評価替資本
評価替資本とは、企業が保有している資産を評価替えすることによって発生する、自己資本の増加部分の事を言います。

例えば、取得原価が100万円分の資産を持っていたとします。貸借対照表上はそのままでずっと計上していたのですが、評価替えをする必要が出てきたとします。

この際、現在の時価では500万円になるとすると、差額の400万円が資本金の評価益となります。そしてこの評価替えによって発生した自己資本の増加分を評価替資本とするという考え方があるのです。

この場合、株主が「商売の元手を出すよ」といって出資するようなケースではなく(払込資本)もともとあった資産の評価額が変わって、結果として純資産の部分が増えるというイメージですね。

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