エルダー制度_001
エルダー制度とは、先輩社員が後輩(しばしば新入社員)を一対一で面倒を見ていくような制度のことを言います。

日本語に直すと、先輩制度といった感じの言葉なので、何とも体育会系のイメージとなります。しかし、別に先輩がいるのは体育会系の世界だけではないですし、いつでも相談できるような先輩がいるのは教育訓練といった視点からも有益なものです。

このエルダー制度を指導を受ける側から見るならば、会社に入って、会社内の状況がよく分からない時に、先輩が、一対一でOJTを施してくれ、また会社に蓄積された暗黙知を伝えてくれます。

また、先輩が組織に溶け込みやすくなるように配慮してくれれば、人間関係が苦手であったとしても、不安感少なく仕事をすることができます。

逆に、指導する側にとっても、新人を責任を持って指導するというプロセスを通じて、自分の持っている知識や経験を客観視できるようになる。また、指導経験を積むことによって管理職になるための経験を積んでいくといった効果も期待できます。

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