ブレスト_001
ブレストとは、アイディアを出す方法の一つで、小集団で自由にアイディアを出し合う事によって新しいアイディアを生み出そうとする方法のことを言います。ブレインストーミングとも言われます。

ただ、「自由にアイディアを出してね」なんて言われても、そんなに簡単にアイディアなんて出せませんよね。だって、「こんなことを言って、馬鹿にされたらどうしよう…」とか思ったら萎縮してしまって、なかなかアイディアを出すのが怖くなってしまったりします。

そこで、ブレストを行う時には、いくつかのお約束を作ってみんなでそれを守ろうとするのです。

それは、


1.批判禁止

2.自由に思いついたことを発表する

3.とにかく大量のアイディアを出す

4.他人のアイディアに乗っかる事を歓迎する

といったお約束です。

批判されないし、自由にアイディアを出すことを歓迎される場だったら引っ込み思案な人でも安心してアイディアを出せますよね?

それに、他人のアイディアに乗っかる事も推奨されているなら、「Aさんが言っているアイディアとBさんのアイディアを組み合わせたらもっとよくない?」みたいな発言も出てくると思います。

例えば、このまんがのように学園祭の模擬店で何を提供するかを考える場合を見てみたいと思います。

みんな自由に好き勝手に言っていますよね。この自由に好き勝手言える雰囲気を作ることがとても大切なのです。

そして、自由な議論から最終的には「タコ焼きを串に刺して提供する」みたいなことになりました。このような発想が生まれるのがブレストの効果なのです。
  • ブレストと相性のいい手法
ブレストを行う際、KJ法という手法を組み合わせて実施するケースもあります。今回の例では「タコ焼きを串にさす」といった風になんとなくアイディアがまとまりました。

しかし、ブレストはアイディアを出す方法であるため、通常は沢山のアイディアが出ますが、成果物としてまとまるとは限りません。

そこで、ブレストで沢山出したアイディアをKJ法という手法を用いて整理・分類しまとめるという事が行われるのです。
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