
ランチェスターの法則とは、戦争における理論で「第一法則」と「第二法則」の2つの法則からなっています。そして、現在では戦争における理論のみならず経営についての理論としても活用されています。
第一法則はいわゆる『一騎打ち』のような状況を念頭に置いた法則で、例えばAチームの8人とBチームの5人が戦ったら、Aチームは勝つけれども、相手であるBチームの人数5人分ぐらいの損害が出る(つまり3人残る)といった法則のことを言います。
8人と5人が戦ったら8人の方が勝つけど、5人ほど犠牲が出ると言われると直感的に納得できるイメージですよね。
これに対し第二法則は『集団戦』を念頭に置いた法則となります。この場合も上記と同じ例で、例えばAチームの8人とBチームの5人が戦ったとします。
この場合においてもAチームが勝という事は変わらないのですが、結果は大きく異なってきます。第二法則に従うと、戦力の差は投入する戦略の2乗の差になると言われているので、Aチームは6人以上残るといった結果になります。
関連用語
ランチェスター戦略
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