社内公募制とは、あるプロジェクトなどを実施する際に、自社内で参加者を公募して募るような仕組みのことを言います。
文字通り、社内で公募する制度なのですね。
さて、このような制度があると誰が得をするのでしょうか?言い換えると、誰のための制度として設計されているのでしょう?
だって、ワザワザ制度を作って運用しているわけですから何らかの効果がないとやらないですよね?
- 働く人と、会社のため
まず、従業員にとっては、このような制度があると、『前から参加して見たかったプロジェクト』に参加できる可能性が出てきます。
このように限定的ではあっても、異動の自由があるとすればモチベーションの向上に役立つと考えられます。
これは、ジョブローテーションの名のもとに会社の(人事部の)考えた育成計画に従って人事異動させられるのと、自分のやりたいプロジェクトを選べる事を比較すればなんとなくわかりますよね?
また、自らのキャリアプランに従った異動が(ある程度は)可能となる為、長く同じ会社で勤務する事にもつながります。
そして、従業員のモチベーションが改善すれば企業側にとっても、恩恵が生まれてくると考えられます。
但し、この社内公募制のみが運用されている場合、募集していないプロジェクトへの参加はなかなか難しくなるため、社内FA制ほどの従業員の自由度はありません。
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