
デシル分析とは、すべてのお客様を購入金額ベースで十等分して、等分された各単位ごとに売上高の構成比を見るという分析手法です。
デシル分析のデシルとは十分の一という意味で、小学校とかで習った「デシリットル」のデシ(十分の一リットル)と同じ意味です。
つまり、全体を十分の一に区切って分析しましょうって手法なのですね。
さて、売上高の8割は2割の顧客によってもたらされるというパレートの法則という法則があります。この法則は、顧客は平等ではないという事を言っている法則なのです。(すごくたくさん買ってくれる顧客と、滅多に購入しない顧客では、顧客としての重要性に差がありますよね?)
そして、このデシル分析を行えば、どの顧客層がどれだけ貢献しているのかがわかります。その為、貢献度に応じてサービスの程度を変えるといった施策が可能となるのです。
例えば、デシル分析の結果、上位1割の顧客が全体の8割の売上高を上げている事がわかったとします。
その場合、上位1割の顧客が離反したら(買ってくれなくなったら)大変ですから、顧客ロイヤルティをさらに高めるため、重点的に手厚いサービスを行うといった意思決定が考えられます。
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