ディスクローズ
ディスクロージャとは利害関係者(ステークホルダー)に対して様々な情報を開示することを言います。

このディスクロージャは、企業が行う情報公開の総称ですが、狭義では証券取引法等で定められているディスクロージャという制度もあります。いずれにしても利害関係者に対して情報公開を行うという意味合いの言葉となります。
  • 制度として開示される情報
さて、なんらかの制度が定められるとき、それには目的があります。そして、ディスクロージャが制度として定められているのには、投資家が正しい判断をする事ができるような情報を提供するためといった目的があります。

だって、正しい情報が提供されていない市場でモノを売り買いしたいなんて思わないですもんね。(こういった市場の比喩としてアカロフのレモン市場というものがあります。)
 
このような状況を避け、市場が健全に動くために必要な情報を提供させましょうというのがディスクロージャ制度の目的となります。もちろんそういった目的なので、開示される情報の範囲や内容、時期などがしっかりと決められています。
  • 制度外(任意)に開示される情報
制度として行われるディスクロージャ以外にも、任意の情報を自主的に開示していくといった事が行われます。

身近な例としては投資家に対する情報公開であるIRです。こちらは積極的に情報を開示していくことによって「自社は信頼に値する会社ですよ。投資する価値がありますよ」といった情報を発信していくイメージとなります。
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