相対取引_001
相対取引(「あいたいとりひき」と読みます。)とは、市場を通さないで当事者間で1対1で取引を行う方法のことを言います。
 
取引相手と直接取引を行うわけですから、どういった方法で売買をするのか、いくらで取引をするのかを自由に決めることができます。

イメージとしては、「市場価格は○△円ですが、こういった条件なら、この資産を○○円で売りますよ。」という人に対して「じゃあ買いますよ。」といった感じで相対の取引が成立するという感じです。
  • どのような場合に相対取引を行うの?
株式市場に上場している株などでは市場で取引をすることができます。それではなぜワザワザ相対で取引をするのでしょうか?

相対取引で、カウンターパーティーリスクを取るわけですから、それなりのメリットがある必要がありますよね。

それは、相対取引をすれば株価の変動を抑えられるといったメリットがあるためです。まず、この相対取引は市場を通さない当事者同士での取引となります。
    そのため、大量に株式等を売買しても市場価格に影響を与えずに済みます。

    例えば、ある会社の発行済み株式を大量に手に入れたいと考えたとします。このような場合、市場を通して買い集めようとするとどんどん株価が上がっていってしまい、結局いくらあれば買収できるのかが分かりません。

    しかし、市場外で相対取引で買い集めれば株価の上昇は考えずに株式を集めることができます。(もっとも、本当に大量に買い集めようとした場合TOBを行う必要があります。)

    また、取引市場が無いような非上場企業の株式であったり、債券や外国為替証拠金取(FX)などは相対取引が主になっています。(FXには取引所もあります。)
    事業を営むのに必要な情報
    姉妹サイトとして開業や創業、事業経営に大切な情報をコンサル目線でまとめてみました。