の買い手が交渉権を得るといった方式になります。英語ではAuction Systemと表記されます。相対方式のNegotiated Transaction Systemと異なり、こちらはそのままですね。

さて、事業の売却といった取引となるので、こういった取引は、必ずしも、金銭的な条件のみで決まるわけではありません。同じ金額を提示したとしても、買収後の経営の仕方や、買収方法など色々な切り口で差をつけることができそうですよね。

そのため、このオークション(競売)方式を採ったとしても、一概に買収金額が売り手に有利になるとは限りませんが、買収したい側の企業が多数となれば競争が働きますので、比較的良い条件を引き出せると言われています。

関連用語
マーケティング
2013年12月20日

オムニチャネル | ありとあらゆるチャネルを総動員して販売するのです

オムニチャネル
オムニチャネルとは、あらゆる顧客との接点を連携させて販売をしようというマーケティング戦略のことを言います。

例えば、実店舗というチャネルと、カタログ販売、ECサイト(インターネット販売)という3つのチャネルを持っている小売業があったとします。

このような場合、「カタログは比較的高年齢者向けの商品を扱って、ECサイトは若年層向けで、実店舗は売れ筋を中心に…」といった風に、従来は各販売チャネルが別個に動いているようなケースが多かったのです。

しかし、ラテン語で『すべて』を表す『オムニ』という言葉を冠されたこのキーワードは、従来のように各チャネルが別個に動くのではなく、一体のものとして動くことを目指しています。

上の例では、カタログを見て商品を知った消費者が、実店舗で実際にモノを手にとって、接客等の人的販売を受け、最終的にECサイトで購入するといったイメージとなります。

この場合、縦割りの考え方で「どこのチャネルが販売したか?」という事ではなく、すべてのチャネルが連携し、一体となって販売したという事になるのです。
さて、実店舗をショールームのように利用して実際の購入は割安なECサイトで行うという消費者の行動が実店舗を構えている小売業の課題となっています。

実店舗を持っている小売業としては、せっかく費用をかけて仕入れ、廃棄ロス機会ロスのリスクを背負って陳列しているのに、競合のECサイトのショールーム扱いされたらたまりませんよね?

でも、自社のECサイトで購入してもらえれば、ショールーミングされても一向に問題ないという発想が生まれたのです。

(もっとも、店舗の業績評価をどうするかといった問題は残りますが…)


例えば、店舗にタマタマ在庫がなくとも、ECサイト部門から即座に消費者の自宅あてに配送するとか、ECサイトで見た商品を実際の店舗で人的販売を活用して売り込んでいくといった発想です。

そして、このように『すべて』のチャネルを連携させて一体のものして販売活動を行うような事をオムニチャネルと呼ぶのです。

関連用語
マルチチャネル
財務・会計
2013年8月27日

オフバランス | 貸借対照表に全ての情報を載せないと、経営側にとっては様々な利点があります

オフバランス_001
オフバランスとは、事業に活用しているけれど、貸借対照表(バランスシート)に計上されない資産や負債等の事を言います。

貸借対照表(バランスシート)に乗ってこないからオフバランスなのですね。逆に通常の貸借対照表に乗ってくる取引はオンバランスといいます。

なお簿外資産とか簿外負債とかと言うと違法になりますので気をつけてください。

■どうしてオフバランスにするの?

貸借対照表に記載されない資産や負債があるという事にはいくつかの利点があります。

例えば、収益性を測る指標について考えてみます。もしこういった指標で経営陣の経営成績を測っているとしたら、オフバランスにする大きな利点が出てきます。

例えば、100万円の総資本で10万円の利益を上げたらROAは10%ですよね?

でも、20万円分の資産を貸借対照表に記載しなくてすめば80万円の総資本で10万円の利益を上げたことになるのでROAは12.5%となります。(詳しい計算式はコチラをご覧ください:ROAとは)

このようにオフバランスを上手く使うことで外部からの評価を高めることが可能となります。

この外部の評価というのは馬鹿にしたものではなく、外部からの評価が高まればエクイティファイナンスで資金の調達も簡単となりますしてとデットファイナンスも有利となります。

このほかには、オフバランス化の過程で資産を所有する事をやめる事となるため、資産の価格変動から生じるリスクを避けることができるといった利点もあります。

■あれ、おかしくない?

さて、貸借対照表に記載されない資産や負債があるという事はどういう事でしょうか?「貸借対照表には一定時点の財政状態がすべて記載されるはず?」ですよね?

でも、逆に言うと自社のモノでない物品については貸借対照表に載ってこないですよね?
 
自分のモノでない、土地や備品を貸借対照表に計上したら、せっかく作っている貸借対照表の意味が無くなってしまいますからね?それなので別にオフバランスのものがあっても、おかしくはないのです。

自社のモノではないけど事業に使う資産って?
例えば、コピー機を考えてみます。あなたの会社ではコピー機が欲しいのでしょうか?それとも、コピー機を使いたいのでしょうか?

多くの場合、所有する事ではなく利用することが目的ですよね?

それならば、自社で購入する(資産になります)のではなく、借りてくるという発想はどうでしょう?(この場合利用料が費用となりますが、資産にはなりません。)

素朴な形でのオフバランスの発想はこういった感じです。

また、不動産などを担保に供している場合も重要な取引ですが貸借対照表上はオフバランスとなります。この場合は一般的には注記という形で対応されます。

但し、あまりオフバランスが横行すると、利害関係者(ステークホルダー)の判断を誤らせる危険性が出てくるため、オフバランスとして処理できる範囲は縮小されていく傾向にあります。


neko
不動産って使いたいだけですよね 。

onnanoko_bustup
そうだよ、だからオフバランスしてしまうのよ。持っていても持っていなくても同じように使えるなら、それでいいからね。


■オフバランスにする方法

■1.リースを活用する方法 

さてリースなどのお話が出てきましたが自社で持っている不動産などの資産をオフバランスする方法もあります 。

例えば不動産を売却してしまいその後リースして借りるケースを考えます 。この場合利用してるだけですので貸借対照表には載せる必要はなくなります。

ただ貸借対照表に載せる必要はなくなりますが利用自体は従来どおりできます。そのため貸借対照表に現れる資産や負債の圧縮をすることができます(これがオフバランスですね )

こういったオフバランスを実現する方法をセールスアンドリースバックと言います 

■2.証券化を活用する方法

不動産と特定目的会社に移してしまいバランスシートから外します。その後それらの資産を担保にして証券を発行し資金調達までするという方法です。

このような方法は非常に典型的なオフバランス処理ですが、そのような処理が横行すると貸借対照表が実態を表しているとは言えなくなるため、オフバランス処理の方法論は縮小されていく傾向にあります。

ただしこのように不動産とオフバランスする場合、単に貸借対照表をスリムにできるだけでなく将来の不動産等の価格変動を会計から切り離すことができるため、その面からも有利となります。


解説で出てきた用語・関連用語
貸借対照表
ROA
ステークホルダー
マーケティング
2013年8月6日

オープンキャンペーン | 告知をかねたプレゼントキャンペーンの手法です

オープンキャンペーン_001
オープンキャンペーンとは、商品やサービスを利用する事を前提とするのではなく、基本的に誰でも参加できるキャンペーンのことを言います。

「応募してくれた人の中から5名様に商品をプレゼントします」といった感じで、広く顧客候補を集め自社の商品やサービスを告知することを目的としている事が多いのです。

例えば、ただ単に交通広告などで『美容クリーム新発売』なんてやるよりも、「新発売の美容クリーム。名前は○○○。答えた方の中から抽選で商品一年分を進呈」などとやった方が印象に残りやすいですよね?

このように、オープンキャンペーンとは、商品やサービス名の告知をかねて実施される事が多いキャンペーンの手法なのですね。

また、オープンキャンペーンは、購入した人のみが参加できるクローズドキャンペーンよりも高額の景品を進呈することができるといった特徴もあります。

その為、このまんがのように高級楽器をプレゼントするみたいなインパクトのあるキャンペーンを実施することができるのですね。
情報
2013年7月12日

オープンソース | みんなの知恵を集めて素敵なモノを作り出そうという発想です

オープンソース_001
オープンソースとは、ソフトウェアを作る際のソースコード(部品というよりも、ソフトウェアそのものですね)を公開して、誰であっても使ったり改良できるようにしているモノを言います。英語ではopen sourceと表記されます。

さて、ソースコードは車で言う所の設計図+車自体といった非常に大切なものです。(物理的な製品と異なる点は、ソースコードがソフトウェアそのものであり、設計図が完成した後の製造工程の良し悪しでコスト面に差が出ないという所です。)

その為、自社で開発した製品のソースコードは通常は公開しません。

しかし、オープンソースは、このような一般的な考え方ではなく、「みんなで使って、みんなで改良すればすごくいいものができるんじゃないの?」という発想を持っているのです。

このオープンソースの例としてはLinuxというOSが良く挙げられます。
  • オープンソースって無償で利用できるフリーソフトと同じ?
但し、オープンソースという考え方は、有料無料とは無関係の考え方です。(大半のモノは無償で利用できますが、オープンソースのソフトウェアを有償で頒布することもあります。)

また、無償で利用できるソフトウェアだからと言って、オープンソースであるとは限りません。

その為、オープンソースとフリーソフトは違う概念であると捉えていただければと思います。 
財務・会計
2013年5月27日

オペレーティングリース

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オペレーティングリースとは、借り手と貸し手が合意した期間で、貸し手の資産を貸し出すといった事を言います。

簡単に言うと、お金を払ってモノを借りてくる契約といった感じですね。そして、支払うお金の中に、モノの維持費が含まれているといった感じです。 

さて、オペレーティングリースの場合は、自分で資産を購入する場合と比較して、低コストで資産を利用することができます。

というのは、オペレーティングリースの対象となる資産には、一般的には中古市場が存在しており、中古市場でのモノの処分まで考慮した価格設定で資産を貸し出すことができるからです。

また、資産を借りているという位置づけになるため、会計上、資産に計上しなくてもいいといった特徴もあります。

関連用語
経営
2013年5月9日

卸売業

卸売業_001
卸売業とは、生産者と小売業の間に位置して、生産者から商品を仕入れ、形態を変えないで消費者以外の小売業者や他の生産者・卸売業者に商品を販売する業者の事を言います。
 
イメージとしては、最終消費者以外の事業者に販売活動を行う業者という感じです。

例えば、酒蔵からお酒を仕入れて、酒店に卸す業者であったり(小売業に卸しています)、建築資材メーカから建築資材を仕入れて、建築屋さんに卸売りを行ったりするといった感じですね。

さて、このようにイメージしやすい卸売業者ですが、今日では様々な役割を担っています。
  • 卸売業の役割
・社会全体の取引数の削減
卸売業者が存在していることにより、社会全体の取引数を削減することが可能です。(参照:取引数最小化の原理

・需要の結合機能
メーカからの商品の供給と小売業等の需要を橋渡しして結びつけます。物流の上流から下流へ商品を流すというイメージですね。

・情報伝達機能
小売業から情報を入手し、その情報をメーカに提供します。物流の下流で情報を入手して上流に還流させるというイメージです。

・金融機能
例えば、小売業に対して、長めの支払サイトで商品を供給したとします。すると、実質的に小売業の資金繰りを助けた事となるのです。

どういう事かというと、小売業が翌月払いで商品を仕入れたとします。(この時には現金は出ていかずに、買掛金という債務になります。)

そして、小売業は日々の販売で現金を回収したします。とすると、実質的に、卸売業はお金を貸していることになりますよね?

・リスク分散機能
メーカ側の在庫リスクや、小売業側の在庫リスクを肩代わりします。

・物流機能
卸売業が物流を担います。

・アソートメント機能
小売業の望む(であろう)商品を選択して仕入れることによって、小売業の品ぞろえを支援します。

小売業の経営を様々な面から支援します。

関連用語
情報
2013年4月20日

オプトインメール

オプトインメール_001
オプトインメールとは、受信を許諾したユーザにのみに送る、広告メールのことを言います。自分が認めた人や企業からの広告メールだけを受け取るというイメージですね。

そして、メールを送る許可を取る際には、一緒にその人にとって興味がある分野を登録してもらいます。

例えば、「まんがで気軽に経営用語」がオプトインメールを送る場合、経営用語のどんなジャンルに興味があるかを皆さんに選択してもらいます。

そのうえで、マーケティングに興味があると選択してもらった人には、「絶対売れる!経営マンガのマーケティング講座」って本を勧めますし、法務を選択してくれた人には「経営マンガの、補助金を獲得して経営を良くする方法」といったセミナーの広告を出します。

(あ、ただの例ですので、上の本が欲しいとか、セミナーに出たいといった問い合わせは止めてくださいね。)

さて、なぜワザワザ受取許諾をもらう必要があるのでしょうか?「勝手に送りつけるとスパム扱いされるからだよ。」と思う人もいるかもしれませんが、スパム扱いを避ける以外の意味もあります。

というのは、自分が受け取りを許可した広告ですから読んでもらう可能性が、ただのスパムメールよりも高くなります。

また、事前に興味があるジャンルを登録してもらっていますので、読者の興味に沿った広告を配信することができます。

これらの事から、無差別に送りまくるメールよりも広告効果が高いメールであるという事ができるのです。
情報
2013年4月19日

オプトアウトメール

オプトアウトメール_001
オプトアウトメールとは、受信の許諾を取らずに、不特定多数の人に対して無差別に送りつける広告メールの事を言います。

俗にいう迷惑メールとかスパムメールというやつですね。

このオプトアウトメールは、拒否できる(オプトアウトできる)けど、拒否していない→送ってよいという発想で不特定多数に送り付けるといった広告メールです。

一応、「今後このメールを受け取りたくない人は…」みたいな文面に拒否する方法が書いてあるのですが、正直ワザワザ拒否するのも面倒ですよね。
  • 有効な広告か?
さて、このオプトアウトメールを送る事は効果的な広告になりうると思いますか?

より多くの人に広告を届けるといった効果は得られそうですが、信頼感のない人からモノを買おうと思う人は少数派だと思います。

また、拒否感や不信感を持たれると長期的にみて商売のマイナスになりかねません。

その為、基本的にはオプトアウトメールを送らない事が得策であると考えられます。

だって、経営マンガから「経営マンガがこっそり教える、大儲けセミナー」なんて広告が毎日毎日送られて来たら嫌ですよね?(少なくても私は嫌です。だから決してそんなメールを無差別に送ったりはしません。)

自分がされたら嫌なことは人にしないというのは、経営用語とか関係なしに大切なことですね。

関連用語
オプトインメール
情報
2013年4月14日

オーバーレイ広告 | 邪魔な広告なので長期的には逆効果になりかねない危険な手法です

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オーバーレイ広告とは、Webサイトの上に重なって表示される広告のことを言います。インライン広告に対する言葉となります。

みなさんも、あるWebサイトを閲覧した時に、全画面が広告となったり、スクロールしても画面についてくるような広告を見たことがあるでしょうか?

その様な広告をオーバーレイ広告というのです。
  • うっとうしい広告です
さて、Webサイトに重なって表示される広告なので、目立つのはご理解いただけると思います。ただ、「目立つけど(目立つから)邪魔!」って思う人もいますよね?

その為、やりすぎると非常に嫌われる広告の手法になってしまいます。利便性を損なうレベルで広告を表示すれば閲覧者も「こんな見にくいサイト、二度と見に来るか!」みたいな否定的な感情を持たれるかもしれません。

やりすぎて閲覧者の利便性を損なうと、長期的に見てマイナスになりますので、オーバレイ広告を出稿するのであれば適切な範囲に抑えることが大切ですね。
  • 規制の動きも
と、このような効果的ではありますが、はっきりと言えば邪魔な広告手法ですのでこのまんがのように規制の動きが出ています。

検索エンジン側も、閲覧者のためにならない(端的に言えば邪魔なので)広告手法なので、過剰にオーバーレイ広告を利用しているサイトは検索順位を下げる旨を明言しています。

これは、検索エンジンの開発者側の立場に立ってみれば、次のような事になるのを嫌がっていると考えられます。

「この検索エンジンでの検索結果なんだけど、見にくいサイトが多いなぁ」→「この検索エンジン使いにくいな」→「他の検索エンジンを使おう」

このような事になってしまっては、検索エンジンの提供業者はたまりませんので、過剰に使うと規制しますと言っているのです。

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ちら

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ぽち。あーもう、見ようとしてないのに、うっかり広告を押しちゃったわ。こういう広告の出し方をする企業の製品っていまいち信用できないのよね。あと、このサイトもこの広告が多いから見るのやめようかしら。

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こんな反応されたら、完全に逆効果ですよね…



  • ブラウザでも見えなくする動きが
2018年にはグーグルが提供しているchrome上で、基準を満たさない過剰なオーバーレイ広告を表示しない対応を取っています。

このような動きになってしまうと、何のために広告を掲載しているのかがわからなくなるため、オーバーレイ広告はあまり使われなくなるような気もします。


関連用語
検索連動型広告
ユーザーマッチ広告
コンテンツマッチ広告
情報
2013年4月12日

オーガニックリンク

オーガニックリンク
オーガニックリンクとは、外部のWebサイトから張られたリンクのうち、自然に(意図しないで)張られたものです。

オーガニックなリンク。文字通り自然なリンクといったイメージですね。自然というわけですから、全くの他人が、自分のWebサイト等で「お、この情報は有益だからリンクを張ろう」みたいに考えて、張ったリンクの事を言います。

まあ、外からはどんな動機でリンクをしたかはわかりませんから、「とりあえずリンクしておくか…」といったモノでもオーガニックリンクになりえます。

簡単に言うと、全く関係のない人が自然に張ってくれたリンクの事をオーガニックリンクというのですね。Webサイトを運営して有益な情報を発信すれば、オーガニックリンクが増える(ハズ)ですので、 有益な情報を発信していくことを心がけていきたいですね。
  • オーガニックでないリンクって?
さて、オーガニックなリンクがあるわけですから、逆に言うとオーガニックではない、人工的なリンクも当然考えられます。

というのは、インバウンドリンク(被リンク)数が多いほど、検索エンジンから見ると重要なWebサイトであると評価される(検索順位が上がる傾向がある)ためです。

その為、自分の利益のためにリンクを自作自演する人がいるのですね。

では、自作自演とはどんな行為でしょうか?例えば、自分で大量のWebサイト(ブログとか)を作ってそこから自サイトにリンクを張ると言った行為です。

このような行為が横行すると、本当に有益な情報がスパムの海に沈んでしまう為、検索エンジンは人工的なリンクを非常に嫌います。

嫌われるという事はペナルティの対象となりうるという事ですから、このようなスパム行為は行わないようにした方が良いのですね。

関連用語
アウトバウンドリンク
情報
2013年4月6日

オンラインモール

オンラインモール_001
オンラインモールとは、複数のEC(電子商取引)サイトが一つのWebサイト上に出店している形態を言います。

イメージとしては、インターネット上のショッピングセンターとか、商店街といった感じです。

つまり、そこに行けば、沢山のお店があって欲しいものが手に入る商業集積をインターネット上にも再現しようという発想なんですね。
  • 顧客側のメリット
では、顧客にとってオンラインモールがあるメリットってどのようなことでしょうか?

現在は検索エンジンが非常に強力なため、別に個別のEC(電子商取引)サイトであっても訪問することに不便はないかもしれませんよね。

でも、顧客にとってはオンラインモールに一回登録すれば個別のEC(電子商取引)サイトに情報を登録する必要はないですし、オンラインモール内のお店ならば一括で決済ができたり、ポイントを共通で使えたりといったメリットがあります。

なんだか商店街が独自で共通ポイントカード+地域通貨を作って顧客を囲い込むのと同じようなイメージですね。
  • お店側のメリット
お店側はオンラインモールに出店するためには、出店料を払ったり売り上げの数%をモール側に支払う必要が出てきます。

簡単に言うと、独自でやるよりも費用がかかるんですね。

でも、オンラインモールに出店する事には大きなメリットがあります。

というのは、オンラインモール側の決済システムが使えたり、オンラインモールの強力な集客力を活用できるというメリットです。

オンラインモールに出店するという事は、商店街にお店を出すようなイメージになるので、商店街を通るお客様が買い物客になります。(商店街にお店を出すので費用は高めです。)

その逆に、独自にECサイトを開くというのは、荒野の中にお店を出すようなものです。たまたま目の前を通るお客様はほとんどいないので自分で努力してお客様を集めてこなければなりません。

土地代がかからないので費用が安くなるけれども、整地とか(フルフィルメントを考える必要があります)には費用がかかるのでトータルで考えたときに、本当に安いかどうかは一概には言えません。

関連用語
BtoB
CtoC
BtoC
クリックアンドモルタル
経営
2013年3月18日

オペレーショナルリスク

オペレーショナルリスク_001
オペレーショナルリスクとは、業務遂行に伴って発生するリスクの事を言います。業務遂行(オペレーション)に伴うリスクという風にイメージしていただければわかりやすいと思います。

業務を遂行しているだけで発生するリスク?ちょっとイメージが付きにくいですか?それでは、企業が活動を行っている時に忍び寄るリスクについて考えてみたいと思います。

例えば、天災などの災害に襲われるリスクや、会社内部の人が法令に違反するリスク(コンプライアンス違反)、事故が起こるリスクなどです。また、従業員が単純に重大なミスをするというリスクなどもあります。

このように、普通に業務を遂行しているだけで結構なリスクにさらされていることが分かると思います。そして、たちの悪い事に、これらのリスクは、どれだけしっかりと対策を取ったとしても、完全に避けることは難しいのです。

しかし、内部統制をしっかりと行い、法令違反のリスクを最小化する事や、防災対策をしっかりと行って、災害の被害を抑えるなど、オペレーションリスクが顕在化しにくくすることは可能です。

また、実際にオペレーショナルリスクが顕在化した時(従業員が重大な作業ミスをしてしまい事故を起こしてしまった)にも迅速に対策を講じて、その被害を最小限に抑えることも可能です。

といっても、どのようなリスクがあるのかを知らなければ対策などたてられないので、自社のオペレーショナルリスクにはどのようなモノがあるのかを把握しておくことが非常に大切なのです。

つまり、「ウチの○○は絶対安全。事故など起こらないし、事故を想定すると周りに不安を与えるから、最初から考えないよ」みたいな、根拠のない安全神話を作るのではなく、「事故は起こるよ。でも被害を最小限に食い止めるために予め考えられる全てのリスクを洗い出して、被害が広がらないように全力を尽くすよ。」という態度を取る事が大切だという事です。

関連用語
経営
2012年10月25日

オープン戦略

オープン戦略_001
オープン戦略とは、他社に自社技術を公開し、他社と協力しながら自社製品や互換性のある他社製品を事実上の標準(デファクトスタンダード)とすることを狙う戦略の事を言います。

このオープン戦略の特徴としては、自社内の経営資源だけではなく、外部の経営資源を有効に利用しつつ、製品の開発を行っていく点です。

このような事から、基本的に企業内部の資源を用いるクローズド戦略と比較して迅速に開発を行う事ができますし、開発した製品の普及も進むことが考えられます。

このまんがでは、新しいお弁当の容器を関係する業者が集まって作り上げようとしています。このように、外部の経営資源も利用して製品開発を行うようなアプローチをオープン戦略と言います。 
マーケティング
2012年7月18日

オープン価格

オープン価格_001
オープン価格とは、メーカー側が販売する商品の希望小売価格を定めないことを言います。

このオープン価格を採用する場合、メーカ側は出荷価格のみを決定します。そして、小売店がいくらで販売するかは小売店側に任せるといったわけです。

このオープン価格は消費者にとっては、二重価格を避けて(希望小売価格で販売した実績がないのに、そこから○割引きと言われても…という事ですね。)わかりやすくなるというメリットがあるらしいです。(もっとも、そのお店が安いか高いかの判断をしにくくなるという面はありますが)

メーカ側としては、希望小売価格10万円の製品を5万円で販売されると、安売りされているとのイメージが付きやすいので、ブランドイメージを損なう恐れがあります。しかし、オープン価格ならば、もともとの希望小売価格が存在しないため、安売りされているというイメージが付きにくいという事がメリットです。

このまんがでは希望小売価格を付けても、結局安売りされてしまうため、そもそもそのような価格は付けずにオープン価格で販売しようとしています。

その結果、安売りのイメージがつかなかったようで、ある程度の価格を維持できているようです。

このオープン価格は、どうせ安くされちゃうんだから、そもそも希望小売価格を付けないという発想もあると思います。 

関連用語
建値制 
組織論
2011年11月25日

オハイオ研究

オハイオ研究_001
オハイオ研究とは、行動理論の一つでリーダーの行動を「構造づくり」と「配慮」というた二軸で分類したものです。

①構造づくりとは、仕事自体に関心を示し、組織が確実な成果をあげられるように組織のインフラを整える事や組織構造を明確にすることをより重視する行動パターンです。

イメージとしては、組織のルールや組織構造を定める事に注力し能率的に仕事を行えるようにするリーダーといった感じです。論理重視のリーダーということもできます。

②配慮とはメンバーに関心を示しより良い人間関係を維持、構築できるようにすることを重視する行動パターンです。

イメージとしては、組織内部の信頼感や人間関係を重視する人間味のあふれるリーダーといった感じです。こちらは、感情重視のリーダーということもできます。

一般に、配慮型のリーダーは部下に好かれ、構造づくり型のリーダは部下にあまり好かれないと言われています。

今回のまんがでは、1コマ目2コマ目のリーダーは「配慮型」のリーダーということができます。それに対して、3コマ目のリーダーは「構造づくり型」のリーダーということができます。
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