棚卸減耗_001
棚卸減耗とは、棚卸を実施した際に、帳簿上で把握している分の在庫と、実際に存在している在庫との差のことを言います。

このように書くと、「ちゃんと在庫を管理していないから、数量に差が出るんじゃないの?」なんて考える人もいるかもしれません。

しかし、棚卸減耗が起こるのはある意味正常の事という事ができます。

例えば、帳簿上の数で100個アンパンがあったとしても、『盗まれてしまったり!』、売り物に適さなくなって廃棄した際に帳簿に付け忘れたり、他にもさまざまな理由で帳簿上の在庫数量と実際の在庫数量には食い違いが出てしまいます。

そして、差異が出るのがある意味正常なのであれば、その際は売上原価に参入してしまうのは合理的な考え方であるとされています。(通常の在庫管理を行っていても防げないのであれば、商売を営む上での必要経費ですよね?)

但し、この棚卸減耗の発生理由が通常の在庫管理を行っていて避けられないような原因であるのなら、売上原価とはなりえません。

(例えば、火災や強盗が入って商品を根こそぎ盗まれたようなケースは売上原価にはなりません。)

このような場合は、損益計算書上では特別損失と表示されます。
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