覆面介入_001
覆面介入とは、外国為替市場において政府や中央銀行が秘密裏に為替介入を行う事を言います。為替介入を秘密で(覆面を付けて)行うといったイメージの言葉ですね。

さて、なぜ為替介入などワザワザするのでしょうか?「市場が決める事なんだから、いちいち介入する必要などないではないか。」と考える人もいると思います。

しかし、為替の急激な変動はあまり好ましくないと考えられており、市場に任せておくとしばしば行き過ぎた水準に為替相場が動いてしまうといった事があるのです。

そのため、しばしば、様々な国の政府や中央銀行が為替市場に介入するといった事が行われています。
  • 覆面介入と覆面でない介入
「覆面介入があるのなら、覆面をしないで(公表して)介入することもあるの?」と考える方がいると思います。

例えば、政府や中央銀行が為替市場へ介入をした場合、「さっき、介入しましたよ。」といった感じで、介入の事実を公表するようなケースですね。この場合、公表しているので覆面介入ではありませんね。

これに対して、介入した事実を伏せて置くといった事を覆面介入というのです。このまんがのように、なんだかよく分からないけど相場が動いたといったイメージになります。
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