オーバーレイ広告とは、Webサイトの上に重なって表示される広告のことを言います。インライン広告に対する言葉となります。
みなさんも、あるWebサイトを閲覧した時に、全画面が広告となったり、スクロールしても画面についてくるような広告を見たことがあるでしょうか?
その様な広告をオーバーレイ広告というのです。
- うっとうしい広告です
さて、Webサイトに重なって表示される広告なので、目立つのはご理解いただけると思います。ただ、「目立つけど(目立つから)邪魔!」って思う人もいますよね?
その為、やりすぎると非常に嫌われる広告の手法になってしまいます。利便性を損なうレベルで広告を表示すれば閲覧者も「こんな見にくいサイト、二度と見に来るか!」みたいな否定的な感情を持たれるかもしれません。
やりすぎて閲覧者の利便性を損なうと、長期的に見てマイナスになりますので、オーバレイ広告を出稿するのであれば適切な範囲に抑えることが大切ですね。
関連用語
検索連動型広告
ユーザーマッチ広告
コンテンツマッチ広告
やりすぎて閲覧者の利便性を損なうと、長期的に見てマイナスになりますので、オーバレイ広告を出稿するのであれば適切な範囲に抑えることが大切ですね。
- 規制の動きも
と、このような効果的ではありますが、はっきりと言えば邪魔な広告手法ですのでこのまんがのように規制の動きが出ています。
検索エンジン側も、閲覧者のためにならない(端的に言えば邪魔なので)広告手法なので、過剰にオーバーレイ広告を利用しているサイトは検索順位を下げる旨を明言しています。
これは、検索エンジンの開発者側の立場に立ってみれば、次のような事になるのを嫌がっていると考えられます。
「この検索エンジンでの検索結果なんだけど、見にくいサイトが多いなぁ」→「この検索エンジン使いにくいな」→「他の検索エンジンを使おう」
このような事になってしまっては、検索エンジンの提供業者はたまりませんので、過剰に使うと規制しますと言っているのです。
ちら
ぽち。あーもう、見ようとしてないのに、うっかり広告を押しちゃったわ。こういう広告の出し方をする企業の製品っていまいち信用できないのよね。あと、このサイトもこの広告が多いから見るのやめようかしら。
こんな反応されたら、完全に逆効果ですよね…
- ブラウザでも見えなくする動きが
2018年にはグーグルが提供しているchrome上で、基準を満たさない過剰なオーバーレイ広告を表示しない対応を取っています。
このような動きになってしまうと、何のために広告を掲載しているのかがわからなくなるため、オーバーレイ広告はあまり使われなくなるような気もします。
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検索連動型広告
ユーザーマッチ広告
コンテンツマッチ広告
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