トレーサビリティ_001
トレーサビリティとは、食料品などが流通していく過程で、「この食材がどこから来てどこへ行くのか」を追跡できるような仕組みのことを言います。英語ではtraceabilityと表記され、和訳は「追跡可能性」となります。

追跡可能性という言葉がこの用語の意味を端的に示していますが、食材をどこから来てどこへ行くのか、追跡できるようにしておくという意味合いですね。

『どこから来て』とは、どこで作られた食材で、『どこへ行くのか?』とは消費されたり廃棄されるまで追跡するという意味です。

このように、最初から最後までどのように扱われるのかを追跡しましょうという言葉です。
  • 何故追跡するの?
さて、なぜワザワザ食材がどこから来てどこへ行くのかを追跡する必要があるのでしょうか?

これは、遺伝子組み換え技術で生み出された食品や狂牛病の発生など、食の安全というキーワードが脚光を浴びて、「お店に並んでるものなんだから安心じゃないの?」と思えなくなった人が増えたためです。

もちろん、トレーサビリティを確保するためにはコストがかかります。

そのため、「トレーサビリティなんてコストがかかって大変だ…」と捉えることもできます。

逆に、「食の安全に関心を持つ消費者が増えたこの機会に、トレーサビリティを確保して消費者に訴求しよう」と捉える事もできます。

同じ外部環境の変化であっても、捉え方によっては機会であり、脅威にもなりうるのですね。
事業を営むのに必要な情報
姉妹サイトとして開業や創業、事業経営に大切な情報をコンサル目線でまとめてみました。