ビックカツ
ビックカツ。ある世代の人たちには特別な響きを持つお菓子ではないでしょか?『酢だこさん太郎』などとともに、学校帰りや遊びに行ったときに、お小遣いで買った事がある人も多いと思います。どうも『菓道』という会社が製造販売しているみたいですね。

さて、この『ビックカツ』 という懐かしい言葉を聞いて気になった事があったので、経営用語的に考えてみたいと思います。(フランスで人気No1の駄菓子との情報をぼんやりとテレビを見ていたら小耳にはさんだので書いて見たくなりました。)
  • 定番
さて、この『ビックカツ』というのは『酢だこさん太郎』などとともに、定番中の定番に当たります。つまり、「駄菓子屋を営むならこれを置かないと始まらないでしょ?」位の位置づけになるのですね。

そして、このような定番品を陳列する棚を定番棚と呼びます。

このような商品は、別に「ビックカツ入荷しました!」などと大きなPOPを出して訴求しなくとも地味ながら着実に売れていくようなものです。その為、定番品としてお店の中でしっかりとした位置を確保することができるのですね。

さらに、もともとの単価が安いといった事も影響するかもしれませんが、筆者はこの『ビックカツ』が値引き販売されているのを見たことがありません。

しっかりと定価販売できる商品であるというのもこのビックカツの強みになっているのだと思います。
  • ついで買いが促される
更に、レジの横などに置いてあれば(駄菓子屋ならお会計する場所の下の棚とかに置いてあれば)ついつい、買ってしまうといった商品でもあります。こういう、計画をせずに衝動的に購入するような事を非計画購買というのですが、このビックカツといったお菓子は非計画購買で購入されるケースが多いと考えられます。

というのは、「あービックカツが欲しい!」といった風に考えてお店に行く人はあまり考えられないからです。(とはいえ筆者は明日ビックカツを購入すると思います。ビックカツというキーワードへの接触回数が増えてザイオンス効果が生じているのでしょう。)

ビックカツ。明日買って食べようと思います。
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