線引小切手
線引小切手とは、小切手の表面に二本の平行になる線を引いた小切手のことを言い、銀行口座経由でのみお金が支払われる小切手の事です。横線小切手とも呼ばれます。

通常の小切手は、持っている人(拾った人や盗んだ人であっても)が金融機関に持ち込めば換金できることとなっています。これに対し、線引小切手を現金化するためには、自分の銀行口座への入金が必須とされるので、防犯効果を発揮すると言われています。

自分の銀行口座を経由しなければ現金化できないのであれば、不正な方法で小切手を入手した人が自分の銀行口座を経由して現金化しにくいですよね?

仮に現金化されたとしても、「小切手を現金化したのはだれだ?」という情報が銀行側に残りますので、事件となった際には、明確な証拠を残してしまう事になるわけです。
  • 小切手を受け取ったら線を引くこと
さて、このような効果がある線引小切手ですが、通常の小切手を受け取ってしまった場合はどうなるでしょうか?

現金化するまで「線引小切手じゃないから防犯上非常に心配だ…」という風におびえて暮らさないといけないのでしょうか?これじゃあ、先日付小切手を通常の小切手としてもらったら最悪ですよね?

でも、大丈夫です。簡単に線引小切手にする方法があるのです。それは、小切手の表面に平行に二本の線を引く、斜めの二本の線の間に「BANK」もしくは「銀行渡り」とすればよいのです。(一般線引小切手になります)

このように簡単にできますので、小切手を受け取ったら必ず線を引いてくださいね。
  • それでも心配な人に
「銀行口座経由でなければ現金化できないというだけでは心配だ」という人もいると思います。

そういった人は、先ほどの線引小切手の二本の平行線の間に特定の金融機関名を明記してください。

例えば、「三井住友銀行」と書いてしまえば、「みずほ銀行」や「りそな銀行」では現金化できなくなるのです。(こちらは特定線引小切手となります。)
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