オンラインモール_001
オンラインモールとは、複数のEC(電子商取引)サイトが一つのWebサイト上に出店している形態を言います。

イメージとしては、インターネット上のショッピングセンターとか、商店街といった感じです。

つまり、そこに行けば、沢山のお店があって欲しいものが手に入る商業集積をインターネット上にも再現しようという発想なんですね。
  • 顧客側のメリット
では、顧客にとってオンラインモールがあるメリットってどのようなことでしょうか?

現在は検索エンジンが非常に強力なため、別に個別のEC(電子商取引)サイトであっても訪問することに不便はないかもしれませんよね。

でも、顧客にとってはオンラインモールに一回登録すれば個別のEC(電子商取引)サイトに情報を登録する必要はないですし、オンラインモール内のお店ならば一括で決済ができたり、ポイントを共通で使えたりといったメリットがあります。

なんだか商店街が独自で共通ポイントカード+地域通貨を作って顧客を囲い込むのと同じようなイメージですね。
  • お店側のメリット
お店側はオンラインモールに出店するためには、出店料を払ったり売り上げの数%をモール側に支払う必要が出てきます。

簡単に言うと、独自でやるよりも費用がかかるんですね。

でも、オンラインモールに出店する事には大きなメリットがあります。

というのは、オンラインモール側の決済システムが使えたり、オンラインモールの強力な集客力を活用できるというメリットです。

オンラインモールに出店するという事は、商店街にお店を出すようなイメージになるので、商店街を通るお客様が買い物客になります。(商店街にお店を出すので費用は高めです。)

その逆に、独自にECサイトを開くというのは、荒野の中にお店を出すようなものです。たまたま目の前を通るお客様はほとんどいないので自分で努力してお客様を集めてこなければなりません。

土地代がかからないので費用が安くなるけれども、整地とか(フルフィルメントを考える必要があります)には費用がかかるのでトータルで考えたときに、本当に安いかどうかは一概には言えません。

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